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北崎「ごめんね、今日は気が乗らないんだ 違う相手で我慢してよ」

CV:塩野勝美

データ

身長216.0cm
体重132.kg
特色/力強粘性のネット、鋭い斧

(出典:テレ朝版公式サイト、東映公式『仮面ライダー図鑑』より)

概要

第39話「ファイズ2」、第40話「人間の証」に登場。

ラッキークローバーの1人である北崎唯一の部下であるオクラの特質を備えたオルフェノク西洋風騎士のような姿をしている。

強粘性のネットを放ち、逃げ回る獲物を捕縛して厚さ25cmの鉄板を容易く両断できるで襲い掛かる戦法を得意とする。また、強固な兜による頭突きはコンクリートの塊をも粉砕する。

北崎唯一の部下を務めているだけはあり、モチーフとは裏腹に草加が変身したカイザや里奈が変身したデルタを圧倒するほどの戦闘力を持っているが、ファイズブラスターフォームには流石に敵わず、圧倒された上でなす術も無く『フォトンブレイカー』を喰らい灰化した。

派生作品

仮面ライダーディケイド』の第1話「ライダー大戦」にもオクトパスオルフェノクと共に登場。

光夏海に暴行を加えようとしたがディケイドファイズの召喚したオートバジンガトリング掃射を受けて怯んだところで、別動隊諸共ファイズエッジで滅多切りにされ死亡した。

余談

元は児童雑誌『小学一年生』の公募(2003年9月号にて行われた「さいきょうオルフェノクアイデアコンテスト」という企画)によって生まれたショオカキング以来の公募デザイン怪人。入賞者は当時幼稚園に通う女の子らしい(なぜにオクラなのかは不明)。

ハガキ段階ではオクラがそのまま巨大化したような色付きのデザインで粘液攻撃もこの段階から存在していた。

ちなみに他のオルフェノクの名前は基本的にモチーフとなった動植物の英語から取られているが、オクラは英語名で呼ぶことが日本でも定着しているため、パッと見ではかなり浮いているように見える(オクラの和名はアメリカネリである)。

リアルタイムでの視聴者にはオクラオルフェノクでオクラが英語だと知った者もそれなりに居る。

デザインにあたり、バイキングの要素も付与された(『完全超悪』p.144)。

漫画版では

「オレの おのは あらゆる ものを きりさく!」

小学1年生で連載された漫画版(原作:石ノ森章太郎/漫画:坂井孝之)ではラッキークローバーの座に就くために555の命を狙うオルフェノク軍団の一人として登場。ただし、名前は『レディースフィンガーオルフェノク』となっており、テレビ版以上の強敵という扱いである。(「レディースフィンガー」は英語でのオクラの別名)

また、テレビ版と違って喋る。

登場した漫画が非常にマイナーすぎてあまり話題にならないが、登場回にはファイズ賞/カイザ賞を獲得した事で惜しくもテレビ版への登場は逃したが、漫画に登場する事が出来たオルフェノクも存在するので併せて紹介する。

そもそもな話、この漫画が単行本化されていない上に他メディアでの露出がゼロに近く、かなりレアなメンツと言える。

また、モチーフも非常に珍しい物が揃っており、子供達の自由な発想力に驚かされる。

  • スワローテイルオルフェノク

アゲハチョウの特質を備えたオルフェノク……なのだが、モチーフはなんと成虫ではなく腕は幼虫の体、ボディは蛹を模したという非常に秀逸なキャラクター(腕の形から恐らくナミアゲハの幼虫がモチーフ)。

ドラゴンオルフェノクの前例から、もしかしたらフォームチェンジ能力を持ったオリジナルの個体だったのかもしれない。

カイザ賞に輝いた。

  • ココナッツクラブオルフェノク

ヤシガニの特質を備えたオルフェノク。ドラゴンオルフェノクや武将を思わせる外見をしている。

カイザ賞に入賞したキャラクター。

  • バンブーオルフェノク

タケの特質を備えたオルフェノク。竹の切り株を思わせる頭とタケノコを連想させる肩が特徴的。ハガキ段階のイラストでは右腕にはタケノコ状のドリルが確認できる。

カイザ賞入選作品でココナッツクラブとスワローテイルの三人で扉絵を飾っており、比較的細かいデザインで登場している。

  • ゴリラオルフェノク

ゴリラの特質を備えたオルフェノク。ハガキ段階では剛腕を備えたオルフェノクである事が窺えるが、そういった能力を見せる前にオクラオルフェノクの斧で切断されて退場。

カイザ賞入賞作品。

  • クロウオルフェノク

カラスの特質を備えたオルフェノク。ハガキ段階では緑色の顔に赤いイニシャルらしきものが刻まれた黒いマント状の羽を羽織ったデザインで描かれているが、オクラオルフェノクに斧で切断され退場。ほぼほぼ頭しか映っていない。

カイザ賞に入選。

後に篠原保氏がカラスモチーフのレイブンオルフェノクを「仮面ライダー913」に登場させている。

クジャクの特質を備えたオルフェノク。肩周りに孔雀の羽を展開しており、ハガキ段階では青色をしていた。外見こそ違うが、こちらも「仮面ライダー913」に登場した。

カイザ賞受賞作品。

  • カメレオンオルフェノク

カメレオンの特質を備えたオルフェノクだがどちらかというとワニを思わせるデザインをしている。

舌が垂れており、これで攻撃をするものと思われる。ハガキ段階での色は緑色となっている。

カイザ賞受賞。

  • マンモスオルフェノク

マンモスの特質を備えたオルフェノク。

登場してすぐにピーコックとカメレオン共々他のオルフェノクの攻撃に巻き込まれて死亡した。

カイザ賞受賞。

  • モーニンググローリーオルフェノク

アサガオの特質を備えたオルフェノク。オクラオルフェノクの斧に切り刻まれて出番が終了した。

顔がアサガオの花になっており、蔓が腕に巻きついている。

ハガキ段階では全身に青いアサガオを思わせる色が付いており、腕から蔦を伸ばしていた。

カイザ賞入賞作品。アサガオをモチーフにしたライダー怪人はこれが最初で最後。

  • インセクティバーオルフェノク

食虫植物の特質を備えたオルフェノク。オクラオルフェノクの斧に切り刻まれて出番が終了した。

カイザ賞受賞。

  • ウィーズオルフェノク

雑草(?)の特質を備えたオルフェノク。巧のベルトを弾いて変身解除させた。ハガキ段階では槍と盾(もしくは剣?)らしき物を武器にしている。

ファイズ賞入賞作品。

  • アンモナイトオルフェノク

アンモナイトの特質を備えたオルフェノク。ハガキでは体から触手を伸ばしてファイズを締め付けていた。口からは毒針を飛ばす模様。

ファイズ賞に輝いた力作。