「その絆はとうに『切れて』います。 我が心はすべてハイプリス様の下に」
「ちっ……その友情への幻想が、私たちを苦しめるんだ!」
「やはり、その絆は断ち切るしかない! 我らは、所詮、孤独でしかないのだから……!」
※この記事にはネタバレ情報を含んでいます。 |
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プロフィール
概要
アプリゲーム『きららファンタジア』の第2部『断ち切られし絆』から登場する人物。
ハイプリスに仕えるリアリストの幹部「真実の手」の一人であり、彼女の「右腕」として君臨する。「右手」の異名を持つ。
左半分の白髪と右半分の黒髪の二色髪、両耳にイヤリング、太陽と月の髪飾りをした少女で、褐色の肌で、水着のような恰好と透明なマント、両腕にそれぞれ異なるグローブをしている。
主要人物の一人であるため第2部OPムービーで登場しており、ハイプリスとウツカイと共に映るシーンとけいおん!の平沢唯と戦うシーンがある。
出番も住良木うつつに次いで非常に多く、全ての章に登場しており、きららの宿敵として立ち塞がる。
人物
冷徹で寡黙な性格。
敵に対しては容赦しないが、仲間に対しては寛大な一面もある。
主君のハイプリスが認める右腕で、彼女の側近として振る舞っている。その関係は部下というより“友人”とすらいえる。
ハイプリスの命令は絶対的で忠実に従う。その忠誠心は極めて高く、外伝イベントでハイプリスが改心した際にもあっさりと受け入れている。
そのため、サンストーンの場合は聖典やクリエメイトに対する憎悪はないと思われ、あくまでハイプリスの命令を最優先としている。
また、サンストーンには他の真実の手達とは違ってナイトメアウツカイは憑りつかれていない(ある一名には別の強力なウツカイが憑りつかれているが)。
絆や繋がりに対しては「人を縛る鎖」と誰よりも否定しており、クリエメイトのパスを躊躇なく切っている。
これは、後述の能力や外伝イベントで「パスを切る能力」を保有するが故に簡単に壊せてしまうことに失望したからである。
ハイプリスに執着し右腕になることを渇望しているロベリアからは実力を認めながらも一方的に嫌われている。しかし、サンストーンは「アレは、あなた(ハイプリス)に認められることだけが存在意義ですから」「自らの存在意義を他者に依存するなど、惰弱……」と(いつも通りの絆否定ではあるが)見下しているものの、ロベリア個人としては特に嫌ってはおらず、彼女の策略について高く評価していた。ただ、毎日靴紐が切れるように呪っているロベリアに対して、本人は「最近よく靴紐が切れると思った」と呪いに対しては困っている様子で、ルームアクションから解呪する方法を探していた。
……とはいえサンストーンもまたハイプリスを敬愛していることから、うつつからはロベリアと合わせて「好き好き同盟」と称されている。「そんな俗っぽい言い方をするな」
それ以外の真実の手達にも面倒良く見ていた。しかし、リコリスに対しては駄々をこねてハイプリスを困らせたり、ヒナゲシに対する理不尽な体罰には流石に難色を示している(リコリスの過去の事情を知っているため、嫌っていない)。
ハイプリスの発言、その能力の類似点から主人公・きららとは深い関係があるようで、サンストーン曰くその絆は既に「切れて」いると述べているようだが…?
