ガイアドライバー
がいあどらいばー
概要
ミュージアムの幹部達がドーパントに変身するのに使う専用のベルト。
仮面ライダーシリーズ始まって以来初となる、怪人に変身するための専用装着式ベルトである。(例外として怪人の姿を借りるカリスラウザーも存在するが)
園咲家の人たちが使っている最上位ランクのガイアメモリであるゴールドメモリはかなり毒性が強く、一般人ならば生体コネクタを介しても死亡する程である為、幹部達はこのベルトを経由してメモリの毒素を濾過して純粋な力だけを体内に取り込んでいる。
実際にこのベルトはかなり毒性を低くしているらしく、園咲の人間にはあまり副作用は見られない。
ただしそれでも完全にゼロにしているわけではなく、園咲のメンバーが使っているゴールドメモリクラスになると変身者の適性が低い場合はこのベルトを使っても毒素に肉体を蝕まれていく。作中ではナスカメモリの力の増大に適性が追いついていなかった霧彦はドライバーを使用しているにもかかわらず、何度も使用しているうちに徐々に肉体が副作用に耐えきれなくなっていった。
また、井坂深紅郎の考えによると直挿しに比べてメモリの力を100%引き出すことはできないらしい。
このため、彼はドライバーの使用を嫌っており、彼が園咲若菜に渡したガイアドライバーも見た目はそのままだが、直挿しと同じ状態となるように調整されている。
後述の通り、作中に登場したガイアドライバーは全てTV本編終了時点で破壊・消滅して失われている。
『風都探偵』では変身解除するほどに大ダメージを受けると、安全装置が作動して再変身を妨げる機能があることが判明。装着者自身の体力が十分に回復しない限り再変身できない仕様となっている。
派生型
翔太郎たちが仮面ライダーへの変身に使っている「次世代型ドライバー」はこれをさらに発展させて開発された後継機にあたるものである。
風都探偵ではさらに昭和ライダーの変身ベルトを意識したようなデザインをした新型のドライバーである「ガイアドライバーrex」が登場している。
使用者
園咲琉兵衛→テラー・ドーパント(第46話でサイクロンジョーカーエクストリームにドライバーごとメモリブレイクされた)
園咲冴子→タブー・ドーパント(第38話でミックにドライバーを破壊された)
園咲若菜→クレイドール・ドーパント(第26話で井坂にドライバーを改造される。そして第46話でガイアゲートの暴走に巻き込まれてメモリごとドライバーも消滅した模様)
園咲霧彦→ナスカ・ドーパント(第18話で冴子の攻撃でドライバーは破壊されたと思われる。ナスカメモリは彼女に回収されている)
ミック→スミロドン・ドーパント(第45話でWCMにドライバーごとメモリブレイクされた)
加頭順→ユートピア・ドーパント(第48話でサイクロンジョーカーエクストリームにドライバーごとメモリブレイクされた)
余談
加頭が使用している物のみ外見が異なっており(rexに近いような見た目になっている)、公式の仮面ライダー図鑑でも両方の画像が載っているが、特に理由は触れられておらず詳細は不明。彼のメモリとガイアドライバーは財団Xのスポンサー特権によるものである為、それが関係しているのだろうか。