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第37回有馬記念の編集履歴

2024-09-01 23:53:54 バージョン

第37回有馬記念

とてもまえのめじろはつかまりそうもない

待っていたのは、仁川の波乱の再来だった。

さあ早く追いかけなければいけない!ここは3~4コーナー!

後続馬14頭が一気に差を詰めないと、とても前のメジロは捕まりそうもない!

メジロパーマー大逃げ!宝塚の再現なるか!

残り400mの標識を、メジロパーマー、ダイタクが切った!

さあ3番手グループはなんだ!3番手グループ、ナイスネイチャ来ている!

直線は310m!中山の直線は短い!

メジロパーマー逃げた!メジロパーマー逃げた!メジロパーマー、ダイタク、残り200m!

メジロパーマー逃げ切るのか!黄色い帽子が突っ込んできた!オースミロッチか!

メジロパーマー先頭!メジロパーマー先頭!メジロパーマー先頭!

さあレガシーも来ている!レガシーも来ている!

外の方からナイスネイチャ!内を通ってレガシーワールド!

メジロパーマー、レガシーワールド、並んでゴールイン!

やはり前残り…!メジロパーマーそしてレガシー…!

ヒシマサルも、トウカイテイオーも、そして、ライスシャワーも…どうしたんでしょうか…!?

(実況:堺正幸アナ)


※馬齢は現行表記

概要

1992年の有馬記念は、菊花賞を勝ち上がってきたライスシャワーや、天皇賞(秋)を勝ったレッツゴーターキンと同2・3着ムービースター&ヤマニングローバルジャパンカップを勝ったトウカイテイオーなどが名を連ねた。他に宝塚記念メジロパーマーやマイルCS勝ち馬ダイタクヘリオスが出走。トウカイテイオーが1番人気に押された。


出馬表


事前オッズ

人気オッズ
1トウカイテイオー2.4
2ライスシャワー4.9
3ヒシマサル6.9
4ナイスネイチャ11.1
5レガシーワールド13.4

レース結果

展開

トウカイテイオーが出遅れてしまい、後方からのスタート。前はメジロパーマーがスローに持ち込む展開に。1週目ホームストレッチでダイタクヘリオスが上がってきて、メジロパーマーもペースを上げていった一方、後方の有力馬はヒシマサルがテイオーをマークするため最高峰に下がる(つまり、ヒシマサルは当時長・中・短距離さらには過去も含め最強馬のさらにひとつの上の存在だった)など牽制し合ってペースが上がらず、差は開く一方に。

やがて向こう正面を過ぎて、大逃げの形となった2頭が3コーナーに差し掛かると、差が開きすぎていることに気付いた後方のヒシマサルやトウカイテイオーが追いだし始める。ホームストレッチに入ってダイタクヘリオスはいっぱいになり脱落、メジロパーマーが粘り込む中先行集団のレガシーワールドと中団のナイスネイチャらが脚を伸ばして迫り、レガシーワールドがメジロパーマーに並びかけたところでゴールイン。メジロパーマーがハナ差先着で逃げ切り、春秋グランプリ連覇を達成した。

メジロパーマーは宝塚記念勝ち馬だったにもかかわらず天皇賞秋で大敗していたため16頭立てのブービー15番人気と低評価となり、単勝49.4倍、馬連315.5倍の波乱となった。トウカイテイオーは11着、ライスシャワーは仕掛け遅れて8着と大敗した。

なお、サンエイサンキューは故障競走中止、予後不良となった。



結果

着順タイム/着差
1メジロパーマー2:33:5
2レガシーワールドハナ
3ナイスネイチャ
4レッツゴーターキンクビ
5オースミロッチ½

その後

  • ダイタクヘリオスはこのレースで引退した。
  • トウカイテイオーは故障が判明し、1年にわたり離脱することとなった。

実況担当者

NHK藤井康生

ラジオたんぱ白川次郎

フジテレビ堺正幸



ウマ娘では

アニメ2期6話のBパートの有馬記念が史実で言うとこれにあたる。


第7話ではパーマーヘリオスの回想シーンのほか、天皇賞春に出走しないと決めたライスを翻意させるために説得に当たったミホノブルボンが「それなのになんですかあの有馬記念8着は!」とライスの敗戦を叱咤したが、その時横にいたテイオーには大きく「有馬11着」(「馬」はウマ娘特有の点2本)とテロップが出されていた。これは上述の史実と着順が一致している。


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有馬記念

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