能力
- パスの感知
人と人の絆などの繋がりを「パス」と呼称しており、きららと同じく感知することができる。
そして感知したパスを、パスを切る能力で糸を断ち切っている。
- パスを切る能力
サンストーン最大の能力。パスを切られた人はお互いに記憶から抹消され完全に他人と同じようになる。
切られた本人の周りにも影響を与えており、桃がリリスとどう知り合ったのかは覚えてなく、リゼとシャロの関係がココアと出会う前の憧れでやたら遠い関係性になったりなどしている。
また、パスを切る能力はサンストーンでしかできないため、他の真実の手に「クリエメイトを捕まえて自分の元に連れてこい」と命令している。
パスを切る能力と禁呪「リアライフ」とは相性が良く、パスを切られた人はリアライフで容易く絶望に墜ちやすくなる(ある1名を除く)。
また、人と人との絆だけでなく、人と「その人物が愛用していた物」との繋がりまで切れることができると6章で判明した一方で、うつつのパスを切ることはできないことが7章で判明した。
あまりにもえげつないせいか、パスを繋ぎ直す能力を保有するきららからは怒りを見せている。
戦闘
初戦闘は第2部4章31節。武器は月と太陽を合わせたような特徴的な装飾の施された黄金の棟と黒い刃の刀。属性は陽。攻撃は全て物理で統一されている。
当初は暁光の名を冠する技のみを使用していたが、2部8章2節からは落日と白夜の名を冠する技を使用するようになる。「夜が明ける頃に差す日の光」を意味する暁光から「沈みゆく太陽」を意味する落日、「日の出前、日没後のかなり長い時間にわたって薄明が続く現象」を指す白夜へと変わり、また暁光に戻ってくるという流れは朝昼夜の太陽の運行と合致しており、サンストーンの名に相応しい構成になっている。
2部8章に入ってからようやく本領を発揮し始めたということだろうか?
使用した技
- 暁光【絶】
2部4章31節、2部7章17節、2部7章19節、2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用するチャージ技。敵単体に物理の大ダメージを与える。暁光の構えを使用した後のチャージ技として使用する。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 落日【絶】
2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用するチャージ技。敵単体に物理の特殊ダメージを与える。落日の構えを使用した後のチャージ技として使用する。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 白夜【絶】
2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用するチャージ技。敵単体に物理の大ダメージを与え、敵単体に10%の確率で孤立を付与する。白夜の構えを使用した後のチャージ技として使用する。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 振り抜き
2部4章31節、2部7章17節、2部7章19節、2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与える。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 暁光の構え
2部4章31節、2部7章17節、2部7章19節、2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。自身に1回だけ攻撃を完全カットするバリアを張り、自身に5ターンの間だけクイックドロウを付与する。
- 暁光【一刃】
2部4章31節、2部7章17節、2部7章19節、2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、自身のATKを4ターンの間だ特大アップする。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 暁光【二襲】
2部4章31節、2部7章17節、2部7章19節、2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、自身のLUKを3ターンの間だけ大アップする。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 暁光【三破】
2部4章31節、2部7章17節、2部7章19節、2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、自身のクリティカル時ダメージを2ターンの間だけ中アップする。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 暁光【四撃】
