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月刊モビルマシーンの編集履歴

2024-10-07 09:56:14 バージョン

月刊モビルマシーン

げっかんもびるましーん

『月刊モビルマシーン』とは、ガンダムエース誌上にて掲載される『F90FF』『F90クラスター』連動記事である。

概要

月刊ガンダムエース誌上で連載されている『機動戦士ガンダムF90FF』および『機動戦士ガンダムF90クラスター』との連動企画。著者は両作品に携わる小太刀右京

宇宙世紀140年代のサイド2・アメリアに存在した雑誌の日本語抄訳と言う体裁で、作中に登場したMSをはじめとしたマシンについて、かつてB-CLUBにて連載された『月刊MSジャーナル』をオマージュ・意識した解説がなされている。

ちなみに、『月刊MSジャーナル』自体は140年代にも現存しているのだが、Vol.1の記事を書いたライターにはディスられていた。


記事の内容ではMSの設定以外にもライター個人の主張やサイド2周辺の状況も記述されているが、ザビ家シンパが処刑されたり、ガチ党批判や機密情報に触れようとしたライターが消えたという情報が文末の編集部からのお知らせに記載されるなど、ザンスカール帝国建国前のサイド2の闇の深さが垣間見えることも。


設定解説では過去の宇宙世紀ガンダムシリーズ作品に由来する情報も出てくることがあり、それなりに知識があるガノタでもなかなか分かりづらいネタまで出てくることも。


もちろん作品の設定を理解を深めるのに役に立つ内容も書かれているが現在単行本等には収録されていない。


あと形式番号など誤植がそこそこ見られる。『F90クラスター』連動期には小太刀氏が誤植について謝罪し、担当者が「温情ある裁判」にかけられたり「宇宙漂流刑」になったりしたとコメントしている。

…裁判の後物理的に首を斬られていませんよね?

単行本化など再録が遅いのは誤植のチェックと修正、および掲載後の他作品での設定開示内容の反映およびそれに伴う改訂が必要になるとかもあるのかもしれない。


記事

『F90FF』連動期(ガンダムエース2022年10月号~2024年6月号)

VOLUME紹介機体ライター備考
01ガンダムF90 Nタイプカイン・グレイシャー
02バージム、バージム・マハウスディナ・キムカインの訃報が報じられた。
03キャノンガンダムディナ・キム
04Gキャノン(バズ・ガレムソン専用機)ディナ・キム
05MSA-0120マルティン・クレフェルド、ディナ・キム・ギンザエワディナがギンザエフと結婚し以降はこの名前で登場する。また、対談の後にマルティンが亡くなったという記載がなされる。
06RFケンプファーディナ・キム・ギンザエワ
07ジムⅢエウリュアレフルアーマー・ジムⅢディナ・キム・ギンザエワ
08ティグリス、ティグリスⅡディナ・キム・ギンザエワ
09ヘビーガンⅡファレス・ムアワッド
10Gカスタムプロト・ハーディガンファレス・ムアワッド
11ギラ・ドーガ改(リア・ドーガ)、同シャルルゲトル・デプレゲトルの初出は『Vガンダム』。
12ジムⅢ(ボッシュ・ウェラー専用機)ディナ・キム・ギンザエワ
13スターク・ジムジルベール・バソレ
14STガンジルベール・バソレミューラ・ミゲルと思わしき人物から情報を得ている。
15ザクⅢ高機動型ディナ・キム・ギンザエワジルベールはサイド1に亡命し、家族はギロチンにかけられたとのこと。
16RFグロムリンⅡグロムリンⅡカシム・アクチュラコフ掲載前にカシムは変死体となっており、故人の遺志を尊重してそのまま記事にした。
17ATMS計画ディナ・キム・ギンザエワ、ジルベール・バソレ、カシム・アクチュラコフ、ファレス・ムアワッド、ゲトル・デプレアメリア編集部がガチ党秘密警察に書類送検されUC0147年1月号の新春座談会の再掲載を行うことに。
18ハーディガン・ナイトレイド(および同制式型)ファレス・ムアワッド
19ガンダムF89、ガンダムF90ディナ・キム・ギンザエワ
20ガンダムF91(疑似人格AI搭載型)ディナ・キム・ギンザエワマリア主義に則る誌面刷新に伴い休刊を発表。
21フォーミュラ計画ディナ・キム・ギンザエワ、ファレス・ムアワッド、ゲトル・デプレ休刊前の記念座談会。ドゥカー・イクが協力している。

