概要
ビッチはビッチでもいろいろなビッチがいるが間抜けかつ陰険でどれほど努力しても報われず、自分自身を堂々巡りしてばかりいてそれ故、他人に対して卑しい心立てを働いては失敗したりして散々な目に合う者。男性キャラみたいに下衆ったらしく闇らしき酷い目に合う色がこれっぽちもないのが本来女性キャラとして当たり前だが、どちらかと言うと三流悪役系にそこそこながらそういうディスられる目に合う者もいるのが普通の女性キャラとは大きく違う特徴。しかし、されど愛すべきバカと呼べるほどの了見や思いやりを持つ者も少なくなく根はいい奴も多い。
更に卑しくてものすごい性悪かつ粗暴で反省の色もなく、常に怒りや罵倒を買うにも拘らず誰も逆らえないくらい高飛車かつ傲慢で心が全く洗練されてない、汚いなどものすごく性格が悪い故、アンチの対象になることは言うまでもないキャラクターもいるし完全無欠である様な者もいる。
尚、後者では金持ちどころかダークヒロイン、更には淫乱にふしだらなどの悪女的扱いが根強く、ほとんど物凄い黒い印象ばかりである。
あと、ビッチ=性的にだらしがないというイメージがあるかもしれないが、別にそうとは限らなかったりもする。
クソビッチキャラクター一部紹介
(女王様系に◎、お嬢様系に〇、三流悪役に★)
ドロンジョ(ヤッターマン)※タイムボカンシリーズの三悪の女子リーダー達◎★
アニメや漫画作品においてクソビッチの代名詞。とにかくドクロストーンを手に入れるが目的で手段を択ばずインチキ商売を行うなどして大量に費用をせしめるわ、それで造り上げたメカでヤッターマンのガンちゃんやアイちゃんにこてんぱんにのされておしおき三輪車に乗って逃げてはドクロベエにお仕置きされるわ、他に卑しい心立てを行う上でも結婚詐欺にアイちゃんに卑しく振舞う上でも浅ましい振る舞いをしてまで意地を張ったりして費用を稼ぐわ意地汚いにもほどがあるキャラクター。当然ドクロベエを初めとする幾多の連中からそこそこながらディスられる始末である。
ライカ(宇宙家族カールビンソン)★
あさりよしとお作品の代表作こと宇宙家族カールビンソンのサブヒロインの一人であり、三流悪役系とは言うものの本来ワルとは言い難く、大阪府民等の都会人(特にオバハン)みたく陰険で浅ましく警察の厄介スレスレな程度。ベルカの同僚であって戦績がひどいとかなどの理由で本人にさんざん八つ当たりしてはのされるなどしてそれ故、彼女を逆恨みをしては散々な目に合う。コロナみたいな女の子もドジをしたからとはいえやはり手をあげるなど、おとうさんがライカの前にのしかかるなどして踏みつぶされる…などえらい目に幾度もなく合うもののネバーギブアップと言わんばかりに他の住民に迷惑をかけてはやはり周囲からディスられる。言わばベルカに対する復讐なら他人の巻き添えも厭わない浅ましい輩でもある。でも、外見は粗暴ながら根は優しいクソビッチ。
(まあ漫画のキャラクターだし、次の話にでもなれば他人との関係はすぐ丸くはなるのでけっして救いもないほどいい所が一つもないわけではない。
ラビニア・ハーバート(小公女セーラ)〇
(画像左)CV:山田栄子
小公女セーラに登場するアメリカの石油王の娘であり、超お嬢様的ポジションのキャラクター。典型的なクソビッチキャラの代名詞でありよくアニメ視聴者から怒りや反感を買ったことで知られるキャラクター。代表生徒の座を奪われた恨みもあり、取り巻きを使ってセーラとベッキーたちに酷いいじめを繰り返していた。だがセーラに対して愛憎の感情があって容赦ないいじめをしてきたのではないかという意見も多い。自身の誕生日の際セーラにプレゼントをおねだりして本人が所持していたぬいぐるみのエミリーをそしるような口をきいてまでそれをねだってはねちねち責め立てるわ、ハロウィンパーティーの際、船の占いゲームでセーラの船に下から穴をあけて本人に差し出して遊ぶ(但し自身が負けてしまう)等の卑しい心立てに走るなど本音の黒さが窺えることで有名である。最終話でセーラがダイヤモンド鉱山の遺産相続人になると素直に思い切って和解したのが救いではある。
