概容
平成ライダーの番外編を描く。『仮面ライダー響鬼』からはDVD作品となった。
それぞれこの作品限定の戦力や敵が登場する。戦闘シーンや性能を編集した児童誌向けオリジナルムービーだが、毎回児童達の理解を超越したネタのてんこもりとなっている。
特に、本編でもふざけまくっているカブトや電王やフォーゼはまだいいとして、
- 「おれ達は人類の自由と平和を守る!」「おれ達は仲間だ…ずっとな」などとほざく気色悪い王蛇が登場する『仮面ライダー龍騎』
- 全編通してミュージカル仕立てとなっている『仮面ライダー555』
- 『仮面ライダーキバ』の「イクササイズ」
などは、そのカオスさと本編の鬱展開とのギャップがあまりにも凄まじいことから伝説となっている。
一部はDVDシリーズ最終巻、BD-BOXの特典映像として視聴可能である。
ラインナップ(平成)
仮面ライダークウガ超ひみつビデオ 仮面ライダークウガVS剛力怪人ゴ・ジイノ・ダ
- ※DVD最終巻・特典映像収録。
仮面ライダーアギト3大ライダー超決戦ビデオ アギトvsG3-Xvsギルス いま選ばれる最強ライダー
- テレッピというマスコットキャラクター(今で言うゆるキャラでてれびくんのおたよりコーナーに登場していた)が、アンノウンに襲われることを危惧。スーパーから出てきた津上翔一、銀行強盗を捕まえようと銀行に行っていた氷川誠、そして銭湯にいた葦原涼の三大ライダーを超能力で呼び寄せ、最強のライダーに守ってもらおうとする。
- 本編では見られない3ライダーが並んでの変身(1人は装着だが・・・)
- 翔一らは途中からダサイ王冠(襷つき)を被らされることになり最強の座を押し付け合うが、そこにアンノウンが現れる。三人は技名を思いっきり叫びながらかっこよくアンノウンを撃破するのだった。
- アギトフレイムフォームのダブルセイバースラッシュ(二刀流)、ギルスのギルスヘルスタップはここでしか見る事のできない必殺技だったりする。
- 途中で翔一の一人称が「僕」になったりするが気にしてはいけない。
仮面ライダー龍騎ハイパーバトルビデオ 龍騎vs仮面ライダーアギト
- 城戸真司が迷い込んだ不思議な世界ミラクルワールド。そこでは気色悪いくらいヒーロー然としたナイト・ゾルダ・王蛇が悪いミラーモンスターと戦っているというわけのわからない世界だった。戸惑う真司だったが、そこにミラーモンスターの親玉であるにせアギト(CV:ウラタロス)が現れる。真司は本物のアギト(CV:高岩成二)と協力して、にせアギトを撃破する。新たな世界で龍騎は仲間たちと悪に立ち向かうことを決意するが、それは仮面ライダーの記事を書いている最中に居眠りをしていた真司の夢の中での出来事なのだった…。
- なお、この作品は平成仮面ライダーの映像作品で初のクロスオーバー作品である。
- 王蛇の言動にはシャンゼリオンのオマージュが見られる。
- 上述したとおり夢オチなのだが、本編の展開を考えると結構こちらも鬱になる……。
- ラストで寝ぼけている真司に対して、蓮は「みんなお前にさえ出会わなければ幸せだった」と言っており、事実、本編でも北岡が「奴がライダーだったのは俺達にとって良かったのか悪かったのか」と言っていた。
仮面ライダー555ハイパーバトルビデオ
- 仮面ライダー555を全編ミュージカル仕立てで振り返る。 「変身するのは猫舌たっくん~♪」 「草加雅人なら大丈夫~♪」