2部4章31節、2部7章17節、2部7章19節、2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、自身の物理攻撃を一度だけ小アップする。2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節では次のチャージ技を使用した時に落日の構えを使用する。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 落日の構え
2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。自身に1回だけ攻撃を完全カットするバリアを張り、自身に5ターンの間だけクイックドロウを付与する。
- 落日【一刃】
2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、スタンゲージに10%のダメージを与える。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 落日【二襲】
2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、スタンゲージに20%のダメージを与える。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 落日【三破】
2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、スタンゲージに40%のダメージを与える。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 落日【四撃】
2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、スタンゲージに70%のダメージを与える。次のチャージ技を使用した時に白夜の構えを使用する。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 白夜の構え
2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。自身に1回だけ攻撃を完全カットするバリアを張り、自身に5ターンの間だけクイックドロウを付与する。
- 白夜【一刃】
2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、敵単体のDEFを4ターンの間だけ大ダウンする。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 白夜【二襲】
2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、敵単体の陽耐性を3ターンの間だけ大ダウンする。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 白夜【三破】
2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、敵単体の狙われやすさを2ターンの間だけ中アップする。ナイトの目標を優先的に狙う。
- 白夜【四撃】
2部8章2節、2部8章30節、2部8章【試練】撫子のスクロールを求めて、2部最終章4節で使用する通常技。敵単体に物理の小ダメージを与え、敵単体の状態異常抵抗率を1ターンの間だけダウンする。ナイトの目標を優先的に狙う。次のチャージ技を使用した時に暁光の構えを使用する。ナイトの目標を優先的に狙う。
物語での動向
メインシナリオ第2部『断ち切られし絆』
プロローグ『新たな旅、謎の女の子』
エトワリアの世界に住良木うつつがやってきた事と、ウツカイにうつつを捕えるように命令をしている。ハイプリスは手こずるようなら「真実の手」を呼び戻す必要があるに対して、真実の手は必要なく私1人でも十分と返しているが、ハイプリスからは「信頼してるからこそ、他に頼みたい仕事もある」と返され、納得する。
1章『まちカドまおう』
ヒナゲシに捕まえられたシャミ子のパスを断ち切り、ハイプリスのリアライフの力によってシャミ子は絶望のクリエを生み出す魔王シャドウミストレスへと変貌させた。その後はハイプリスと共にヒナゲシの暗躍を見守っている。
2章『頼りはボディーガード?』
スイセンと共にヒナゲシに絶望のクリエを溜め込んだ結晶を送り届ける事と手伝いをしている。
送り届けた後はヒナゲシが捕まえて絶望に染まったスクライブ達をスイセンと共に転送準備をするために地下牢へ向かった。
スクライブ達の転送後はメディアの確保に失敗したヒナゲシと一緒に撤退しようとした時にきららから止められる。
その時のきららからは思い出せないものの胸が痛く涙が勝手に出るほど。
サンストーンも気まずいのがスイセンを足止めにし、自身はヒナゲシと共に撤退した。
3章『げいじゅつのみやこ』
キサラギのパスを断ち切っている。
