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サナギムの編集履歴

2023-11-12 16:52:21 バージョン

サナギム

さなぎむ

サナギム (SANAGIM)とは、『王様戦隊キングオージャー』の敵組織、地帝国バグナラクの戦闘員。

「ガイ・ガイ・チュー‼」


概要

地帝国バグナラク」に与する戦闘員で、サナギの特性を備えた怪人。


その名と特性の通り、様々な昆虫の蛹(頭部は、背中はアゲハ)を組み合わせた造形に、テントウムシを思わせる模様のボディースーツを身に包んだ容姿をしており、遠目で見ると軍服防弾ベストを纏って武装したテロリストのようにも見える。

両腕には、バグナラクの構成員特有のジッパー状のアーマーが備わっている。


幹部陣や怪ジームに漏れず好戦的な気質を持ち、本拠地となる地下帝国では他のサナギム同士で撃ち合いをしていたり、侵攻地を手当たり次第に破壊し尽くす等々、基本的に残虐な個体が多い。

その様相はもはや戦闘員や兵士よりも、某世紀末漫画に出てくるモヒカンのそれに近く、君主たるデズナラク8世など上層部の命令も、暴れ回るのに好都合なきっかけ程度にしか見ていない節がある。

当然とすべきか王への忠誠心などあるはずもなく、第26話では「シニゾコナイ! オウノザ、ヨコセェ!」「バグナラクノオウハ、オレダァ!」と罵倒しながら王の座を奪い取ろうとデズナラクに襲いかかる個体まで現れている。


持ち手を変えるとライフルになるショベル型長「ガンショベル」で武装し、無限に増殖して様々な任務を遂行する。尚、ガンショベルの弾丸は超小型のサナギムである。また、第7話に登場したグンダジームもこれを使っているため、一部上位クラスの怪人も支給されている。片言程度なら喋れる個体も存在し、怪ジームと同様カメジムから渡されたアイテムを経口摂取すると、巨大化も可能。


人類とバグナラクの和解後の第27話では宇蟲王等の襲撃を受け、大多数が倒されてしまい、僅かに残った生存者はゴッカンの地下へ避難された。

第30話では、生き残っている数名が近くで行き倒れていた黒服の人物を運び込んでいるが、その人物が17年前の大災厄の黒幕だった。

加えて新たな王による国家体制に移行後、庶民に相当する平和的な個体も少数ながらも現れており、全てのサナギムが凶暴な訳ではない実態も明かされているが、王様戦隊がキョウリュウジャーの世界に飛ばされた間=半年の間にダグデドが開催した「王様狩り」の報酬に目が眩み彼らに従う輩や、キンバエジームなどの反抗勢力も出始め、更にはグローディの能力で蘇生される形でゾンビ化した個体(顔周辺にカビのような模様ができている)も登場している。


余談

  • 名前の由来はそのまま「サナギ」。
  • 後に明らかになったバグナラクの真実を踏まえてみると「戦乱が続く環境の中で生まれ育ち、未熟な段階から戦い、好戦的な性質を持つようになる」姿から、少年兵の要素も含まれていると思われる。
  • 武器がシャベル型の銃は微妙に思えるかもしれないが、現実の陸軍ではシャベルは隠れるための穴(塹壕)を掘るのみならず、有事には白兵戦の強力な武器にもなるなど、様々な用途に使える装備品として重宝されている。そして多くの昆虫が地中でサナギになる生態を踏まえると、未熟なサナギの段階からすでに攻撃性を備えるサナギムの性質と非常にマッチした武器であろう。
  • データ放送で遊べるゲームにサナギムを退治できる「サナギムをたおせ!」があるが、バグナラクと和解後の第27話以降でもプレイ出来た。

関連タグ

王様戦隊キングオージャー バグナラク  戦闘員


サナギマン石ノ森ヒーローイナズマン』の中間形体。

サナギ体:『仮面ライダーカブト』に登場する蛹繋がりの戦闘員怪人。

ツヨインダベー6年前のスーパー戦隊に登場した戦闘員。巨大化能力を持ち、銀河系侵略を目的とする所属組織の目的のために戦線に投入される共通点がある。


スーパー戦隊の戦闘員
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