岩下京子(行け!稲中卓球部)◎
CV:上原さくら
行け!稲中卓球部のヒロインであり竹田とは幼馴染でやたら偏見やら反発しあうところも少々伴っては後に正式に本人の彼女になる…。一応卓球部のマネージャーではあるがタバコはもちろんの事、ゲームボーイや前野たちをこき使う他、中学生なのに高校生だと年をごまかしてアルバイトをするなど好き勝手なことをやらかす上、男性キャラみたいに下衆ったらしく闇らしき酷い目に合う色がこれっぽちもなく、もはや天下無敵(!?)と言わんばかりにケンカやらスポーツも得意でやたら怖いものなしの性格。その上勉強も家庭教師が務まる程の成績を誇る優等生でもはや容姿端麗かつほぼ完全無欠な立場のキャラクター。まぁ、読者には本人を嫌う立場の人もまあいるにはいるがほぼあらゆる生徒や先生からも素晴らしい立場であり生徒から大勢のファンが出来るが故、ラブレターも相次いで送られるものの読まずに捨てていてそっけないわがままな性分であり、先ほど述べた生徒には卓球部では木之下以外は全員身勝手な所を指摘したり、少々おちょくる(此方は竹田も対象外)一面も否めない模様。先生からは柴崎みたいな顧問教師やその他学校社会の衛生さを優先したい先生からはやはり批判されてはいるが完全無欠な傾向を評価する生徒や先生もやはり少なくはない模様。
ローズマリー・アップルフィールド(明日のナージャ)〇
CV:宍戸留美
明日のナージャのサブヒロインに部位するキャラクターであり、ナージャとは腐れ縁であって幼い頃からプリンセスとなることを強く夢見ており、幼い頃はナージャとプリンセスとその従者のごっこ遊びをしていた。スペインではメイドとして惨めな下働きの日々を送りながらもナージャとの再会を喜ぶが、後にナージャが自分の思い描くプリンセス(貴族の娘)であることを知ってからは、激しい嫉妬と黒い欲望が轟くようになり、そして願いを叶えるためなら周りの人間を傷つけることも陥れることも厭わない性悪な悪女へと変貌する。
ヘルマンと組み、メイド時代とは見違えるほどの狡猾さでナージャになりすまし、彼女を苦しめ、自身がプリンセスに成り代わろうと画策していた。その後ヘルマンが破滅し、自身が偽者であることが発覚した際には、追い出される前に自分から屋敷を出て行くことを宣言し、最後はナージャに全てを返して自分の夢を掴み取るために旅立った。最後まで開き直った態度を取り続け、ナージャとは和解には至らなかった。
お嬢様系とは言えど姿形のみであり、見栄が強調されてるかのような立場である…。
イライザ・ラガン(キャンディ♥キャンディ)〇
縦ロールの美人なお嬢様である。然し、アニメ版では、主人公のキャンディを、最後まで手を変え品を変えいじめ抜き、ありとあらゆる汚い手口で陥れ続けたヒールである。
作中最も温厚な人物であるステアに「すさまじい子」と言わしめるほどの超攻撃的な性格で、嫉妬深くとにかく意地が悪いが原作版よりアニメ版の方が非常に性格が悪く、目つきが悪い。そもそも超がつくお嬢様の性格がなぜこんなにも歪んでいるのかが謎なのだが、周囲の男どもがみんな自分を嫌っているとか、惚れた男がキャンディに夢中になるとか男関係で不満がいろいろある様子である。残念な美人でもある…。
1970年代以降の日本の漫画・アニメ界隈にも多大な影響をおよぼしたヒールで、作中で一切改心しなかったことからも、かつては「いじめっ子」の代名詞的存在であったが、上流家庭の人や同性と上手く馴染んだり、間抜けな一面や変顔も多いなど人間味がある。原作版では、下流家庭の人に対して、見下していたがキャンディ以外の下流家庭出身者をあまり苛めなかった。
関連項目
山田栄子…クソビッチ系を演ずることが多い声優