また、他のクリエメイトのパスを切るために芸術の都に向かう準備をしていたが、その間にきらら達によってクリエタンクを解放された事によってGA芸術科アートデザインクラスのクリエメイト達は元の世界へと帰って行った。
なお、帰る前にリアライフが解けたキサラギの似顔絵によってサンストーンがパスを切る能力を保有していることをきらら達に知られることになった。
4章『うつつはひとりぼっち』
きらら達に敗北したロベリアが女神ソラの神殿に連れて行かれそうになった時に助けに行く。
この時のきららも涙が勝手に出てしまうが、本人は「鬱陶しい」と言葉を出す。
その際にうつつの「クリエメイトのパスを切ったり、きららの事を苦しめるあんたはなんなの!」と勇気ある行動に免じてサンストーンは答える。
その答えは絆など不要でクリエメイトのパスを断ち切り、そして自分自身の絆を断ち切った。
その自分自身の絆の切った相手はきららで、その次に──……
「それも、今日、完璧に断ち切る。 ……さよなら、姉さん」
サンストーンは完全に絆を断ち切るためにきららを襲うが、わからないけどサンストーンにだけは負けちゃいけない気がすると、きららは抵抗する。
きららは「姉さんってどういうことなの」と問いかけられるも、サンストーンは答える必要はないと一蹴。
そしてロベリアが簡易転移陣を完成し、次はうつつをもらうと宣言し、ロベリアと共に撤退した。
5章『ご注文はゲリラですか?』
ココアの聖典に詳しかったヒナゲシの指示でココアのパスを迂遠なやり方で、シャロ、千夜、リゼの順を絆を切り、最終的にココアの一番大切なチノの絆を断ち切り、本拠地に戻っていった。
6章『はじまらなかったものがたり』
きららに捕捉される前に放課後ティータイム全員と唯が愛用しているギー太のパスを断ち切っている。
次なる目的である“七賢者全ての聖典の繋がりを断ち切る”準備をしている事をカルダモンに聞かれてしまい、それに気づいたサンストーンはカルダモンと聖典の繋がりを断ち切ろうとするが、彼女の足の速さに敵わず逃げられてしまう。
カルダモンに逃げられた件をハイプリスに謝罪するが、特に叱責されることはなかった(ハイプリス曰く、カルダモンに追いつく事ができるのはスズランだけ)。
……そして全ての真実の手が揃い自体、七賢者襲撃作戦が始まろうとしていた。
7章『連鎖する悪夢』
真実の手が揃い、写本の街を襲撃している。
スズランによる転移装置の細工によってバラバラにされた七賢者を襲撃し、カルダモンのパスを断ち切ろうとするが、きららがカルダモンを庇い、そのままきららのパスを断ち切る。その後はセサミやカルダモン、ハッカと七賢者が3人いたことから不利と判断し、後退する。
しばらくは様子を見ていたが、きららとうつつの間にあるパスだけは何故か切ることができず、うつつの活躍によってきららのパスが復活を許してしまう。
スズランの夢幻魔法とエニシダの呪いの歌で、ダチュラの毒を喰らって倒れた七賢者4人を悪夢を見せていたが、きらら達によってシュガーを悪夢から解放されたことによって再出撃する。
ソルトの夢ではスズラン、カルダモンの夢ではロベリアと組んできらら達と戦うが、撃退されてしまい、悪夢から解放されてしまった(ジンジャーの夢では襲撃しなかった)。
結果として七賢者襲撃作戦は失敗に終わり、ロベリアとスズランと共に撤退することになった。
8章『旅の終わりは近づいて』
かおすや仲間(7章の会話から恐らくヒナゲシやリコリス、スイセンと思われる)がソラの神殿で拉致したソラ、アルシーヴのパスを断ち切っている。
きららが自分の悩みの話している最中に乱入し、二度と余計なことを考えられなくするためにきららのパスを断ち切ろうとするが、横から入ってきたランプに邪魔をされてしまう。
ランプにあるきららとの間のパスを断ち切ることは成功し、ハイプリスから女神候補生を連れてくるように命じられていたことからランプを辺境の大神殿へ連れて帰る。
辺境の大神殿ではかおすがきららによってパスを戻された際にハイプリスから再びかおすから
絶望のクリエを絞りとるために呼ばれきらら達を襲うものの、劣勢になりピンチに陥るが、ロベリアが盾になってくれたおかげで難を逃れる。
そして、ハイプリスと共に奥にある転移装置を使ってソラの神殿へ向かう。
最終章『終わってから始まる物語』
ソラの神殿の最上層部できらら達とかおす、編沢がやってきた際に不意打ちできららのパスを断ち切ろうとするも失敗する。
ハイプリスがうつつの正体を喋り、その正体を聞いたうつつが絶望して能力の暴走によって巨大な黒い剣を発現し、聖典の世界とエトワリアの絆を断ち切るために巨大な黒い剣を手にしようときららと対峙する。
きらら達やかおす、編沢がうつつを慰めたことによってうつつが希望を見出し、絶望のクリエが白く輝きだし、そしてきららに流れ込んだことによって第2部衣装へと変わる。
きらら「これ以上、絆を断たせない……!」
サンストーン「黙れッ! 絆も繋がりもいらない! それは人を縛る鎖だ!」
