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堂馬利信の編集履歴

2023-01-06 00:17:31 バージョン

堂馬利信

どうまとしのぶ

ヒューマンバグ大学に登場する悪徳政治家。


概要

ヒューマンバグ大学の伊集院茂夫シリーズに登場した政治家。出自が旧華族というのも相まって極めて傲慢かつ強欲な性格をしている。病的な血統主義でプライドが異様に高く、少しでも汚点になりそうな事を握っている相手は積極的に殺しで処理する度が過ぎた潔癖症、癇癪持ちとも言える悪辣な人物。伊集院茂夫流川隆雄天羽桂司工藤清志小峠華太須永陽咲也はその所業に怒り狂っている。

自らの家族含めて他者のことを自分の手駒としかみなしていない腐れ外道で、数々の悪事に手を染めている悪事をしている自覚もしくは罪悪感がない。その上常軌を逸した厚顔無恥であり、ヤクザを異常に毛嫌いする潔癖な性格にもかかわらず自分は同じく裏社会の人間である半グレを使った殺しを日常的に行う(本人の選民思想丸出しの戯言から察するに、ヤクザは反社会存在というゴミでありながら流儀や美学と言った身分不相応な高尚なものを有していて言う事を聞かず、反面半グレは反社会のゴミらしく金さえ払えば嬉々として服従するからだと思われる。どのみち下衆の理論であるが)。

登場は前述の伊集院茂夫シリーズである2022年5月14日付の動画以外に、回想シーンのみだが2022年5月1日付の動画(佐竹博文)、2022年5月21日付の動画(小峠華太)でも姿を見せている。例によってそれぞれの作画が違うため、同一人物ながら動画間で外見の印象が大きく異なっている。

これらの動画の中では3つの事件について言及されていたため、以降ではそれぞれの事件について記していく。


作中で言及された3つの事件

財務次官暗殺事件

堂馬が伊集院茂夫に裁かれる原因となった事件。

もともと自身の利権のために破格の値段で国有地を買い上げたものの、その汚職が露呈しそうになったため、口封じのために部下にあたる財務次官だった馬場博光という人物を(恐らく金で雇った半グレに)暗殺させ、さらに馬場に自身の汚職の濡れ衣まで着せた。

その後、事件の真相を知った馬場の妻が汚職の真実を世間に公表しようとしていることを知り、ヒットマンを向かわせたが、赤髪の男に助けられた為未遂に終わった。

その後、「凄い記者」と呼ばれている男性の紹介で馬場の妻から伊集院茂夫に彼を殺すよう依頼があり、今回の話につながった。


伊集院一族暗殺事件

こちらの事件には直接的に関与していたわけではないが、明治時代から代々伊集院家とは仲が悪く嫌がらせを行い、伊集院父に咎められ逆上したこともあり、事件の真相について少しだけ把握していた模様。

彼によると、当時力を増していた伊集院家を目障りに思った政界の重鎮たちが伊集院家を潰すために起こした事件であり、実行犯こそ不明だが黒幕は御前という人物であるとのことらしい。


実の娘と元ヤクザ殺害事件

2022年5月1日付の佐竹3周年記念動画が事の発端となった。元天羽組構成員の廣島と駆け落ちした実の娘を「一族の恥」して家族諸共に抹殺しようとして殺し屋を送り込み、その報復として天羽組からも狙われていた事が伍代の調査で明らかになっていた(それ以前に天羽組は彼に土地関連で煮え湯を飲まされていた)。実際に伊集院が堂馬を捕らえに乗り込んだ際には既に小峠と須永が堂馬の粛清に駆り出されていた(伊集院によって結局その任務を奪われたものの、須永は「堂間に地獄を見せるなら」と了承した)。

実の娘と元ヤクザは放火魔によって焼殺され、堂馬は実の娘となんの罪もない男もプライドと私利私欲のためだけに手にかけたのであった。しかし、赤子は工藤とたまたま大型商業施設に買い物に来ていただけの男によって守られ、放火魔は工藤によって粛清された。


政界にはびこる外道の最期

濡れ衣を着せられ殺害された馬場は、日頃から手帳を記載する癖があった事から数々の汚職を記載した手帳を書斎に保管しており、手帳を発見した妻が伊集院に渡し、伍代に託した事により全国の情報屋を通してSNSなどでリークされてスキャンダルに晒される事になる。この混乱に乗じて伊集院と流川は堂馬の身柄を確保すべく邸宅に侵入し、護衛の半グレは伊集院に一瞬でK.Oされ、捕らえられた堂馬はK国で行われているという冷凍拷問を受けることになる。もっとも、いつものように今回も伊集院による改良が加えられており、彼の場合は凍傷にかかった身体にムチで打撃を与えられ、裂傷と其処から滲み出た血が凍り付くという、より苦しいものを受ける羽目になった。


そして、最後には「不都合なものがバレたくないから殺した」という馬場の口封じをした時に使った言い訳を伊集院から皮肉を込めて言い返され、さらに35発のむち打ちを食らい、凍傷や低体温症で死亡した。しかもほぼ最後の最後まで今回の拷問は「伊集院による家族皆殺しに対する復讐」と思い込んだままで、伊集院からは「貴様如きに私怨などない」「復讐するつもりならばとっくの昔に殺している」「そんなもん(家族を皆殺しにされた件)、どうでもいいんだよ」と吐き捨てられており、良心や義侠心などとは全く無縁どころか唾棄して生きてきた人間であった。


関係者

家族

  • 堂馬の令嬢(仮称) ×

後述した元天羽組構成員の廣島と恋仲になるも父である堂馬利信に結婚を反対されていたが、妊娠を機に廣島と駆け落ちした。しかし、この行為で堂馬が癇癪を起こし殺し屋に命を狙われてしまう。廣島の助けもあって子どもを隠すことには成功したものの、娘本人は殺し屋から逃げきれずに命を落としてしまう。


