概要
『Fate/EXTRA CCC』において、クラス名の代わりに用いられていた呼称。
直訳すると「月の癌細胞」であり、癌細胞という点でビーストを彷彿とさせるが、現時点では正式な人類悪には数えられていない。
『Fate/Grand Order』においてはエクストラクラスの1つとして実装。
相性はルーラーに弱く、アヴェンジャーに強いと三すくみを形成できるようになっている。
実装数及び入手できる機会が極めて少ないクラスであり、敵クラスとしては比較的メジャーな部類に入るアヴェンジャーへの対抗手段として、ユーザーからは重宝されている。
BBの元ネタ的にもゴルゴーンをパートナーにしていたのでピッタリな気もする。
クラスカードはムーンセル・オートマトンを見下ろし棒を突き立てるBB。クラスカードにここまではっきりと特定個人が描かれるのは恐らく初。
クラスアイコンにもムーンセルと散りかけな桜の花びらが描写されている。
ムーンキャンサーにはBBしかなり得ないと示唆されているようにも見えたが、下記のキアラやアーキタイプ:アースの場合、クラスカードが当人に合わせたデザインに切り替わるという独自の演出が成されている。
ノウム・カルデアに課せられたオーディール・コールには入っていないがその理由は「存在自体が治外法権」の為。
……と思っていたら、真の奏章Ⅲ『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』にてムーンキャンサーがメインとなった。
Fate/EXTRA CCC
月の女王を自称する暴走した上級AI。
ラスボス系後輩としてチートの限りを尽くす。
詳細はBB(Fate)を参照。
Fate/Grand Order
Cosmos in the Lostbelt
『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』
喋って動き回る大きな神仏像で、「中の人などいない」と豪語するが…?
詳細は大いなる石像神及びガネーシャ(Fate)を参照。
オーディール・コール
『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』
7周年にてプレイアブル実装。
魔術世界において『原初の一』と呼ばれる生命体。
詳細はアーキタイプ:アースを参照。
イベント限定サーヴァント
水着サーヴァント
2018年夏イベントにて、南の島で出会った神格を取り込んだBB。
詳細はBB(水着)を参照。
2020年夏イベントに登場した、八百比丘尼を名乗る魔性菩薩。
実際には癌細胞ではなく発癌性物質に分類される。
詳細は殺生院キアラ(水着)を参照。
2024年夏イベントにて登場する代行者。
詳細は謎の代行者C.I.E.Lを参照。
2024年夏イベントにて2度目の水着サーヴァント化を果たしたBB。
詳細はBBドバイを参照。
2024年夏イベントにてクラスチェンジしたテノチティトラン。
詳細はテノチティトラン(水着)を参照。
余談
成り立ちからしてとても謎の多いクラス。
現状では、「ムーンセルシステムにとってのイレギュラー」、あるいは「月に縁のある存在」が定義と言える。
前者で言うと、Fateシリーズに登場しているサーヴァントではアルキメデス、アルテラ、カール大帝が該当。
後者で言うと、未だ登場していないかぐや姫がクラスへの適性を持つかもしれない(かぐや姫は月の罪人として地球にやって来たという説がある)。
上記クラス相性の根拠としては諸説あるが、本クラスは成り立ちからしてバグそのものといえる為、理不尽なレベルの搦め手で復讐者の暴力を封殺できるが、自浄機関である裁定者には修正を試みられる、という意見が有力。
後は「ゴルゴーンのオリジナルとBBのオリジナルの関係」という説もある(実際ゴルゴーンがBBと対峙したらまず攻撃出来ないだろう)。
関連項目
Fate/EXTRA-CCC Fate/GrandOrder