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ラブライブ!(大会)の編集履歴

2023-11-17 17:22:55 バージョン

ラブライブ!(大会)

らぶらいぶ

「ラブライブ!シリーズ」における、スクールアイドルの全国大会。

概要

ラブライブ!シリーズの作中で開催される、日本各地で不定期に行われているスクールアイドルの全国大会。

高校野球でいう甲子園(高校野球全国大会)のようなもの。


漫画版

鴇田アルミによる漫画版『ラブライブ!』では、UTX学園が主催となっており、優勝の副賞がUTXへの編入権であるため、西木野真姫矢澤にこはこれを狙ってスクールアイドル活動を始めた。大会の詳細については、話がそこまで進んでいないため不明。

コミックス4巻の25話では投票形式であること、知人友人を動員しての組織票が普通に行われていること、一応IPアドレスのチェックは行っていることが明らかになった。真姫は2回線を使って二重投票を行い、にこに制裁された。(規約違反自体が理由ではなく、金次第で有利になる事が許せないという理由)

おだまさるによる漫画版『ラブライブ!サンシャイン!!』でも詳細は不明だが、初代優勝グループはμ'sである。


アニメ版

テレビアニメでは全シリーズ中で開催され、より詳細に描写されている。


回を重ねるごとに大規模化していくものの、基本的には「ライブをネット中継する」「勝敗は観客からのリアルタイム投票で決する」というシステムを取っており、芸術系の競技で良く見られる「審査員による採点」は導入されていない。

そのため、なぜ主人公グループが勝てたのか、ライバルグループを始めとする他のスクールアイドルは負けたのかが曖昧になっており、視聴者から指摘されることもある(特に、活動期間が長く、固定ファンが多いであろうA-RISEやサニパが敗退した理由と整合していない)。


順序としては、予備予選、予備予選上位者による地区予選(第2回から導入)、全国ランキング上位者(第1回のみ)または各地区予選代表者(第2回以降)による決勝という流れ。

大会で披露された各校のライブは動画サイトで鑑賞可能。

開催時期は『ラブライブ!』(以下『無印』)、『サンシャイン!!』では夏季と冬季の年2回、『虹ヶ咲』と『スーパースター!!』では冬季のみの年1回になっている。


出場枠に関しては、第2回(無印)と『スーパースター!!』は都道府県代表制に近いシステム、『サンシャイン!!』は複数の都道府県をいくつかのブロックに纏めて各ブロック3校ずつだったと見られる。


出場できるのは高校生のみ、とされており、中学生以下のキャラクターや、もうすぐ学校を卒業してしまうスクールアイドルが悔しがる描写がある。

一方で、『虹ヶ咲』や『スーパースター!!』では、学校法上、高校と認められていないインターナショナルスクール所属の学生がラブライブ!に出場しているY.G.国際学園ウィーン・マルガレーテ)。

(対して、現実世界の甲子園(選抜高校野球大会全国高校野球選手権大会)は、インターナショナルスクールの学生が出場できない)

これについて、学校法が現実と違うのか、ラブライブ!のルールが緩い(法律上は高校ではない学校所属でも参加可能)のか、公式からの説明は一切ない。


実際のアニメシーンとして、対戦相手のMV制作に割けるリソースが取れないためか、ライブ対決として描かれることはあまりない。

特に全国大会では、出場した3作品全てで「主人公グループのライブシーンだけが描かれ、他の参加校の描写は一切なし」という結果となっている(この点も、視聴者視点で勝敗の理由が曖昧になっていることに拍車をかけている)。

両校ともMVが披露され、ライブ対決と呼べたのは以下の3回。(先攻が前)

うち『無印』はどちらも勝ち抜け(一応順位はA-RISEが上)、『サンシャイン!!』は特に結果は言われなかったので、明確に勝敗が描かれたライブは『スーパースター!!』が初となる。



無印

決勝大会は第1回・2回に共通して東京都中央区晴海(晴海客船ターミナル)で行われている。

見てもらえば分かるように第1~2回で優勝したのは共に東京ブロックのスクールアイドルである。

第1回

アニメ1期7話~12話に開催。加算されたポイントが高い上位20組が9月の決勝に出場出来る。

エントリー予定だったμ'sはエントリー時期のメンバーの体調不良を理由に断念。

優勝グループはA-RISE

第2回

アニメ2期3話~12話に開催。ライブをネット中継する点は同じだが、全国で総合ポイントを稼ぐ方式からブロックごとに区分けされたエリアを勝ち抜いたスクールアイドルが決勝出場権を得られるという方式に変わった。

