ヨゴシュタイン「我は遂に見つけたナリ。あれこそが伝説の蛮機族・ホロンデルタール様ナリ!」(GP-34)
CV:無し
データ
身長:57.5メートル
体重:645.0トン
概要
遥か6500万年振りに復活を遂げた古代の蛮機族で、「ガイアークの神」と謳われる。
6500万年前といえば言わずと知れた恐竜絶滅の時代だが、それもそのはず、当作品では彼が恐竜を滅ぼした元凶だとされている。巨体の持ち主で、口癖は「ゴホゴホ」。
その最大の能力は体内で生み出した滅びのエネルギーを、全身のゼンマイバネで巻き取ることによって凝縮させ、両肩のゼンマイネジの回転で放つ「ホロンデン波」。
この電波は周囲に拡散させることにより、浴びた者の思考能力を奪って支配下に置き、同士討ちさせてしまう非常に危険な代物である。機械はおろか生物にも有効で、かつてヒューマンワールドが恐竜が栄えるダイナワールドと呼ばれていた頃、恐竜の絶滅は全てこのホロンデン波による同士討ちによって引き起こされたものだったとされる。唯一の弱点は意思を持った機械生命体、即ち炎神のみ。
かつて6500万年前にキシャモス達3体の古代炎神との戦いに敗れて封印されていたが、ヨゴシュタインの執念の捜索の末に発見され、遂に現代に復活。ホロンデン波もヨゴシュタインによって強化され、キョウレツオーをも操る程にグレードアップしてしまった。
活躍
GP-34「悪魔ナオンナ」
ヒーターバンキの敗北後、エンジンオーG9とキョウレツオーの前に突如地中から出現。その驚異的なパワーでエンジンオーG9を吹き飛ばすと、高層ビルを破壊しながら逃走し、古代炎神以外の炎神に大ダメージを負わせた。
GP-35「炎神ノキズナ」
街中に出現すると破壊活動を行い、ホロンデン波で自動車や信号機の機能等を狂わせることで交通事故を引き起こし、唯一出撃できるキョウレツオーが駆けつけたために交戦する。
するとそこへ蛮ドーマで駆けつけたヨゴシュタインからパワーアップゼンマイネジを移植されてパワーアップ。強力なホロンデン波でキョウレツオーを操ることに成功し、キョウレツオーと共に街を破壊し始める。
対するゴーオンジャー側は出撃可能となったガンバルオーでキョウレツオーを牽制すると共に、ホロンデルタールをセイクウオーで相手取る。だが、ホロンデルタールはセイクウオーを物ともせず、両目からの電撃と驚異的なパワーで圧倒。
一方、キョウレツオーから弾き出されたゴーオンレッドは地上でヨゴシュタインと交戦。
巨大戦に気を取られた隙にヨゴシュタインの「ゼンマイネジミサイル」が直撃するがその時点ではダメージにはならず、逆に「サーベルストレート」の反撃でヨゴシュタインを撃退、そのままエンジンオーで巨大戦に移行した。
エンジンオーがキョウレツオーと交戦する最中、ガンバルオーとセイクウオー、さらにはエンジンオーをも合体解除に追い込むが、炎神達の決死の説得とエンジンオーのパンチでキョウレツオーの洗脳が解かれ、そのまま分離する。
古代炎神の提案を受け、12体の炎神がG12フォーメーションで合体したエンジンオーG12が誕生する。
ヨゴシュタイン「炎神共め……だがホロンデルタール様の力ある限り、ヒューマンワールドは終わりナリ! そしてゴーオンレッド、貴様もナリ……」
ゴローダーGTも援軍に駆けつけ、両者の連続攻撃に怯んだところに止めのG12グランプリを喰らって爆散した。
だがホロンデルタールの敗北後、残ったパワーアップゼンマイはヨゴシュタインが取り込みパワーアップ。これにより、ゼンマイネジミサイルを体内に打ち込まれた走輔は命を落としてしまう………。
余談
名前の由来は「滅んでる」+ネアンデルタール人。
ヨゴシュタインからは復活当初、「ホロンデルタール様」と呼ばれ敬愛されていたようだったが、ゴーオンジャーに敗れるや否や呼び捨て始め「大したことがなかったナリ」と吐き捨てられるが、その力が彼に取り込まれることになる。
関連タグ
炎神戦隊ゴーオンジャー 蛮機族ガイアーク 古代人 ネアンデルタール人
ネアンデルタールジン邪面:モチーフ繫がり。
ゼツメイツ:5年後に登場する怪人のユニットで、彼等も同じく恐竜絶滅の原因とされる繋がり。
大地の魔神ガドマ:ゼツメイツと同じ作品に登場する魔神。『戦隊側の巨大戦力と痛み分けのような形で、共に地中深くに封印された』、復活後は戦隊側を大きく苦しめるも、自分と共に封印された巨大戦力も交えたスーパー戦隊の最強合体によって誕生した最強ロボに倒されてしまった』という点が共通している。
マギア:12年後に登場する機械繋がりの怪人群。こちらは絶滅動物がモチーフとなっている。
滅(仮面ライダーゼロワン):ロボット&絶滅繋がりの敵幹部。