- そして後半ではスマートブレイン製のラジカセでみんながミュージカルしている隙に3本のベルトを奪還するという凄いんだかくだらないんだか分からない作戦を阻止するため、巧がオルフェノク軍団に立ち向かう。
- 物語のクライマックスの歌詞で…真里『巧オルフェノクだ〜♪』初見さんにとっては盛大なネタバレである。といってもオルフェノク三体を目撃しただけなので『巧の正体はオルフェノク』という意味ではない…。はず…。いやそう信じたい。
- オルフェノクが灰化しない。
- 草加は3本のベルトのMVを除いて一切登場しない
- 物語のラストでターミネーターならぬ巧ネーターに扮するなどカオスな展開ばかりに目が行きがちだが、未視聴の読者諸兄にあらためて書いておくと、冒頭で述べた通り555本編の内容はHBVと違い鬱展開が続くストーリーである。登場人物が楽しく暮らしているHBVの世界が実は巧の夢の世界であった事を考えると、また違った見方ができるのかもしれない。
※Blu-ray BOXに収録。
- なお2013年のインタビューでは、小学館にハイパーバトルビデオ史上最大の問題作と評された。
仮面ライダー剣超バトルビデオ 「仮面ライダー剣vsブレイド」
- このシリーズ最後のVHS作品であり、この作品のみVHSかDVDかが選択できた。そして次の響鬼からDVDのみに移行した。
- 白井虎太郎が仮面ライダーについてまとめた実録本の原稿を書いていると、そこにマフラーを巻いた剣崎一真が現れる。実はトライアルが剣崎に化けて悪事を働いていたのだ。駆け付けた本物の剣崎(マフラー無し)は偽剣崎に突っかかるが、偽剣崎はなんと仮面ライダーブレイドに変身。本物の剣崎もあわてて変身するが、そこに現れた橘さんと睦月は混乱し本物の方を攻撃してしまう。しかし始の指摘により(始が言うにはトライアルの方が反応速度が速いらしく、反応がワンテンポ遅れた方が本物だったという)本物を見極めた二人は「ジェミニ」と「リモート」のカードを投げ与え、偽ブレイドの使おうとしたカードからアンデッドを再解放し、二人に分身したブレイドはそれぞれキングフォームとジャックフォームにフォームチェンジ、見事にトライアルを打ち破った。
- 剣崎以外のライダーは変身しない。橘と睦月は、生身のままで武器(ラウザー)を使用している。
- 虎太郎が書いている原稿は、劇場版や、後に本編に登場した「仮面ライダーという名の仮面」に通じる。
- 原作終了後の後日談の一つ「HEROSAGA DAY AFTER TOMMOROW」でも偽ブレイドが登場。こちらはカメレオンアンデッドが変身したもの。
※Blu-ray BOXに収録。
仮面ライダー響鬼超バトルDVD 明日夢変身!キミも鬼になれる!!
- この年から、VHS→DVDに完全移行。
- シリーズで唯一主役ライダー本人が登場しない作品(回想シーンでは登場)
- 本編では変身しなかった安達明日夢が、鬼になる極意を知るために「心」を学ぶ。ディスクアニマルはしゃべって指導を行うのだが、明日夢は嘘くさいディスクアニマルの指導に疑いが隠せない。そこに現れたアサギワシから裁鬼が魔化魍バケネコに襲われている報を聞きつけた明日夢は鬼に変身してバケネコと戦おうとし、本当に響鬼へと変身する。しかもディスクアニマルと合体、最強フォームである装甲響鬼に変身し、見事バケネコを討滅するのだった。
- ちなみに初期設定だと本当に明日夢も響鬼になる予定であり、ディケイドに登場したアスムはその設定の発展。
仮面ライダーカブト超バトルDVD 誕生!ガタックハイパーフォーム!!!