  • 赤ん坊(仮称)

廣島と堂馬の娘の間に生まれた子どもであり、(一応)堂馬利信の孫。まだ生まれて間もない赤ん坊だが、堂馬利信に命を狙われる。結果的に両親を失ってしまったものの、佐竹が必死で守ってくれたおかげで本人は生き延びることができた。事件後は天羽組に引き取られ、工藤らの手で大切に育てられている模様。


天羽組

  • 廣島 ×

かつて天羽組に所属していた男。堂馬の令嬢と恋仲になるもなかなか結婚を承諾してもらえず、ついには堂馬の娘とともに駆け落ちした。しかし、その行為が堂馬の逆鱗に触れたことで派遣された殺し屋から妻と子を守るために時間を稼ぐも、結果的には命を奪われてしまう。


天羽組が誇る武闘派極道で、ドスで敵の腹を掻ッ捌く元プロボクサーの生ける伝説。堂馬利信本人と対面したわけではないが、彼が廣島夫婦暗殺のために派遣した殺し屋と対峙し、殺し屋の腹を掻ッ捌いて絶命させた。


いずれも天羽組の誇る武闘派極道。堂馬利信を粛清するため堂馬邸に侵入するも、途中で伊集院茂夫と出くわし、急遽堂馬が雇った半グレにターゲットを変更した。もちろん半グレたちは全員粛清された。


裏社会関係者

裏社会で恐れられている拷問ソムリエ。堂馬利信らが関与した伊集院一族暗殺事件唯一の生存者であり、個人的に堂馬を恨んでいるものの、自身のポリシーに従ってあえて復讐せず放置していた。しかし、財務次官暗殺事件の関係者からの依頼を受けて堂馬利信の粛正に乗り出し、彼に冷凍拷問で苦痛を与えながら絶命させた。


堂馬利信が廣島夫婦とその子どもを暗殺するために送り込んだ刺客。目的だった廣島夫婦の暗殺には成功したが、その息子(赤ん坊)の暗殺には失敗し、最期は工藤に腹を掻ッ捌かれて絶命した。


  • 堂馬に雇われた半グレたち ×(全員)

堂馬利信と手を組んでいた半グレ。堂馬邸に侵入した小峠・須永を殺そうと襲い掛かるも返り討ちに遭い、全員粛清された。堂馬の所業を把握した上で尻尾を振る仁義外れなので当然小峠と須永にはキレられている。


政財界

伊集院一族暗殺事件の黒幕とされる正体不明の人物。「政財界の禁忌」とも言える権力者であり、某アサシンギルドとのつながりも示唆されている。

なお、堂馬は御前が関与していた伊集院一族暗殺に加担したものの、彼の顔は知らない模様。


テレビに出演するほど有名な旧華族家系の大物政治家だが、その正体は何の罪もない人間(大鳥曰く愚民)を誘拐しては殺し合いをさせて楽しんでいた外道。更に娘の性格がマトモであった堂馬とは違ってこちらの馬鹿息子は半グレでありその性根は父親同様に腐敗しているため(被害者の被害状況もあり)堂馬よりもタチが悪い存在と言えるであろう。

伊集院一族暗殺事件にも一枚噛んでおり、堂馬からの要請に応じて伊集院家暗殺のための多額の資金提供をしたり、暗殺事件を闇に葬り去るために唯一生存した伊集院茂夫に対して何度も殺し屋を差し向けたりした模様。


  • 馬場博光 ×

財務次官だった真面目な政治家だが、堂馬利信の汚職を隠ぺいするために殺害され、挙句には汚職の罪まで擦り付けられてしまう。


  • 馬場の妻

馬場博光の妻。堂馬利信の汚職を世間に公表しようと動いていたところヒットマン(首にタトゥーがある者)に殺されかけるが、紅林二郎に助けられる。その後、凄腕の記者経由で伊集院茂夫の存在を知り、彼に夫の復讐を依頼した。


モデル

「不正経理の口封じで無実の人間が死ぬこととなった」「不正経理の内容が土地の価格に関わるもの」「被害者の手記からことの次第が発覚した」「冤罪で遺族にマスゴミカチコミ同然の不当な追求を得意げに行った」ことから森友学園、そこから被害者のモデルは赤木俊夫氏と考えられる。


余談

後に小峠シリーズの敵キャラクターである浅倉潤の父親が邪悪な主張を他人に押し付ける極悪政治家という堂馬とほぼ同じような外道だと発覚。サツの腐敗が著しいヒューマンバグ世界だが政治家の腐敗も深刻である。


関連タグ

伊集院茂夫の拷問日記 ヒューマンバグ大学

吐き気を催す邪悪 癇癪 政治家 毒親 無能


鞍馬伊瑠美:同じく常軌を逸した血統主義思想を娘に押し付ける毒親。従うわけが無い娘に逆ギレして犯罪に走ったところも共通しているが鞍馬は暴行罪とサイバー攻撃であり殺人教唆まで働いた堂馬よりは現状は罪が軽い。

ドドリア:同じく死に際に過去に起きた悲劇を話して情けをかけようと試みるも失敗し、殺害された人物繋がり。

ヨブ・トリューニヒト:完全上位版。堂馬と同じく、自身以外の他人を見下しており、支持してくれる大衆をゴミクズ程度しか思っていない。ただ、彼の場合はずば抜けた政治手腕と芸術的な証拠隠滅能力、凄まじいまでの悪運の持ち主である為、癇癪を起こす度に殺し屋を送り込むくらいしか出来ない堂馬とは比べ物にならない。

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