予備予選(新曲でライブを行う事が絶対条件)で各ブロックから上位4組が、最終予選で4組の中からさらに1組が選ばれ、決勝で各ブロックから勝ち抜いたスクールアイドルが頂上争いをする。

予選は秋(明確な時期は不明だがおそらく10月~11月)、最終予選は12月、決勝戦は年明けの3月に行われる。

優勝グループはμ's

第3回

劇場版にて企画進行中の次年度夏季大会。

本戦会場はアキバドームが検討されているが、これまでの大会規模と比べて桁違いのキャパシティになるため、カンフル剤としてμ'sに海外公演を依頼した。

更にμ's、A-RISE主催の合同ライブの成功により、無事開催されることとなる。



サンシャイン!!

無印同様、毎年夏季と冬季の2度ずつ行われており、決勝は現在もなおアキバドームで開催されている。

μ’sとA-RISE両者の影響は凄まじく、サンシャイン!!の時系列では、昨年度のラブライブ!大会だけで7236組ものスクールアイドルが出場申請した事が明らかになっている。これは第1回の10倍以上らしい。


サンシャイン!!の時系列が無印の何年後か不明確なため(少なくとも「ラブライブ!5周年記念」の雑誌が購入できる年)、第何回の大会かは明らかになっていない。

1期時系列(夏季)

優勝グループは不明。

Aqoursは惜しくも東海ブロックで予選落ちし、北海道ブロックを制したSaint Snowは8位入賞。

2期時系列(冬季)

優勝グループはAqours。

なお、この決勝でようやくアキバドームの外観が明らかになり、現実の東京ドームと判明した。



ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

1期3話において初めて言及されるが、主役グループである虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の活動方針にラブライブ!には出場しないがあるため、詳細は不明。優木せつ菜の話からスクールアイドルなら誰しもが目指す大会とされている。


間を明けて2期5話及び2期7話で再び話題に出る。

2期5話では、「スクールアイドル記念館」が登場(実在のモデルは「野球殿堂博物館」)。モデルからどうやらアキバドームの関連施設と見られる。

特別展示「スクールアイドルの軌跡」では、ラブライブ!の優勝旗、トロフィーを展示。これらはμ'sやAqoursが手にした物と同一デザインである。

当館のミュージアムショップでは、各種ロゴ「LoveLive!」「LOVE LIVE」「ラブライブ!」をデザインした服飾系グッズやぬいぐるみやCD等を販売。

これまでの2作と違い、エンディングでの協力クレジットに「東京ドームシティ」が入っている。


2期7話では、元紫苑女学院スクールアイドルの三船薫子が現役時に出場を目標としていたと言及された。(薫子は現在教育実習中の大学生なので数年前にあたる)

2期時系列(冬季)

2期11話で冬に東京予選を無観客(オンライン観覧)形式でやると語られる。

ちなみに同好会も学校公認で公式大会に出場することができる「スクールアイドル部」に昇格する話もあったが(同好会からの昇格は希望制でもあることも明らかになった)、メンバー全員で検討した結果、部に昇格しないで同好会のままで活動することとなった。


2期12話において、作中の東京予選が後述のスーパースター同様、12月25日のクリスマス当日に開催されることが描写された(アニメ化自体はアニガサキが先だが、この設定が明らかになったのはスーパースター1期からである)。

会場のモデルは東京国際フォーラム(『サンシャイン!!』第1期第8話でのスクールアイドルイベント『東京スクールアイドルワールド』の会場モデルでもある)。

ステージ前には東雲藤黄、Y.G.、紫苑のみがいたが、他の学校のスクールアイドルも施設内にいたと思われる。


ラブライブ!スーパースター!!

サンシャインの時系列以上にインフレ化が進み、当然出場校も増えている。

そのため、とうとう開催地がアキバドームより収容人数がさらに多い神宮競技場(現実の国立競技場(2代目))に格上げされている。


更に出場校も増えたことにより予選の形式も、地区大会(都道府県の中での更に地区レベルの大会)が行われる、各予選で地区ごとに楽曲の課題が指定される(「ラップ」「オンラインライブ」)レベルとなっている。


シリーズで唯一、作中のメイン時間が2年間に及んでいる。


1期時系列(冬季)

スーパースター!!1年目の東京予選の開催日は12月25日のクリスマス当日となっており、冬季大会の東京代表はSunny Passion、2位にLiella!が入った。

