ミニスカート(トレーナー)
みにすかーと
概要
第1世代から登場している一般トレーナーの肩書きの一つ。
第8世代まで皆勤のトレーナーであったが、第9世代ではSVのキビキビパニックまでの時点で未登場。
『赤・緑・青・ピカチュウ』のドット絵では単なるミニスカートの女の子としか分からなかったが、金銀以降では学校の制服を意識したものになっていく。半袖かつ白系統の夏服デザインが多め。
各作品ごとにデザインが違っており、過去作のリメイクであったとしても全く異なる容姿に変わっていたりする。特に金銀→HGSSはそれが顕著である。
本家ゲームでは現在8種類の姿が存在する。
アニポケのゲストやポケモンカードのイラストなども含めるとバリエーションはさらに多く、モブのポケモントレーナーの中でもかなり優遇されている。
また、女主人公の場合、他のプレーヤーとの通信の際にIDや作品によっては相手に見せる自分の姿をミニスカートの姿に設定できる。
往年のアンソロジーネタでよくあったように、可愛いミニスカートをポケモンみたいにモンスターボールでゲットしたい!と思った男性プレイヤーも多いのではなかろうか。
pixivに投稿されるイラストにはR-18もそれなりに多い。
また、セクハラ行為に非常に敏感なようで、「きゃっ いまからださわらなかった?(※注)」「きみのしせん! なーんかきになる!」などといったセリフは思春期の少年達の妄想を爆発(?)させた。
(※注)・・・ちなみにこのセリフを言うミニスカートは彼女の視界に入っただけで言い寄ってくる為、素通りしようとした主人公にとっては冤罪以外の何物でもない。
アンソロジーでは主人公がこれにブチ切れ、「そこまで言われるんなら堂々とスカートの中まで拝ませてもらうさ!」と逆襲してスカートめくりをやってのけた。言いがかりをつけたミニスカートも大概だが、そこまでやると主人公は本当に犯罪者である。
なお、件のセリフは、FRLGでは女性主人公も追加された兼ね合いか「いま あんた おさなかった?」に変更されているものの、たとえ主人公が離れた位置にいても言ってのけるのはそのままである。
その一方で、身に覚えのない罪を突然擦り付けてきた上それを口実にいきなり勝負を仕掛けてくる流れを鬱陶しいと感じていた者も多く、冗談抜きに本気で彼女たちのことを嫌っていたプレイヤーも少なくなかった。
そうした事情に加えて、昨今ではセクハラやそれに絡んだ描写等に対して世間からの目が厳しくなりつつあることもあってか、こうした台詞は代を重ねるごとに次第に少なくなっていき、現在では自分の所持しているポケモンのかわいらしさを主人公にアピールしてくるような割と無難な台詞に落ち着いているケースが殆どである。
使用ポケモン
主にファンシー系。ニャースやピッピが元々そっち系統のポケモンだという事を思い出させてくれる存在である。
コラッタやビッパ、カムカメなど序盤で手に入りやすいポケモンもよく使用する。
ポケモンスタジアムシリーズでは何故かギャラドスを入れている事が多い。
各世代の容姿と特徴
第1世代
第3世代
第4世代
第5世代
第6世代
第7世代
その他のミニスカート
余談
アニポケ無印の最初のOP「めざせポケモンマスター」でも「あのコのスカートの中 (キャ~!)」の部分で映像付きで登場している。一方、本編でのミニスカートの登場は、上記の優藤聖代のただ一度だけであり、それ以降一切登場していない。
本編以外のアニメ作品では、『THE ORIGIN』や『薄明の翼』でモブキャラとして登場している。
FRLGではセキチクシティのとある場所にて、まだジムリーダーになる前のアンズがおり、ミニスカートのグラフィックで登場している。
ポケモンBWでは、男主人公を選んだ場合、1月、5月、9月にライモンシティでミハルというミニスカートと一緒に観覧車に乗るイベントが発生する。
『ソード・シールド』のDLC『冠の雪原』に登場するシャクヤはミニスカートと色違いの衣服を着ている。
冒頭でも書かれているが、第9世代の『ポケモンSV』では登場しない。これは、同作が学園ものの要素を含む作品で、わざわざミニスカートを出す必要がなかったためと考えられる。