- ハイパーフォームに憧れる加賀美新が、天道総司のようなかっこいい男を目指す。しかしドジな加賀美は失敗とボケばかり。そんな中、ワームの出現を聞いて駆け付けた加賀美は、カブトの猿マネをして立ち向かうもうまくいくはずもなくケチョンケチョンにされてしまうが、自分は他の誰でもない自分だと気が付いた加賀美は天道と共にどっかから飛んできた2匹のハイパーゼクターを使ってハイパーフォームへと進化する。
- ちなみにゼクターもやっぱりしゃべる。
- 本編や映画にはなかった貴重なカブトのマスクドフォームを経由しないライダーフォーム直接変身
- ガタックハイパーフォームはPS2版やテレビ絵本にも登場し、マスコレも発売されるほどの人気ぶりであった。しかも作中オリジナルのカンポノタスワームもディケイドに登場するなどハイパーバトルビデオの中でもかなり優遇されている…。
- 今作で加賀美は天道になりきってカブトのように強くなると目論み、猿マネばかり続けて様々なポカが続く。だが最終的に天道は天道、俺は俺という結論へとたどり着いたことでゼクターに認められ、ハイパーフォームを得た。その後仮面ライダージオウ:アナザーカブト編はこれを意識してか、敵の猛攻で変身解除まで押されてしまった加賀美が「俺は戦士だ」と叫び、徹頭徹尾自身を貫き通したことでカブトの資格を得るという特大級のリスペクトを受けている。おふざけ展開全盛期のHBVでの小ネタが、まさか本編の激アツ展開に結びつくとは誰も想像していなかった。
- なお彼の「毎朝鏡の前で顔を洗う男」の元ネタはここから来ている。
仮面ライダー電王超バトルDVD ~うたって、おどって、大とっくん!!~
仮面ライダーキバアドベンチャーバトルDVD ~キミもキバになろう~
- 今作が初の視聴者参加型の通称「アドベンチャーバトルDVD」で、選択肢によってストーリーや結末が変わるようになっている。
- テレビの前でいつもこの番組を見ているキミのために、渡、名護さん、そして何の説明もなく時を越えてきた音也の三人がキバになるための特訓を伝授する。名護さんはなぜかオリジナルのエクササイズを教え、音也が教えるのは正義の心得という名のただのナンパテク。そうする内に町に現れたラットファンガイアを倒すために、純血の人間のキミはファンガイア専用のキバに変身する。そしてキミは奇跡のフォームを誕生させる!
- 始めて変身した割に、妙に善戦しているがそこは気にしては(ry
- ちなみに少年の声を演じているのは熱斗くんやマンドラ坊やで有名な比嘉久美子さんである。
- 選択によっては753の風呂シーンを見ることができる。しかも背中を流してもらえる。主人公は男児を意識しているようだが女児の視聴者もいるため、見方によってはこのシーンは…
仮面ライダーディケイド超アドベンチャーDVD 守れ!てれびくんの世界
仮面ライダーW超バトルDVD 丼のα/さらば愛しのレシピよ
- いつものように風都を謎のドーパントが襲う怪事件が発生。襲われるのは美味しい飯屋ばかり。翔太郎は調査に乗り出すが、そこにブッサイクなドーパントが出現し、調査を阻む。中身を当てるためにフィリップは地球の本棚で検索を試みるが、空腹すぎて力が出ない。翔太郎、亜樹子、照井の3人はフィリップの腹ごしらえとドーパントが言い残した中身のヒントの意味を自分達なりに考える為、料理の鉄人に扮し美味しいキャラどんぶりを作る。そしてフィリップは遂に、怪人の正体を突き止める!