優勝チームはSunny Passion。

  • 1期10話 地区予選 ≪課題:「ラップ」≫
  • 1期12話 東京予選 ≪課題:「オンラインライブ」(出場校でリモートライブをリレー)≫

少なくとも本作でのラブライブ!は非常に優勝へのハードルが上がっているらしく、2期3話においてSunny Passionの口から「大会の歴史上、連覇を成し遂げた高校は一つも存在しない」と語られた。

もしも本作がサンシャインと時間軸が繋がっていると仮定すると、少なくとも初代μ'sの2年生、1年生はラブライブ!で連覇を達成できなかったことになる。高校進学後、アイドル研究部に入部した描写のある雪穂と亜里沙についても同様。

(Aqoursの2年生、1年生については、統廃合によりそもそも高校が変わった関係もあるので、統廃合先のスクールアイドルとして出場し連覇を達成した可能性も無くはない。また、Sunny Passionが優勝を果たした通年1回開催以前の夏冬2回開催の間に、連覇ではないものの夏季ないし冬季大会で二年連続優勝を果たした高校が存在する余地はある)


2期時系列(冬季)

去年優勝したSunny Passionはウィーン・マルガレーテに敗退して優勝(連覇)を逃した。冬季大会の東京代表はLiella!、2位にウィーンが入った。

優勝チームはLiella!。


スーパースター!!2年目は夏休み明けから予選が始まる。

8話で夏美の「勝負は視聴者の人気投票で決まる」という台詞があった。今までもそれを匂わせる描写はあったが、明言されたのは初めて。

また9話にて、(3話時点では中学三年生だった)ウィーンも出場している。「今回からは中学生でも参加できることになったのか」と思われたが、ウィーンが海外基準の9月入学を行ったため、高校生の資格を得ていることが11話で判明した。


ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』は、現状アニメ化の予定がなく、

ゲームアプリ『Link!Like!ラブライブ!』(以下『リンクラ』)で活動中。


ゲーム(?)先行のプロジェクトだが、本作は『無印』『サンシャイン!!』『スーパースター!!』同様に、主人公グループ「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」がラブライブ!に挑戦するストーリーを主軸にしている。

リンクラ内の「活動記録」(ボイス付きテキストと3Dモデルによるメインストーリー)でその様子が描かれる。

本作最大の特徴であるリアルタイム連動企画にラブライブ!を組み込んだ事で、大会に挑むスクールアイドルを生で応援できる唯一のコンテンツとなる。


夢が「ラブライブ!優勝」である乙宗梢(高校2年生)が幼少期に憧れたスクールアイドルはμ'sだと匂わせており、この世界ではμ'sの活躍から10年以上経過しているとされる。


また、何年前かは不明だが、昔のラブライブ!で蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブが優勝したという情報を、梢が明言している。


第103期

2023年10月に配信された第12話から、ラブライブ!に挑むクラブの姿が描かれ、ルールや進行段階についても描写されている。


  • 出場チーム数

梢が、蓮ノ空は全ユニットで挑戦する、と決めている。

すなわち、1校当たり1グループしか出場してはいけない、といったルールはないことになる。

やりようによっては、1・2・3位を同じ学校のグループ(ユニット)で独占することも可能と言える。


  • 開催開始時期

物語開始年の蓮ノ空女学院第103期(現実と時間がリンクしているので2023年度)では、秋から開催。


  • 進行段階

「地区予選」「地方大会」「全国大会」の3段階で挑戦する。


地区予選は、(恐らく)都道府県単位で行われる。

出場者が多いため、ライブの様子を動画撮影し、オンラインで運営に投稿するという形式になる。

蓮ノ空は、2023年10月末に行なわれる文化祭「竜胆祭」でのステージを撮影し、応募(エントリー)する方針を取っている。

そのため、2023年10月末のリンクラ内定期生配信ライブ「Fes✕LIVE」は、「ラブライブ!エントリーライブ」に参加するためのものでもある。

この地区予選を突破すれば、「北陸大会」に駒を進めることになる。

2023年10月30日のエントリーライブ配信後、11月2日のWith×Meets配信にて、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブに属するすべてのユニット(スリーズブーケDOLLCHESTRAみらくらぱーく!)が石川大会を突破したことが発表された。


地方大会以降に関して、ルール等は不明。


第102期

梢達クラブの2年生は昨年第102期にもラブライブ!に挑んだが、その経緯と顛末が、第103期の夏まで2年生3人全員の学生生活に影を落としていた。

何があったのかは活動記録にて回想という形で日野下花帆らとプレイヤーに語られる。


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