『F90クラスター』連動期(ガンダムエース2024年9月号~)

VOLUME紹介機体ライター備考
22ガンダムF90(火星独立ジオン軍仕様)ディナ・キム・ギンザエワ編集部スタッフを総入れ替えして復刊。
23ハーディガン・ブリッツクリーク、同ダンシネイン仕様ヒストリカ・クロニカ
24F80ファレス・ムアワッド


ライター

  • カイン・グレイシャー

記念すべきVol.1のライター。「MSジャーナル」誌を蔑視していたのはこの人。

F90Nタイプのサイコフレームの出どころが木星船団によるものであり、サナリィに渡ったのはアメリア議会のある議員によるものということを次の号で解説しようとしたが、交通事故にて死亡する。

交通事故が本当にただの事故でないとすれば危惧したある議員の手引きによるものと考えられ、そのある議員というのはおそらく木星と関わっていたフォンセ・カガチかその同志であろう。


  • ディナ・キム(・ギンザエワ)

出番の多い女性ライター。Vol.05であのボンボン版『Vガンダム』の知る人ぞ知る人物ギンザエフと結婚したことが明らかになり、以後は「ディナ・キム・ギンザエワ」名義で登場する(苗字がワになっているのは女性形変化のため)。ちなみにボンボン版『Vガンダム』ではギンザエフの妻は1コマだけ登場していた。

そのVol.05では苗字がちょくちょく「ザンギエワ」と誤植されており後の号で謝罪していた。

連載が進むにつれマリア主義に染まっていく様子が文章で見て取れる。


  • マルティン・クレフェルド

軍事評論家。Vol.05でディナと対談していたときの内容から以前からの知り合いのようだ。

対談終わりにガチ党についての興味深い報告を後日することを約束するも3日後に自宅火災で死亡する。

…果たして彼は何を知ってしまったのだろうか。


  • ファレス・ムアワッド

ディナに次いで出番の多いライターで用兵史家。


初出は『機動戦士Vガンダム』。このころは連邦軍の教導団に所属しており、Vol.11の冒頭によると以前にも何度か寄稿していた模様。

文章の中で経済や官僚主義について言及することがあるが、これは息子を持つ父親として家計や養育費などについて考えることがあるためだろうか。


  • ジルベール・バソレ

Vol.13と14にて寄稿。

Vol.14では「神聖同盟」の「M・M女史」から助言をいただいていたが、これはリガ・ミリティアミューラ・ミゲルとみて間違いないであろう。

彼女との交流もあってか、ガチ党を危険視しており、サイド1への亡命後にガチ党批判を行った。

その後家族はギロチンにかけられ、家財も公買に出されることになった。


  • カシム・アクチュラコフ

Vol.16に寄稿。

記事の内容がRFグロムリンⅡはまだしも、グロムリンⅡに関する記述があまりにも眉唾ものであり、全身がサイコフレームで出来た巨神だの「黒歴史」だの「薔薇」だののキーワードが出てくる。

流石に編集部も「オカルト雑誌と勘違いしているのではないか」との批判が来るのを理解していたため「同誌の歴史観とは一致しない」とコメントしている。

寄稿後、自宅の浴室で両目に銀貨を、口に塩を詰められた変死体となって発見される。

編集部は故人の遺志を尊重してそのまま記事にした。


  • ヒストリカ・クロニカ

再編後に加入した新ライター。


関連項目

機動戦士ガンダムF90FF

機動戦士ガンダムF90クラスター


機動戦士Vガンダム

マリア主義 ザンスカール帝国 サイド2


絹江・クロスロード別のガンダム世界で色々と面倒な事を知ろうとした結果、消されたジャーナリスト。この記事のライター達と同じような事である。

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