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無冠の帝王の編集履歴

2022-11-24 20:18:53 バージョン

無冠の帝王

むかんのていおう

「王者と呼ぶべき実力がありながらも、力量や活躍に見合った賞やタイトルには縁がない」人物や団体を指す言葉。

概要

本来は「特別地位肩書きは持っていないが、それに相当する実質的な実力を持っている人」という意味。

「決して権力に屈しず、世論味方に戦う」という意味で、新聞記者やジャーナリストが自称することもあるが、現在では専ら「相応の実力がありながらも、それに見合った賞やタイトルと縁がない」人物や団体を指す言葉として使用されている。

無冠の帝王

おもにスポーツ競技に携わる人物チームに使用される俗称

帝王」と呼ぶに相応しいような実力を持っているにもかかわらず、大きな競技会などで、その実力に見合ったタイトルを獲得していなかったり、記録に残るような実績を持たない事を指す。

「無冠の帝王」と呼ばれた人物

架空の人物


実在の人物・団体 ※返上した人物・団体は太文字。


  • 清原和博…2000安打に加え、歴代8人しか達成していない500本塁打を達成したものの、首位打者・ホームラン王・打点王の打者3大タイトルと年間MVPには縁がなく、最多出塁率2回、最多勝利打点1回のタイトルしか獲得していない。なお新人王を獲得している他、月間MVP、ベストナインやゴールデングラブ賞には何度も選出されている。
  • 松原誠…名球会会員でただ一人打者3大タイトルはおろかベストナインやゴールデングラブ賞も選ばれたことがなく、唯一の表彰は1975年のオールスターゲームMVP。
  • ナイジェル・マンセル…1992年にF1ワールドチャンピオンを獲得し返上。
  • レオナルド・ディカプリオ…2016年にアカデミー賞を獲得しこのあだ名を返上した。
  • 稀勢の里…平成29年(2017年)初場所で幕内最高優勝及び横綱昇進を果たし返上。
  • マイク・ベルナルド…WBF世界ヘビー級王座などの実績がありながら、K-1四天王で唯一K-1 WORLD GPを制することができなかった。
  • 村上春樹…実は芥川賞を受賞したことがない。近年は毎年のようにノーベル文学賞の候補に挙げられるが、未だ受賞には至らず。ただしデビュー作『風の歌を聴け』が群像新人文学賞を受賞したのを皮切りに、16もの賞を獲得している。
  • ケビン・シュワンツ…1993年にWGP500ccクラス年間チャンピオンを獲得し返上。
  • 川崎フロンターレ…2017年にJリーグ優勝を果たし返上。
  • セレッソ大阪…2017年にルヴァンカップ優勝を果たし返上。
  • ヴィッセル神戸…2019年に天皇杯優勝を果たし返上。
  • 森下卓…将棋棋士九段。A級10期も在籍しタイトル戦に6回挑戦したが、獲得経験なし。
  • 木村一基…将棋棋士九段。A級4期在籍でタイトル戦に6回挑戦しながらも一度も獲得できなかったが、2019年に豊島将之から王位のタイトルを奪取し返上。史上最年長46歳での初タイトル獲得となった。
  • 豊島将之…将棋棋士九段。タイトル戦に5回挑戦しながらも、獲得できなかったが、2018年に羽生善治から棋聖位を奪取し、ついに返上。その後、王位・名人のタイトルを奪取。その後将棋界を牽引する存在となった。
  • 宇野昌磨…2019年に四大陸選手権優勝を果たし返上。
  • 畑健二郎…漫画家。ハヤテのごとく!を十年以上連載、同作、それが声優!トニカクカワイイがアニメ化されているが実は漫画家の受賞歴は2022年現在まで無い。
  • 山口百恵…1970年代および昭和期を代表する伝説の女性歌手。知名度・売り上げ共に申し分ないが、当時音楽界の権威であった「日本レコード大賞」の受賞実績がない。
  • 笑い飯…漫才師。9年連続で決勝進出し、2010年のラストイヤーに悲願の王者となった。

関連タグ

 帝王 無冠の五将

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