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ヨモツモノ

よもつもの

ヨモツモノとは2005年版妖怪大戦争に登場する大怨霊。本項ではこの映画に登場した機怪についても説明する。
目次 [非表示]

概要編集

妖怪大戦争に登場する人間に捨てられた物が集まって生まれた大怨霊である。


背中がコンビナートになった翼で空を飛ぶ四足怪獣のような姿をしているが、本編中では体内描写が主で全身像はあまり出てこない。なお、口の中が青く発光し、腕には青いラインが施されている


体内も巨大な工場になっており、この映画の黒幕である加藤はこれを利用し配下の機怪軍団を作り出している。


機怪編集

加藤がヨモツモノを利用し、攫ってきた妖怪と人間に捨てられた物を素材として融合することで誕生した人造妖怪であり、文字通り機械的な姿をしている。姿形はそれぞれ異なるが黒いカラーリングである点が共通している。

尚、素材にされた妖怪は元の姿と人格を失い、二度と元の姿に戻ることはない。


機怪一覧編集

  • CAGE機怪(捕獲機怪)

 胴体が鳥籠型になっている機怪。腕力は機怪の中で最も強い。頭上には幾つもの髑髏が付いており、左手にある四つの髑髏(鉄歯四兄弟)は捕獲装置で歯だけが飛び出し食らいつく。

  • JMR機怪

 頭部が髑髏状になっており細身の体格をしている。強大なパワーとすばやい動作を持ち、ツルハシ状になった腕で人間を襲う。

  • 潜機怪

 ドリル型の機怪。空洞になったドリルの中に色々なものを入れておける。

  • BEER機怪

 冷蔵庫と妖怪が融合された機械。機怪になった後も冷蔵庫としての役目を守り続けており、腹の中でビールを冷やし続けている。

  • 蛸や機怪(蛸機怪)

 大蛸形の機怪。姿こそであるが動きは蜘蛛に近い。長い手足の攻撃を得意とする。

  • 飛行捕獲機怪

 蝙蝠のような翼で飛び回り、下部のUFOキャッチャーのような捕獲アームで妖怪を捕らえる。

  • 飛行機怪

 頭部に生えたヘリコプターのローターで飛行する。

  • 看守機怪

 右手は妖怪の力を封印する六芒星の焼きごて、左手は棘のムチになっている。

  • 棺桶機怪

 車輪がある西洋の棺桶型の機怪で、前方が開いて爪でたくさんの妖怪を一度に捕らえる。

  • 鋸機怪

 右腕が大きなチェーンソー、左肩に回転ノコギリを持つ。

  • 箱機怪

 身体が箱型でローターで飛行もできる簡易型機怪。ヨモツモノ工場内で大量生産される。

  • 歯車機怪/時計機怪

 身体が歯車時計ジャンクで出来ている。

  • ○型機怪/×型機怪/焼鳥機怪/稲妻機怪/S機怪/6機怪

 名前の通りの形状の身体を持つ。

  • Zモンスター(ゼッツー機怪)

 捨てられたバイクが恨みによって禍々しい姿となった機怪。合体した妖怪の頭脳を利用し自らの意思で人間を襲う。オートバイの姿と二足歩行の人間型の姿に変形する。


余談編集

  • ヨモツモノが出現して飛行中にとある城を破壊した際に、目撃者がヨモツモノを「ガメラ」と呼ぶシーンがあり、ヨモツモノは飛行の際にジェット噴射を行うほか、ヨモツモノの鳴き声にはガメラの鳴き声のエフェクトが一部使用されている。
  • 妖怪大戦争ガーディアンズ』に登場した妖怪獣は類似したポジションのキャラクターであり、キャラクター性には対照的になっている部分が目立つ。スピンオフ小説である『平安百鬼譚』ではが「擬妖怪獣」として登場したが、映画の妖怪獣が大魔神に対処された一方で鵺はガメラに対処された。
  • 水木しげるの漫画版では加藤が召喚するのは、ナンジャモンジャの妖怪になっている。
  • デザインを担当したのはヨモツモノは百武朋、機怪は韮沢靖で、かなり外国映画に出てくるクリーチャーの様なデザインとなっている。
  • 機怪の初期デザインには特撮ヒーローの戦闘員のような案もあった。Zモンスターについてはベースのバイクも含め三池崇史監督からの指定である。
  • 三池監督のカルト映画『極道恐怖大劇場牛頭』が好きだという韮沢氏は「完成した箱機怪がタバコで一服」「蛸や機怪に屋台が襲われたときにおでんから具のタコが出てくる」などの人を食った演出案をいくつも提示して後者が採用されている。
  • 荒俣宏による小説版ではモクリコクリとも呼ばれる。特に人間の怨念がこもった物は強大な力を秘めているとされ、兄弟がお互い斬り合った呪われた銅剣を始め、戦争で使われた武器を素体とした物や、はては戦車などの兵器の機怪も登場した。

関連タグ編集

妖怪大戦争シリーズ 妖怪 悪霊 怨念 サイボーグ クリーチャー 付喪神

加藤保憲(妖怪大戦争)

武器人間:デザインコンセプトが似ている。但し融合しているのが機怪が妖怪であるのに対しこちらは人間が融合している。

ゾルダート(バイオハザード):上述の武器人間同様コンセプトデザインが似ている。

妖怪(ニンニンジャー):韮沢氏の担当後4作目に登場した道具+妖怪というコンセプトの怪人。

ドルゴ:百武氏がデザインした山の神という設定のウルトラ怪獣。背中に構造物がある四足獣というヨモツモノ本体の系譜である。


 











   ※この先ネタバレ注意









  • 拗擦機怪

 主人公タダシと行動を共にしていたすねこすりがアギの手によって廃棄物と合体させられて誕生した機怪。

 農機具型の巨大な爪が武器で機怪の中でも強力なパワーを持っている。劇中では加藤の本拠地に乗り込んだタダシ達に襲いかかった。

 川姫に正体を気付かれ呼びかけられるが暴れ続け、最後はタダシに剣で斬られ死の間際に元のすねこすりに戻り息を引き取った。しかし。。。。

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