- 内容こそギャグだが、構成や展開は一般的な放送分と特に遜色がない出来で、短縮版だがOPも流れ、次回予告も完備している。正直『W』全体のカオス度で言ったら、本編のナイトメア・ドーパント回の方がよっぽど上かもしれない。
- ちなみに本作ではサイクロンメモリやジョーカーメモリからスタートせず、いきなりヒートメタルに変身している。
仮面ライダーW ガイアメモリ大図鑑
- 上記HBVの後日談を描いた付録DVD。他の作品と違って「超バトルDVD」の文章が盛り込まれておらず、厳密には付録である為ハイパーバトルビデオとは違うが、てれびくんに関係した作品である事やギャグテイストの外伝映像作品という事で、ここに記す。
- ある日、翔太郎は鳴海探偵事務所の地下ガレージで倒れているフィリップを発見する。暫くして目を覚ますが、彼は何らかのショックでガイアメモリ絡みの記憶を失っていた。フィリップの記憶を取り戻すため、翔太郎はフィリップが興味を示したガイアメモリについて説明する。
- なぜか地球の本棚にてれびくんが置いてある。
- 実はフィリップが記憶を失った意外な原因がハイパーバトルビデオ本編中に隠されており、よく見れば見つけられるので探してみよう。
仮面ライダーオーズ超バトルDVD クイズとダンスとタカガルバ
仮面ライダーフォーゼ超バトルDVD 友情のロケットドリルステイツ
- 仮面ライダー部は山本大介=仮面ライダーアマゾンが久々に日本に帰ってくると聞き、山本をもてなすためにパーティの用意をするが、そこにやたらダスダスうるさい怪人サドンダスβが登場。弦太朗はフォーゼに変身して闘うもサドンダスβは強い。賢吾とユウキはアマゾンライダーが持つとされる新しいアストロスイッチを求め南米へ向かう。しかしアマゾンはなかなか見つからず、日本ではフォーゼとサドンダスβが不眠不休で昼夜を問わず戦い続けるのだった…。
- ちなみに原作通りに年を取っていたとすると、2011年が舞台の本作では山本大介は59才である。うーん、その年でまだ片言なのか…。きっとライスピみたいに媒体によっては同世界の同一人物でも片言を使うのだろう(一般のアマゾンのイメージは片言だからだろうか)。
- テロップによれば、フォーゼとサドンダスβが戦っていたのは延べ12日間。おそらくは飲まず食わずで、9日目になると互いに休憩を求めていた。2人ともよく生きてたな…
- MOVIE大戦アルティメイタムではユウキが賢吾に『去年はアマゾンに行ったよね』と発言しているため、この作品は本編とリンクしていると思われる。
仮面ライダーフォーゼ アストロスイッチひみつレポート
- 上記HBVの前日談を描いた付録DVD。「W」同様、他の作品と違って『超バトルDVD』の文章が盛り込まれておらず、厳密には付録であるためハイパーバトルビデオとは違うが、てれびくんに関係した作品である事やギャグテイストの外伝映像作品と言う事で、ここに記す。
- ある日、流星がラビットハッチでこっそりてれびくんを読もうとしていると、タチバナから通信が入る。なんでも超高速で地球に接近するコズミックエナジーを発見、それは未知のアストロスイッチだという。40のアストロスイッチを解析すればその未知のアストロスイッチの場所が割り出せるかもしれない、ということでアストロスイッチのデータをM-BUSへ送信するよう頼まれる。流星とタチバナ、そして途中から加わった弦太朗が送信するデータにミスがないようにアストロスイッチを解説&コメントする。
- このDVDではアストロスイッチについて3人が様々な面白コメントをするのだが、流星がウインチをマシンメテオスターに引っ掛けられたことを根に持っていたり、クロースイッチのコメントで弦太朗が前の仮面ライダーのモノマネをしたりと、様々な小ネタも混じっている。
仮面ライダーウィザード超バトルDVD ダンスリングでショータイム!!
仮面ライダー鎧武超バトルDVD フレッシュオレンジアームズ誕生! ~君もつかめ!フレッシュの力~
- ある日突然ロックシードが錆びてしまった紘汰は、唐突に現れた謎の少女のお告げにより同じくロックシードがサビついた戒斗、一緒にいた舞と共にフレッシュなことに挑戦してサビを取ろうとする。部屋を掃除しフレッシュに、カッコいい服でフレッシュに、なぜか料理上手な戒斗の指導でスイーツを作ってフレッシュに、などと努力した結果紘汰のロックシードはサビがとれフレッシュとなるのだった。しかし戒斗は笑顔を作れなかったことでサビをとれず、自らヘルヘイムの森に入って新たなロックシードを手にしようとする。そこに呉島兄弟が現れたことでいつもと違ったライダーバトルの幕が上がる。
- 珍しく怪人が全く登場しないHBVである。
- いつものアームズでないとはいえ本編であれだけ主人公にトラウマを植え付けた斬月がフレッシュな鎧武にあっさり敗北する貴重なシーン。
- ちなみに戒斗がフレッシュな笑顔を見せた際には紘汰のパインロックシードがフレッシュパインロックシードになったが、元々パインロックシードは戒斗のものだったので、戒斗の笑顔でフレッシュ化してもなんら問題はない。
仮面ライダードライブ超バトルDVD シークレットミッション type HIGH SPEED! ホンモノの力!タイプハイスピード誕生!
