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正妻戦争の編集履歴

2024-07-09 07:53:54 バージョン

正妻戦争

せいさいせんそう

正妻戦争とは、ハーレムの裏で繰り広げられる駆け引きである。一人の男(もしくは女)を巡る仁義なき戦い。

概要

事の発端は『Fate/Zero』と『ましろ色シンフォニー』それぞれのTVアニメ版が同時期に放送されていたことに起因する。

Fateシリーズにおける聖杯を巡る争い「聖杯戦争」にちなんで、同時期に放送されていた『ましろ色』のヒロイン達が主人公の恋人(正妻)の座を巡って争う様を「正妻戦争」と呼び、ニコニコ動画などで度々このコメントが飛び交うようになった。

さらに原作のメインヒロイン完全敗北したことが拍車をかけた。

以後、2人以上の女性が1人の男性を巡って争う同様の展開になった際に使われるようになった。


いわゆる「修羅場」と近しい表現だが、わりかしネタとしての要素が強い(少なくとも表向きは)。

これは『ましろ色』の属するギャルゲー(あるいはエロゲ)というジャンルへのニーズに影響されている。

ギャルゲーというのは、人の内面の汚さを真っすぐ書き出すことより、魅力的な美少女との交流……いわゆる萌えが求められる。

それを原作とした男性向け萌えアニメだったため、それほどドロドロした展開は起きなかった。

niceboat.?あれはギャルゲーの皮を被った昼ドラレディースコミック)だ。


補足

『ましろ色』以前のゲーム原作アニメの結末が以下のようになる。

  • メインヒロイン完全勝利
    • 実は古いエロゲ原作アニメでは少数派。
  • メインヒロイン勝利
    • サブヒロインが「最後の思い出をください」とか言って、キスや性交(ギャルゲーだと抱きしめるだけの場合も)をねだり、その後は素直に別れ、最終的にはメインヒロインに辿り着くパターン。『ToHeart』以前のギャルゲー原作アニメだと多数派。

都合が良いしね。


関連イラスト

前述の通り元々は『ましろ色』が元ネタであったが、現在のPixivでは主に「美少女収集系ソーシャルゲーム」に対して多用されているタグであり、特に『アイドルマスターシンデレラガールズ』が半数近くを占める。

一方で百合を前提とした作品も存在する。


男を巡る争い

香霖堂もポッキーの日胸囲の格差社会まとめ

正妻戦争鳳翔、出撃致します


女を巡る争い(百合)

終わらないバトルファイト!

マナハーレムも参照。


関連タグ

修羅場 ハーレム 百合ハーレム

正妻 ラブコメ 正妻の余裕

一級フラグ建築士・・・戦争が始まる主な原因。

勝ちヒロイン/負けヒロイン・・・それぞれ正妻戦争の勝者となったヒロインと、敗者となったヒロインを指す語句。


今日も鎮守府は修羅場です・・・ほぼ同じ意味合いの艦これ用タグ

卑しか女杯・・・ほぼ同じ…と見せかけ少し、もしくはかなりずれた意味合いのウマ娘用タグ。

正妻競走とも言えるかもしれない。

卑しい…卑しい〜!・・・ブルーアーカイブにおける卑しか女杯系のタグ。


出会うな危険勝った方が我々の敵になるだけです・・・やりすぎるとこうなる。

新妹魔王の契約者・・・常にヒロイン負け気味の正妻戦争が起こっている作品。


ヒロイン論争・・・こちらは物語のメインヒロインを決める論争で、若干ニュアンスが異なっている(その際に男性主人公というトロフィーを気にする信者はいる)。


関連サイト

正妻戦争とは (セイサイセンソウとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

正妻戦争(ましろ色シンフォニー)とは (マシロイロノセイサイセンソウとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

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