きらら「違います! どんなに嫌がっても…… 全ての人は、誰かのおかげで生きてるんです!」
きらら「拒絶さえしなければ、本当の孤独なんてない!」
その後、きららがうつつとの繋がりを求めて絆がより強力になったことによって、巨大な黒い剣は砕け散り、その衝撃によってサンストーンは言の葉の樹から落ちてしまった。
ハイプリスが敗北しリアリストが壊滅して数日後、ランプの口から行方不明になっているようだ。
行方不明に何をやっていたかは後述のキャラクターシナリオ『何よりも大事な存在』でわかる。
外伝イベント『リアリストたちの未来』
ハイプリスが神殿に捕まったことを知り神殿へ向かう。
神殿の前にハイプリスとうつつ、メディアと対面し、ハイプリスからは聖典の世界を断つことを諦めて、これから真実の手達をナイトメアウツカイから解放すると言われ、サンストーンはハイプリスの意見を受け入れ、同行する。
真実の手を解放する度にうつつからはきららについて聞かれていたが、最初は無視していたが、シュガーやソルト、ヒナゲシやリコリスの関係をみて揺らいでしまう。
全ての真実の手達を解放した後はハイプリスが「真実の手達が新たな道を歩き始めた事だし、次は君が歩き始める番だ」と言われ、きららに会うことを決める。
そして、ハイプリス達が旅立つ1日前にサンストーンはきららについて話す。
「ああ、きらら。 私は……私はお前の実の妹だ」
過去にサンストーンはパスを切る能力を持つが故に簡単に壊せてしまう絆に失望して、ある日きららとのパスを切って旅に出たと告げる。
きららからは両親について問われるが、サンストーン自身もまた両親について何も覚えておらず、気づけば自分ときららだけだったという。
きらら達やそれぞれの道を歩み始めた真実の手達を見て、もう一度絆を信じてもいいと思ったサンストーンはきららに対して結び直してほしいと頼み、きららは承諾する。
そして2人の間のパスが復活し、一緒に歌を歌ったり、おやつを食べたりと小さい頃はずっと一緒だった。
サンストーンは今までのことを謝罪し、きららは妹に会えた事を喜んでいた。
きららからは両親について絆が復活しても何も思い出せず、サンストーンはきららと両親には手を出してはいないから別の要因と捉える。
そして、妹に会えてうれしいと言うきららに明日には辺境の地へ旅立つと言うサンストーン。きららからは一緒にはいられないの?と言われるが、サンストーンは「今の私にとってハイプリス様は今の大切な人で友人だ。 姉さんもランプ達と別れろと言われたら寂しいだろう?」と返し、きららはサンストーンが決めたなら応援することに決め、時々手紙を書くことにした。
「大丈夫、どこにいても絆は続く。 私たちは姉妹なのだから……」
旅立ちの日にハイプリスとスズランと共に辺境の地へ旅立っていった。
イベントシナリオ
『歩き続ける君のために』
最後の最後でまさかの登場を果たす。時系列はうつつがエトワリアに来る前の話。
ハイプリスがプロトタイプウツカイを使ってきららによってコールされた学園生活部に取り憑かせるも、絶望のクリエを回収する事ができなかった。実はコールされたクリエメイトでは意味がないのだ。
そしてハイプリスがオーダーを使用することを決め、サンストーンはどんなことがあったとしてもハイプリスの御心のままに居るとし、共に聖典世界の破壊を誓い合った。
キャラクターシナリオ
『何よりも大事な存在』
最終章~外伝イベントの間のシナリオ。
言の葉の樹から落ちてしまい、普通なら命を落としてもおかしくなかったが、木の枝がクッションになってくれたおかげで命拾いする。
長い時間気を失っていた様で、この状況から察するにハイプリスの目的は成し遂げられなかったと思い、大事な時にまで最後までお傍にいられなかったことに申し訳なく思っていた。
今からでもハイプリスのために何かやろうとしていた途中にサンストーンを心配になったきららが必死に探している。
その様子を見たサンストーンは複雑な感情を持ちながらも優先すべきはハイプリスと思っていた。
うつつはきららに「神殿に報告して、ついでにハイプリスの事が気になる」「きららが倒れたら、みんなも心配しちゃう」と言って、きららはサンストーンを心配しながらもうつつの意見を同調し、サンストーンが無事ならハイプリスの所に駆け寄ってくるかもしれないとして神殿に向かった。
そしてサンストーンは木の枝から降りて、ハイプリスのお傍にいるために神殿へ向かうことにした。
『結び直されていく絆』
外伝イベントの旅立ちの日からしばらく日が経ったシナリオ。
ハイプリスからきららからの手紙が来ていると受け取る。その内容は「里の人達と神殿の人達と楽しく過ごし、今度の大きなイベントの後にはしばらくのんびりできそうだから1回会いに行ってもいいかな?」と書いてあった。
サンストーンはハイプリスに内容を教え、ハイプリスは「きららには1度招きたいと思い、歓迎する」と言われ、手紙の返事を書くことにした。
「姉さんへ
返事ありがとう。 こちらに来てくれるなら嬉しい。
姉さんとこんなふうにやりとりできるなんて……。
