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百武朋の編集履歴2023/08/09 21:45:34 版
編集者:走り坊主
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1972年7月4日生まれ。

岩手県出身。

人物

幼少期から漫画アニメに親しみ、『こち亀』の両さんに憧れていた少年であったという。

なお母親はアニメーターであり、絵を描いたり工作することが身近な家庭で、『コミックボンボン』に掲載されていた海洋堂の「怪獣の作り方」を見て紙粘土で怪獣を作って遊んでいた。

中学生のときに中子真治著の『SFX映画の世界』に出会い、歯医者に頼んで必要な材料を譲ってもらい、同級生の顔の型取りを行って「ターミネーターみたいなもの」を作ったのが、ダミー作成の初体験であったと語る。

高校3年生のときに雑誌で偶然見つけた、アメリカで活躍する憧れのSFXアーティスト・スクリーミング・マッド・ジョージ氏に会いに行くというツアーに参加して弟子入りをお願いするも、未経験者では使い物にはならないから「無理や」と断られて帰国する。

技術を学ぶため日活芸術学院の特殊メイクコースへ入学し、2年生のときにジョージ氏直々に「代々木アニメーション学院で講義を行うから来い」と誘われ、カズ・ヒロ氏やスティーブ・ワン氏、ディック・スミス氏など、SFX界のそうそうたる面々からも教えを受けることができたのだという。

卒業後は映画やドラマなどの映像制作の現場に松井祐一氏のアシスタントとして入り、高柳祐介氏、竹谷隆之氏、韮沢靖氏らの元でも技術を磨き、1995年に独立して数多くの仕事を受けるようになった。

2004年になり「百武スタジオ」を設立し、複数名のメンバーでCMドラマ、各種映画における特殊メイクや造形物作成、キャラクターデザインを行っている。

特にポリシーではないといっているが、K-POPアイドルが傷メイクを美しさに昇華している様子に感銘を受け、ゾンビ造形の仕事であっても美しくできないかポイントを探してしまうなど、醜さの中にあっても「美しいもの」に対する意識を強く持ち、「作り物だとわかっていても驚いてしまう物を作りたい」と考えて仕事をしているのだという。

また、美容メイクで知られるかづきれいこ氏のデザインテープを用いることで、特殊メイクの際の肌の荒れを防ぐ手法は高く評価されている。

2023年放映の『ウルトラマンブレーザー』では、『超速パラヒーローガンディーン』で組んだ辻本貴則監督の推薦により、自身初のウルトラ怪獣デザインに参加した。

参加作品

特殊メイクや特殊造形が必要な数多くの映像作品に関わっている。

造形物

展覧会・企画

  • 幻獣神話展
  • 郡龍割拠-猫とドラゴン展
  • クトゥルー神話展
  • クリエイターズマスク2020展
  • 映像制作の仕事展
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編集者:走り坊主
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