- 特状課は何者かがてれびくんの偽物『てびれくん(表紙は凝っているが中身はただの落書き)』を大量生産しているという情報を聞きつける。進ノ介と霧子はその工場にガサ入れに入るが、下級ロイミュード027が化けた偽物のドライブの襲撃に逢い、返り討ちにされてしまう。進ノ介は偽ドライブに対抗するため、そして本物のプライドを守るため新たなシフトカー、シフトハイスピードとメガマックスフレアで偽ドライブに挑む。
- ちなみに本HBVは、パラレルや夢オチが多かった他のHBVでは珍しいことに、クウガ同様原作の1エピソードである。
- なお、てびれくんの表紙には仮面ライダーラルクの写真が使われているが、ラルクは原典MISSING_ACEでは剣崎たちと敵対していたものの厳密には悪役ではなく、ディケイドではむしろ味方ライダーである。
仮面ライダードライブ超バトルDVD シークレット・ミッション type Lupin ~ルパン、最後の挑戦状~
- 初となるHBV第2弾である。
- ある日、特状課に仮面ライダールパンことゾルーク東条から挑戦状が届いた。何でも進ノ介が言うには以前から何度もルパンに挑戦状を叩き付けられていたらしく、そのたびにミニカーやひとやすみるくなど、くだらない物ばかり盗むルパンに進ノ介は手を焼いていた。しかし、最近はなぜか挑戦状が途絶えており、久々の挑戦となっていた。今度こそルパンを逮捕すべく指定された場所に向かうが、ルパンの様子がおかしい。実はロイミュード100がゾルーク東条から奪ったルパンガンナーでルパンに変身し、悪事を働いていたのだ。そこに駆け付けた本物のゾルーク東条とマッハ、チェイサーと共に100に立ち向かう。
- 多少ギャグは入っているものの、クウガ以来のまともなHBVとなっている。
- テレビ本編でその最期が描写されなかったロイミュード100が登場する。
- また、先の作品と同じく原作の1エピソードである(時系列は最終回直前だと公式予告動画内で述べられている)。
仮面ライダーゴースト 一休眼魂争奪!とんち勝負(バトル)!!
- 『仮面ライダーゴースト』初の外伝作品。
- 後述のHBVの前日談を描いた付録DVD。Wの『ガイアメモリ大図鑑』、フォーゼの『アストロスイッチひみつレポート』と同じく「超バトルDVD」の文章が盛り込まれておらず、厳密には付録であるためハイパーバトルビデオとは違うが、てれびくんに関係した作品である事やギャグテイストの外伝映像作品と言う事で、ここに記す。
- ある日、タケルたちがこれまで手に入れたゴーストアイコンに宿る偉人達をおさらいしていると、仙人から新しいゴーストアイコンが出る予感がすると電話が来た。それは一休さん(一休宗純)のゴーストアイコンだという。するとそこに笹原真由子という女性が訪ねてくる。話によると、実家の蔵から虎の屏風が見つかり、それ以来自分の周りで奇妙なことが起こるようになったという。その日は仕事を終えて帰ろうとすると大量のなぞなぞが書かれた紙がばらまかれており、タケル達が調査をしていると僧兵眼魔(弟)が現れ、一休ゴーストアイコンをめぐるタケルと僧兵眼魔のとんち対決が幕を開ける。
- 御成がいつも以上に騒がしい。
てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーゴースト 一休入魂!めざめよ!オレのとんち魂!!
