概要
一般的な広義の意味としては縦長であれば大体の形が含まれるが、特定界隈での狭義の意味では同じ縦型でも楕円形、卵型、アーモンド型・雫型の物等はあまり含まれず、主に縦線や自動販売機のコイン投入口のようにピッチリと閉じている物がそう呼ばれやすい。一部界隈等では、深さもそれなりにあった方が更に呼ばれやすくなったり好まれやすかったりする。
イメージとしては、こちらの記事において『I型』とされているおへそがわかりやすいであろうか。
『おへそ』の記事内にもある通り、男性よりも女性の方が体質上この形になりやすいとされる。
くびれなどと共に男女両方から「ある程度の年齢に至った程よく引き締まったスリムなスタイルの女性の象徴」であるとして憧れられており、日本や韓国などのアジア圏では理想の形の一つ(俗に言う「美へそ」)として知られている。「美へそダイエット」や「美へそエクササイズ」と言った物はこの形を目指して行われる他、特に韓国ではおへその形に対する美意識が高く、縦長整形は比較的ポピュラーな物である。
しかし一方、欧米などでは「入口の閉じた深く縦長のおへそはへそのゴマが溜まりやすく、中が見づらくゴマも取りづらい為掃除もしにくく不潔」とされる事もある。
それ故逆に、形が丸く浅く底の見えている浅へそなどが好まれやすい。(とはいえそのような国に住む人々の中でも、一部の人間等はやはり縦長の方が好ましいという価値観の者もいるようだが。)
つまり、要約すると「イメージ上は綺麗な形である縦へそは実際は汚れやすく、あまり綺麗なイメージの無い開き気味の方が実際は衛生的である」というギャップが生じているのだ。(むしろ、ゴマが目当てな者やそういったギャップすら魅力的に感じる愛好家からすれば好都合な事実なのかもしれない。)
現実とフィクションにおける相違
現実においては「おへその深さは皮下脂肪によって決まる」性質があることや筋肉による影響等から、「スリムな体型による閉じた縦長の形」と「奥の深さ」を両立して維持するのは意外と難しいとされる。また、そもそもダイエットやトレーニングを頑張っても縦長のへそを手に入れられるかは体質が関係する以上不確定な要素を含む運ゲーな部分があり、そして体型維持そのものにも継続性が要求されると言った都合上縦へその維持も困難である為、とあるアンケートにおいても縦へそを持つ女性は2割にも満たっていない。。モデルやグラビアアイドル等の芸能人、コスプレイヤー等が持つ縦へそはイメージよりも貴重な物であり、(例え整形だったとしても)信念や努力の結晶と言って差し支えない程であろう。
しかし逆に、アニメや漫画等の近年の二次元のフィクション作品、特に版権作品においては女性キャラクターのおへその形がこの縦へそで描かれることはかなり多く、縦長の形や線と影だけの描写で統一されていることも多い。
故に、このような作品において「へその形が縦長である」ということが強調される描写はあまりない。中には幼児や小学生のキャラクター、男性キャラクター等老若男女問わず縦線で統一されている作品もあり、描き分け方についてはあまり注視されているとは言えないだろう。(女性キャラクターの物についてはありえないサイズのバストや不自然とも取られかねない程のくびれ・年齢に不相応な体型のように、描き手の理想や拘り等が込められている可能性は大いにありえるが。)
タグとして
上記の通り、二次元では(追いかけていたらキリの無い程)多く見られる描き方である為、通常の『おへそが見えるイラスト』で縦へそが描かれていても、わざわざこのタグが付けられることは少ない。へそフェチ向けの物で「縦へそを強調しているような作品」や「形が縦へそであることが確定している人物のイラスト・小説」等に付けるのが妥当であろう。(投稿者が縦へその人物を描いた際に、キャラ設定の一つとして書き込むのも良いかもしれない。)
複数のキャラクターのおへその形を比較しているような作品で、縦へそのキャラがいる場合にも付けられる事もある。
縦長以外の形
内容としてはでべそや縦へそよりもかなりマニアックでマイナー(マイノリティ)な話になる為、現時点では形やタグについては、当該記事が存在する物を除いてこちらの記事で記載する。
また、大きさ(長さ)の個人差についての詳細はハッキリした事が分かってない為、 巨へそ等全体的な大小に関わることについては、現時点では言及しない。
・丸へそ
入口が開いており中がある程度見えているおへそ。楕円形等もここに含まれることがある。現実では最も多いとされるポピュラーな形で老若男女問わず見受けられるおへそであり、フィクションでも縦へそより次に多くに描写される形である為、逆にその形について言及されることは少なく、現状該当するタグもほぼ使われていない模様。
深さについてはまちまちである為、ここでは言及しない。
・でべそ
