キバットバットⅢ世「よぉし、行くぜ…ウエイクアップ!!」
概要
この必殺技で倒された相手はあまり多くないが、OPのサビの終わりからこの技を発動させるシーンが流れ、その一連の動作のカッコ良さもあって視聴者の記憶には非常に強く残る技となっている。
使用する形態は「キバフォーム」と、強化形態の「ドガバキフォーム」。
破壊力は30tと、歴代ライダーでも基本フォームの必殺技としてはかなりの威力を誇る。
ドガバキフォーム時の威力は不明。
発動シークエンス
- キバットバットⅢ世に“ウェイクアップフエッスル”を吹かせ、キバが腕を交差させながら身を屈めると同時に周囲が満月の浮かぶ夜に変わる。
- 勢いよく右脚を高く振り上げ、キバットが鎖(カテナ)を断ち切ってヘルズゲートの拘束を完全開放。この間に月は満月⇒半月⇒三日月と急速に変化する。
- 右脚をそのまま左脚だけで天高く跳躍、とんぼ返りで体制を整えてから三日月をバックに急降下し、飛び蹴りを放つ。
- 敵の倒れた地面や壁にキバの紋章が刻まれ、ガラス体になったファンガイアが砕け散る。
月夜になるのはキバフォームのみで、ドガバキフォームで放つ際は発生しない。
ちなみにヘルズゲートはキバの闘争心が頂点に達した時に開き始め、フエッスルの音とキバットのコールによって全開放されるため、変身直後などに繰り出す事は出来ない。
使用回
意図的に外した例を除き、100%の撃破率を誇っている文句なしの必殺技である。
- TV本編
第1話:ホースファンガイアを撃破。右脚の3つの魔皇石が光り、魔皇力放出の演出が入った。
第2話:オクトパスファンガイアを撃破。
第8話:キャッスルドラン(&シュードラン)の放った火球を纏い六柱のサバトを撃破。
第9話:フロッグファンガイアに対して発動するが敢えて外した。
第17話:ドガバキフォームで発動し、シースターファンガイアを撃破した。
第20話:黄色いサバトに対し使用。パワードイクサーが投げ出したイクサと同時キック。ドランとパワードが拘束した所にダブルライダーキックを放つ総力攻撃である。なお、カテナの解放は跳ぶと同時にフエッスル無しで行っている。
魔界城の王:レジェンドルガとして復活したアントライオンファンガイアを撃破。
- 客演
『クライマックス刑事』:電王 クライマックスフォームのボイスターズキックと共に放ち、ネガ電王を撃破。
『仮面ライダーディケイド』:第5話に登場したキバが先代キングとの最終決戦で使用。ディケイドのディメンションキックとの同時攻撃で撃破した。スーツアクターが高岩成二氏ではない(高岩氏はディケイドのアクター)為か、こちらでは右脚を高く上げる動作は行わなかった。
『平成ジェネレーションズFOREVER』:月光をバックに仮面ライダーウィザードのストライクウィザードと共にアナザークウガに対して繰り出した。
余談
- 基本フォームの必殺技であるにもかかわらず作中であまり使用されなかった。理由は単純に「撮影の手間がかかる」事が主な要因である。
関連イラスト
専用BGM
テーマ曲「ウェイクアップ!」
ダークネスムーンブレイクの曲だが、他の形態での必殺技にも使用されているBGMである。
関連タグ
仮面ライダーキバ キバ(仮面ライダー) キバフォーム ドガバキフォーム
デンライダーキック → ダークネスムーンブレイク → ディメンションキック