やりとりした手紙の数が少しずつ増えていって…… 切れた絆が結び直されていくみたいだ。
姉さんと会えるのを、楽しみにしている」
プレイアブル化
★5サンストーン【第2部/期間限定】
2022年10月12日にハイプリスとエニシダと共にプレイアブル化として実装された。
職業はせんしで属性は敵対峙と異なりまさかの月属性。
とっておきのスキルは「自身」の物理攻撃が一度だけ特大アップと「敵単体」に月属性の超特大ダメージを与える「黎明【絶】」。
その他のスキルは「敵単体」に月属性の特大ダメージと「自身」の月・陽属性の耐性を一定ターン大アップさせる「黎明【一刃】」、「自身」のクリティカル率が一定ターン大アップとクリティカル時ダメージが一定ターン中アップ、そして「自身」にこりつを付与させる「黎明の構え」を使用する。
守りを特化したきららに対してサンストーンの場合は攻撃を特化しており、カレンを上回るほどの攻撃性を誇っている。
また、黎明は「夜明け・明け方」を意味する。
余談
- きららとの関係
前述の通り、サンストーンはきららの実の妹である事が判明した。
またきららとは毎日が楽しい事ばかりではなかったようで、クリエメイトコミュの台詞からきららのツンツーン好きは嫌な思い出があったらしい。
ただ、ルームアクションの「ツンツーン? 特別好きというわけでもないがどうした?」の台詞から特に嫌いではない様子が窺える。
- 名前の由来
他の真実の手が毒性のある花を由来しているのに対して、彼女は名前通りに宝石「サンストーン」……と、石を由来した名前である。
きららもまた同じく石を由来した鉱物「雲母」で、雲母の英語ではマイカと呼ばれており、それを内包された“マイカサンストーン”という希少な宝石が存在する。
- 伝説の召喚魔法『コール』
コールを使うにはパスの感知が必要不可欠だが、サンストーンはパスを感じられるので使用できると思われる。
……もっとも本人的にクリエメイトを今まで苦しませたうえに、きららとは反対の立場と主張していることから使用することはないと思われる。
前述通り第2部OPムービーで唯と戦うシーンがあることから、メインシナリオで関わるのでは?と期待されていた。
しかし、実際は6章でパスを切ったと明言はしているものの、この2人が一緒にいるシーンは一切なかった。
ちなみに第1部OPムービーで九条カレンとジンジャーが戦うシーンがあり、この2人はメインシナリオ第1部5章で大きく関わっていた。
きららファンタジアではとっておきを発動する時にきららジャンプをする演出があるが、サンストーンは「なぜお前たちはいつも飛ぶんだ?」ときららジャンプに対しての疑問的な発言をする。
……尤もこの後のサンストーンはゲームの仕様上、割とノリノリとジャンプしている。
- 声優
声優は大橋彩香女史であり、代表作に『アイドルマスターシンデレラガールズ』の島村卯月、『アイカツ!』の紫吹蘭、『BanG Dream!』の山吹沙綾などがある。特に卯月とは名前関係で対照的になり(サンストーンは『サン=太陽』、卯月は『月』が入っている)、沙綾に至っては姉妹関係で対照的になる(サンストーンは前述したように、きららの妹であるが、沙綾は弟と妹を持つ姉の設定を持つ)。
- サマーフェスタ2022
サンストーン役の大橋彩香女史が出演し、このリアルイベントの朗読にサンストーンが登場している。本編のシリアスと比べると比較的にコミカル寄りに描かれている。
道中にきららとランプと遭遇し、増援でも呼ばれたら面倒と思いきらら達の前から逃げようとするが、きららによって手を掴まれてしまい、雨で崖を崩れて落下してしまう。
サンストーンは記憶喪失になってしまい、「姉さんはどこ?」って発言し、きららが「姉さんは私だよ」と返される(ランプはその会話に困惑していた)。
記憶喪失のままだと可哀想だと思いきらら達によって里に連れていかれ、家族ごっこをやらされてしまう。
うつつがパパ役で、メディアがママ役と認識している一方で、ランプは他人扱いしていた(ランプ本人はきららの幼馴染と主張しているが)。
後に記憶を取り戻しクリエメイト達を内部から崩そうと思っていたが、里を騒ぎになる上にハイプリスの計画に支障が出ると判断してやめている。
里から離れようとするが、記憶を取り戻したことに感づいたきららが追ってきて、きららが「あなたは私の妹なの?」と言われるが、いつも通りに「それ以上、何も言うことはない」と一蹴にする。
そして、サンストーンは「助けてくれたのは感謝するが、それも今回だけだ 次に会った時は容赦はしない」と言い、きららもまた「私もあなた達の計画を止める」と言われ、朗読は終了した。
きららが「お父さんやお母さんを知っているの?」の発言に対して溜息しながら何も返せなかったり(前述の外伝イベントで判明するが)、記憶喪失時に「姉さんはどこ?」と焦るような言動が見られた。
関連タグ
リアリスト
リーダー
真実の手
ヒナゲシ リコリス スズラン ロベリア スイセン エニシダ ダチュラ
魔物