基礎データ
進化
タマンチュラ→ワナイダー(レベル15)
概要
『ポケモンSV』から初登場したむしポケモンで、本作における序盤虫のポジションに該当する。
糸玉のような進化前から、凧糸巻きのような姿へと変わった。眼も前面二つの眼がスコープのように大きくなりキリッとした白目になった他、顔の左右にも複数の目が張り出している。どことなく戦隊モノの悪役を思わせる顔つきで、スリムな体格も相まって虫というよりはロボットのような雰囲気。
隠密行動に特化しており、糸で木々や葉っぱ、天井などに音もなく張り付き獲物を仕留めることが可能。更に自身の巣にネバネバした高い粘着性を誇る糸を張り巡らせ、巣に入ってきた獲物を罠に嵌める。
ゲーム中では樹木に張り付いて待ち伏せする様子や、進化前から天敵だったストライクと縄張り争いをする様子が確認できる。
蜘蛛ポケモンでは初の8本脚ではあるが、普段は脚を2本ずつ束ねているため一見すると四本脚に見える。戦闘時には四本の前脚の先端から糸を繰り出し、これをあやとりのように展開して敵の攻撃をガードする。
名前の由来はおそらく「罠」+「スパイダー」。八本脚に加えて大きな目、細い体型、隠密行動に特化した生態などから、元ネタはメダマグモと思われる。
このメダマグモはパルデア地方のモデルとなったスペインや日本には分布しないが、過去にスペイン帝国の植民地だった中南米や東南アジア(フィリピン)には分布するクモの一種で、夜間に木や草の上から糸でぶら下がり、地上を通りかかった獲物に頭上から投網を被せて捕獲する変わった生態をもつ。
ゲームでの特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
60 | 79 | 92 | 52 | 86 | 35 | 404 |
タマンチュラからワナイダーへの進化レベルは15と、序盤で捕まえられるポケモンらしく早い部類に入る。一方で、その代償か合計種族値はわずか404。
これは9世代出身の最終進化ポケモンの中ではダントツの最下位であり、パルデア御三家の第二形態達や電気袋組にすら及ばない低さである。
むしタイプとして見ても、蜘蛛型ポケモンの先輩であるアリアドスよりは高いものの、あのパラセクトに僅かに届かないという有様。
近年の序盤虫ポケモンは合計種族値の貧弱さが改善傾向にあったことも、余計にその低ステータスを際立たせている。
配分もお世辞にも良いとは言えず、非常に鈍足で火力も高くない上、耐久も防御はそれなりだが低いHPのせいで結局は並程度しかない。
技範囲自体はそれなりに広い反面、威力100以上の技をギガインパクト以外覚えないため、アタッカーとして起用するには心許ないスペックである。
その一方で補助技はかなり豊富かつユニーク。ねばねばネットやどくびしを設置したり、物理アタッカーをタスキ+カウンターで返り討ちにした挙句後続におきみやげを押し付けたり、相手の積みアタッカーをともえなげで流したりと、できる芸当は意外と多彩。
鈍足でありながら、何気に先制技を3つ(フェイント、ふいうち、であいがしら)も覚えられる点も見逃せない。相手からすれば、先制技を嫌って交代を行おうものなら特性「はりこみ」で強化された物理技を受ける羽目になる。
ただ、悲しいことに低火力が災いして「はりこみ」ありきでも相手にかける圧力があまり無いのが実情。前述の通り耐久は過信できず、すばやさも35しかないので、普通に補助技を使おうとすると先に倒されがち。トリパに組み込んで相手の撹乱を狙うなどの工夫が望ましい。
専用技のスレッドトラップは相手の攻撃を守りながら直接攻撃を仕掛けてきた相手のすばやさを下げるという、キングシールドやブロッキングに通ずる守備技。物理アタッカーを誘ってこの技を決められればおきみやげなどが打ちやすくなるが、非接触技で弱点を突いて仕留めようとしてくるいわタイプには注意が必要。
使用トレーナー
関連タグ
蜘蛛ポケモン
マッギョ:同じ「トラップポケモン」。
シュートスパイダ:同じくトラップを仕掛けるクモ型メダロット。外見が似ている。
スパイダーマン:色違いが似ているクモのヒーロー。