- 『仮面ライダーゴースト』の正式なHBV作品であり、『とんち勝負(バトル)!!』の続編。
- 前回、僧兵眼魔とのとんち対決を制し、何とか一休ゴーストアイコンを手に入れたタケル。そんなある日、全日本とんち学会の理事長だという、真由子の姉、笹原カツミが大天空寺を訪れた。なんでも自分の部屋の扉に「この扉開けるべからず」という貼り紙をされてしまい困っているという。どうしても答えが浮かばないタケルは一休ゴーストアイコンの力を借りようとするが、なぜか変身することができず、ユルセンも原因が分からないという。すると、僧兵眼魔(兄)に操られたカツミに一休ゴーストアイコンを奪われてしまう。互角の戦いを繰り広げる二人であったが、僧兵眼魔のなぞなぞ攻撃に苦戦させられる。スペクターの乱入で無事一休ゴーストアイコンを取り戻すが、カツミは僧兵眼魔にさらわれてしまう。なぜ一休ゴーストアイコンが使えなかったのかをみんなで考えていると、マコトが前回の話の後に似たようなゴーストアイコンを手に入れたという。それはピタゴラスのゴーストアイコンで、マコトはこれを使いこなすために三角の力の修業をしたという話を聞き、タケル達も一休ゴーストアイコンを使いこなすべく、とんち力を鍛えるための修業を開始する。
- 本作に登場した一休魂とピタゴラス魂は劇場版にて、仮面ライダーダークゴーストの変身形態として登場。番外編オリジナル形態としては珍しい形での再登場となった。
- 笹原かつみを演じた松田るか氏は次回作で仮野明日那ことポッピーピポパポを演じることになる。
- 上記二作品は、小説仮面ライダーゴーストにて本編とリンクしている事が明らかになった。
てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーゴースト 真相!英雄眼魂の秘密!
- 『仮面ライダーゴースト』のHBV第二弾。
- 生き返ってから1年、平和に暮らしていたタケルだったが、父・龍がなぜこの15人を英雄アイコンとして選んだのかというのがずっと気がかりだったという。そんな中、アランに眼魔世界へ招待されたタケルはそこで消滅したはずの西園寺に出会う。彼は町を結界で閉ざし、グレートアイを召喚しなければ町を爆破すると脅迫してきた。タケルはそのための条件としてなぜ龍を裏切ったのかを聞き出すが、グレートアイはもう存在しないため召喚には失敗する。激怒した西園寺はダヴィンチ眼魔を召喚。ダヴィンチ眼魔は、英雄アイコンに選ばれなかった怒りから暴れ始めた。西園寺とダヴィンチ眼魔を止めるためにタケルたちが立ち向かう。
- この作品で西園寺が復活した出来事は『仮面ライダースペクター』とリンクしている。なお、仮面ライダースペクターはこの出来事から1年後の物語となる。
【裏技】仮面ライダーレーザー
- 『仮面ライダーエグゼイド』のスピンオフシリーズ「【裏技】シリーズ」の1つで、テレビ本編で退場し(てい)た九条貴利矢/仮面ライダーレーザーが再登場し、宝生永夢/仮面ライダーエグゼイドとのコンビが再結成される。
- ある日、貴利矢のパソコンから彼からのメッセージと宝探しゲームのデータが発見される。クリアすれば超・超・超豪華なお宝が手に入るという。永夢は貴利矢と共に悪戦苦闘しながらもゲームを進めていくと、実はこのゲームは幻夢コーポレーションが開発していた究極のゲームのプロトタイプで、お宝とは危険なプロトガシャットのデータであったことを知る。ゲンムの企みを阻止するため、レーザーとエグゼイドのコンビが復活する。
- 本作のストーリーは本編と綿密に絡んでおり、プロトガシャットや貴利矢に関する事柄が一部明かされる。
- 4月1日(エイプリルフール)に宣伝情報がツイッター配信された。
【裏技】仮面ライダーパラドクス
- 『仮面ライダーエグゼイド』HBV第二弾にして『仮面ライダーエグゼイド』のスピンオフシリーズ「【裏技】シリーズ」の1つで、エグゼイド最終回の後日談。そして、Vシネマ『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング』に繋がる内容となっている。
- 正宗の企みを阻止した後、永夢とパラドは一緒にゲームをすることが実現した。そんなある日、二人は黎斗が作ったという新作ゲーム、「ナゾトキラビリンス」に挑戦することに。二人は迷宮の謎を解き、囚われたポッピーを救えるのか!?
