「悪いわね北崎くん。私たち貴方のゲームに付き合うつもりはないの」
「感じる・・・!オルフェノクの真の力を!私はもう、死ぬ事はない」
スーツアクター:水谷健
登場話:登場話:第11話「謎のベルト」~第50話「俺の夢」
概要
身長 | 212cm |
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体重 | 119kg |
特色/力 | シェルクラブの打撃、サーベルによる剣術、不死 |
(出典:テレ朝版公式サイト、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
影山冴子の本来の姿で、海老の特質を備えたオルフェノクである。
オルフェノクのエリート集団「ラッキークローバー」に所属する1人。
劇中では確認できないが海老の怪人だけに6000mの水圧にも耐えうる柔軟性を兼ね備えた鎧で水中を自在に行動できるとされる。
戦闘スタイルはフェンシングに近く、武器はサーベルとシェルクラブである。
その威力はすさまじくその剣技は1分間に300突きの眼にも止まらぬ剣捌きを誇り(PS2版で使用した)、シェルクラブから繰り出されるパンチは鉄塊をも容易く粉砕することが出来るという(それはどちらかというとシャコなのでは…)。再生力や視力も非常に高いとされている一方で、弱点は「仮面ライダー555図解超百科」の解説によれば、腰のオルフェノククレストが弱点だとされている。PS2版では両腕に発生させたエネルギーを収束して発射する技を使用している。
また、人間態の時でもカクテルに使徒再生のエネルギーを込める事が可能であり、標的にカクテルを掛けることで仲間を増やしたり、灰化させて殺害することが出来る。
最終的にはアークオルフェノクの力で不死身となり、ファイズ達に倒されたアークオルフェノクの復活を待ち望む。
なお、不死身になった経緯というのが、アークオルフェノクが腰を密着させて人間体の部分を破壊するというもの(人間の部分を破壊される際には嬌声を上げていたが、アークオルフェノクがなぜこのような手段を取ったかは不明である)。
本編以外での登場
『仮面ライダーディケイド』で『ファイズの世界』に登場。スマートブレイン・ハイスクールのエリート集団の1人という設定で、その際の人間態時の名は朱川という名の女子高生(演:花形綾沙)である。
朱川はラッキークローバーの一員であり学園のマドンナ的存在である。
ラッキークローバーに喧嘩を売ってきた門矢士に目を付け、光写真館に訪ねる。
その際出されたコーヒーを不味いと言ったり代金を払わないなどの悪行を行い、盗撮された自身の写真を破った後に店を出ていった。
その後士に何かとアプローチを掛けるが相手にされず一度彼に灰化させられる。
最期は必殺技を受け跡形も残らず消滅した。
並行世界を描いた『スーパーヒーロー大戦GP』ではショッカーの幹部として登場。
まあ、オルフェノクは何の動物になるか完全にランダムなので影山ではない別の女性が変貌した可能性はあるが。
終盤の決戦で仮面ライダー達と対決したが、最期は乾巧が変身したファイズのクリムゾンスマッシュでブチ砕かれて灰になった。
『仮面ライダー913』第23話「花形の理想」にて、後姿が1コマ登場している。
ちなみに当作では、ラッキークローバーのメンバーとして別の甲殻類モチーフのオルフェノク(名称不明)が登場している。
『戦記絶唱シンフォギアXD』のコラボイベント「アナザー・テスタメント」でファイズに変身した天羽奏もロブスターオルフェノクと思われる。ただし、オルフェノク態は登場していないため顔に浮きあがった模様からの推測。
余談
- モチーフはキカイダー01のハカイダー四人衆の1人・シルバーハカイダーの怪人態・銀エビ。
- 体の各所のコインを繋げたようなメッシュは、イセエビのトゲトゲに由来する(『完全超悪』p.143)。
- また、彼女だけがアークオルフェノクの不死を与える力の恩恵に預かれた理由に関しては元ネタのロブスターは脱皮行為を繰り返して内臓を新しくする事で実質的に擬似的な不死身を得ているという逸話に由来するものと思われる。ただし、脱皮不全や食べられるなどの敵からの激しい損傷でいとも簡単に死んでしまう。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダー 仮面ライダー555 影山冴子 仮面ライダーカイザ ラッキークローバー オルフェノク 怪人態
キャマラスワーム:同じくエビモチーフの女怪人で、主要人物を殺害した点も類似
メ・ゾエビ・ギ、プローンファンガイア:同じくエビモチーフのライダー怪人