ある意味で対になる存在。縦へそは「現実ではあまり見られるずフィクションではよく書かれる」のに対して、でべそは「現実の女性でもそれなりに見られるが二次元の女性キャラクターではあまり見られない」という点で対極となっている。また、でべそは美容整形的な概念では敬遠されがちな形であるが、一方でゴマの溜まりにくい形でもある為前述の「イメージと現実の清潔感のギャップ」という意味でも真逆と言える。
ただ、特定界隈における人気はどちらも高い物であり、またあまりにも特徴的な形である為、一般的な用語としても広まっているので専用記事も作られている。
・横へそ
本来の意味で縦へそとは対になる横向きの潰れたおへそ。おへそ記事でも述べられているように腹筋や脂肪の関係上筋肉質な人(特に男性)は横向きになりやすい他、太った体型や太り気味、妊婦のように膨れたお腹、下記の浅へそのように脂肪が無い子供のおへそが胃下垂のせいで横に引っ張られている…等のイメージとして定着している。
しかし、痩せた体型や元々縦へそである人物も、屈んだり前屈みになったり座ったりしたりや、アングルを上もしくは下からにすればおへそが横向きに見えたり、その間だけ実際に少し形が変わることもあるので、そのようなシチュエーションのイラストに使われる事もある。
二次元においては縦へそをそのまま横にした横線のような形で描かれることもあるが、現実では重力等の影響もあるので完全に線のような閉じた形になることはほぼない。
・T時へそ
その名の通りTの字型になっている特徴的なおへそ。現状登録作品は少ないが、現実でも(逆向きの逆T時共々)まあまあよくある形なので、通常のおへそイラストやリアル調なイラストにもそれなりに見受けられる。
似たような形に↑や↓のような形になっている(或いは皺が出ている)矢印型等もあり、これらのような形は「上向きのおへそ」または「下向きのおへそ」と呼ばれることがある。
また、淵の横線が上下両方に付いている、カタカナの『エ』の様な形も存在する。
・浅へそ
底が丸見えになっている浅いおへそ。当該記事が存在する為、そちらを参照。
・深へそ
浅へその対となる底の深いおへそ。閉じた縦へそは一目見ただけでは深さが分かりにくい為、浅へそ共々開き気味のおへそが深へそとして分けられる。
上記でも述べたように皮下脂肪が多い程おへそは深くなりやすくなるので、セクシーなお姉さんやむっちり体型の人物がこの形になりやすい。
現状『深へそ』としてのタグは使用されていないが、『大きくて深いへその穴』というピンポイントなタグが存在する。こちらのタグは底が丸見えの一見浅そうなおへそにも付けられている為、恐らく上記のような体型の人物を対象に絞って使われている物なのであろう。
なお、余談だがおへその深さは平均的には1.8cmで、深い人は3.5cm以上にもなるらしい。
・美へそ
文字通り「美しい」とされるおへそで、前述の通り一般的には縦へその事を指すのだが、現段階では結局の所個人の価値観による判断基準でしかない為「それが本当に美へそであるか?」どうか決めるのは個人次第である。
・その他
これら以外にもわざわざイラストには描かれないような個性的な形のおへそは無数に存在するので、実際に自分でも探して見るといいかもしれない。
そもそもこれらの呼び方はごく一部で使われているような便宜上の物であり、この世に全く同じ形のおへそは存在しないオンリーワンな物である。
余談
なお、『美へそ』タグには何故かやたらと『超美へそ』のような表記揺れが存在する。
が、ぶっちゃけ使う単語やニュアンスに多少の違いがあるだけで似たような意味の単語ばかりの他、既存のタグと言っている事は変わらない物もあるのでそのような感想タグ(「縦へそ」「極上のおへそ」「魅惑のへそ」「舐めたいへそ」等)やコメントを残せば良い、と言って差し支えないような物ばかりである。
この先に派生タグの一覧を置いているが、やや人を選ぶ過激な表現であり、登録作品の偏りも多くR-18作品もかなり登録されているので注意。
派生タグの一覧
- 超美へそ
- 舌先を突っ込みたい美へそ
- 舌先でほじくりまくりたい美へそ
- 舌先でほじくりまくりたい縦長の美へそ
- 舌先でほじくりまくりたい極上の美へそ
- 舌先でほじくりまくりたい魅惑の美へそ
- 舌先でほじくり回したい極上の美へそ
- 舌先でほじくり回したい魅惑の美へそ
- 舐めまくりたい魅惑の美へそ
- 舐め回したい極上の美へそ
- 舐め回したい魅惑の美へそ
- 舐められ甲斐の有りそうな魅惑の美へそ
- 真横から舌先を挿れたくなる魅惑の美へそ
- 戦闘スーツから透けて見える魅惑の美へそ
- 布越しから透けて見える魅惑の美へそ
関連イラスト
関連タグ
クリクリしたくなるおへそ…臍に対する感想タグの一覧あり
へそマンコ…形の良い縦へそが比喩としてそのように称される事もあるが、例え比喩でもこのような直接的で性的な表現を好まない人も多いので注意。