てれびくん超バトルDVD 仮面ライダービルド 誕生!クマテレビ!!VS仮面ライダーグリス
てれびくん超バトルDVD 仮面ライダープライムローグ
- 『仮面ライダービルド』のHBV第二弾。
- 「1人で電車の切符が買えない」「ピーマンが食べられない」という、TV本編の「あらすじ紹介」で触れられていた幻徳のポンコツぶりが正真正銘の事実であることが判明。さらに美空に連れていかれた店で服を選んでもとんでもないコーディネートにしてしまうというファッションセンスの酷さも全開で、本編の幻徳ショックをさらに増幅させる内容となっている。
- 親の七光りで生きてきた東都政府首相補佐官の幻徳は、ファウストを作ったことで父であり東都首相の泰山と衝突し西都に亡命、その後エボルトの野望を阻止するために戦兎達の味方となるが強化アイテムに恵まれず、しかも自身のファッションセンスを美空に否定され、nascitaを追い出されてしまう。その後美空に「料理にピーマン大量に入れる」と脅され、服選びの為に切符の買い方を知らない幻徳は走って隣町のデパートに向かうがそこでも独自のセンスを発揮し、子供にもバカにされてしまう。するとそこにエボルトとスマッシュが現れビルドが戦うが倒されてしまう。そこで幻徳は新アイテム、プライムローグフルボトルを使いプライムローグに変身する。
- 時系列的には本編の第41話と第42話の間に位置する出来事で、第42話で幻徳の服装がまともなものになっていた事情がここで明かされている。
- さすがに戦闘時のプライムローグの活躍場面では幻徳もしっかり決めている。
- 尚、ライダーシリーズにおいて、現時点で唯一強化形態のタイトルロゴが作られた作品である。タイトルが『仮面ライダーローグ』ではない理由は特典映像である『ROUGE』と被らないようにする為と思われる。
仮面ライダービビビのビビルゲイツ
- 例年ならHBV第一弾の情報が来る時期に『RIDER_TIME_SHINOBI』と『RIDER_TIME_龍騎』が配信されていたこと、その枠が快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー「ガールフレンズアーミー」で埋まっていたこと、およびHBV第二弾の情報が来るころになっても情報が解禁されなかったことから今回のHBVはなしかと思われたがそんなことはなかった。
- タイトルからしてジオウの裏番組を意識している。それと世界的に有名な方のゲイツも。
- ホラー映画を見た夜に眠れなくなるほどのお化け嫌いだということが判明したゲイツ。彼のお化け嫌いを克服させるためにソウゴたちはウォズの提案で肝試しをすることになった。しかし、その学校には昔行方不明になった姉弟の幽霊が出るという噂があった。さらにそこにウールとオーラがアナザーライダー軍団を引き連れて襲ってきた。ゲイツはビビルアーマーに変身しアナザーライダー達と戦う。
ラインナップ(令和)
仮面ライダーゼロワン カンガルーからナニが飛び出す!?ソンナの自分でカンガルー!はい!アルトじゃないと!
- ある日、迅が新しい友達を作ろうとゼツメライズキーを持ち出したところ、転んだ拍子にキーが融合し新たなキーが誕生する。そのころ、或人はお笑いコンビを結成したお笑いヒューマギア、天丼ボケ太郎を見てかつての自分を思い出していると天丼ボケ太郎がマギアにされてしまう。その新たなゼツメライズキーで誕生したマギアはビカリアマギア、オニコマギア、ガエルマギアに姿を変え、ゼロワンを苦しめる。さらにイズが間違えて福添准のカバンを持ってきてしまったためプログライズキーも使えず結局逃げられてしまう。通信衛星ゼアの力を借りて対抗手段を生み出そうとするも「わかりません」の連発で遂には暴走してしまい、そこで偶然生み出されたホッピングカンガループログライズキーでゼロワンホッピングカンガルーに変身、キズナポケットから出てきたニギローの真心を込めた塩揉み攻撃でピカリアマギアを圧倒し、マモルの懐中電灯でオニコマギアを確保、祭田ゼットの和風舞踏のカウンターでガエルマギアを追い詰め、ホッピングインパクトで(スパイダーズアビリティカバンショットで捕まった迅とゼロワンがマギアを吹き飛ばした拍子で、捕まった諌を巻き込んで)マギアを撃破。ホッピングカンガループログライズキーをケースに入れるのだった。
仮面ライダーセイバー 集え!ヒーロー!!爆誕ドラゴンてれびくん
- ある日の昼下がり、須藤芽依がノーザンベースのみんなに自分が新人研修でお世話になった編集長、中尊寺金色郎の頼みで日本一の子供雑誌を作ることになったことを明かす。飛羽真とユーリ倫太郎、尾上亮、そら親子も協力することになるが、一番強いヒーローは誰かという質問に対し皆それぞれ最強だと思うヒーローを挙げるが誰が最強なのかで喧嘩になってしまう。本の内容はヒーロー雑誌に決まったが誰が最強のヒーローなのかは結局決まらず、飛羽真、芽依、ユーリが悩んでいるとそこにアヒルメギドが出現、二人はセイバーと最光に変身するがアヒルメギドはつまづいて転倒、戦意を失ってしまいストリウスに「ドジでダメな奴」「役立たず」「何の取り柄もないただのアヒル」と馬鹿にされていたことを明かす。なんとか彼を励まそうとする飛羽真とユーリのおかげで立ち直るが、そこをストリウスに見つかってしまい、芽依が作ろうとしている日本一のヒーロー雑誌に興味を持った彼はカリュブディスメギドに原稿を食べさせ、悪の雑誌「めぎとくん」に変えてしまう。さらにそこから生み出された倫太郎、亮、そらのコピーが襲い掛かってきた。セイバーと最光が戦うも苦戦させられる。しかし、二人のピンチにじっとしていられなくなったアヒルメギドがカリュブディスメギドの体内に突入、原稿を取り戻したがアヒルメギドは消滅してしまう。それをストリウスは嘲笑うが、激怒した飛羽真の言葉に逆上したストリウスは巨大化してしまう。しかし、歴代ヒーローたちの力で誕生したワンダーライドブック、「ドラゴンてれびくん」の力でカリュブディスメギドとストリウスを倒す。そして日本一の子供雑誌、「てれびくん」が完成したのだった。
- ちなみに、脚本家つながりで「仮面ライダーゴースト超全集」がちらっとだけ登場している。
- 作中の発言によれば「子連れ狼」や「桃太郎侍」と言った時代劇はそのまま存在するらしく、尾上親子がパロディしている。
仮面ライダーリバイス コアラVSカンガルー!!結婚式のチューしんで愛をさけぶ!?
- 一輝がついに結婚?!
結婚式を襲撃し続けるデッドマン。
何度も倒しはするものの謎の復活を続け止めることができない一輝達。
その時舞い降りた奇策…!
安全な結婚式を取り戻すことは出来るのか?!
そして、仮面ライダーリバイスも新たな姿カンガルーゲノムへ変身!
その姿は意表を突くモノで…?!
仮面ライダーリバイス 2号ライダーはじめました
- 仮面ライダービルド以来のハイパーバトルDVD第二弾。
- 結局、本作の2号ライダーは誰なのか?
限定形態
限定アイテム
エナジーアイテム・モノマネ(仮面ライダーエグゼイド)
トラッピングスパイダープログライズキー(仮面ライダーゼロワン)
限定怪人
ロイミュード100(仮面ライダードライブ)
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テレビマガジン → スーパー戦隊シリーズの企画を担当。