概要
本名は豊嶋悠輔。かつてはプロのスノーボーダーであり、現在は愛知県内でスケートボードの専門店を経営している。
2016年11月28日午前0時、愛知県常滑市のコンビニエンスストア・サークルKで、廃棄予定だったおでんのつゆや具材を、「おでんツンツン」と言いながら指でつつく様子を撮影・自身のInstagramに投稿。
投稿から約1ヶ月ほど経った12月ごろ、後述する経緯によって被害が発覚・店側が警察に被害届を提出したことで、威力業務妨害および器物損壊の疑いで逮捕された。不起訴処分となったものの、店からは損害賠償請求を受けている。
本人によれば、元々プライベート用の小規模なInstagramアカウントにて、仲間を笑わせようとおもしろ系のショート動画を定期的に投稿しており、「おでんツンツン」もその一環であったとのことである。コンビニは閉店後で、おでんは廃棄予定のものであり、店員も顔なじみであったことから「大丈夫だろう」と面白半分の軽い気持ちで投稿したものであったと経緯を語っている。ただし、店員や店側の主張とはやや食い違う部分があることには注意が必要である。
動画がインターネット上で炎上した際、豊嶋は当初はSNSにて「2ちゃんねるに取り上げられた!」とはしゃぐような投稿や、某スノーボーダーを彷彿とさせるような仕草で「反省してま~す」と挑発とも取れる投稿を行っていたが、「バイトテロ」や迷惑系YouTuberが問題視されている時期であったことから、他の複数の迷惑動画とともにテレビのワイドショーやニュース番組でも大きく取り上げられたことでさらに炎上が拡大。
この放送をたまたま見た豊嶋の実母が、息子の仕業と気付き、被害を受けたコンビニに謝罪に赴いたことで犯人であることが確定した。
なお、対応にあたった店員は「大柄で怖くて注意できなかった」と言及しており、店側ではおでんを廃棄・鍋を洗浄せざるを得なかったと主張している。
インターネット上で激しい誹謗中傷を受けたほか、自宅にはマスコミの取材が殺到、さらには経営するショップへのいたずら電話なども続き、かなり精神的に参っていたと後年になって語っている。
事件前より別居中であった妻とは、これがきっかけで亀裂が広がり離婚している。炎上の中で(元)妻の個人情報が「特定」されたため、離婚については仕方がないといい、慰謝料もきちんと支払ったと明かしている。
豊嶋本人はその後別の女性と再婚している。元妻との間に子供が3人いるが、現在でも連絡を取り合っている
なお、下記にリンクした文春オンラインのインタビューでは自身について「子供の頃からじっとしていられないタイプ。人を楽しませたい、盛り上げたいという気持ちが強かったのだろうが空回りしてしまう」「普段は明るく振る舞っており、周囲からも明るく見えるようだが、実際には思い悩んだりすることも少なくない」という趣旨の発言をしている。
2022年にYouTubeチャンネルを開設し、YouTuberとしても活動を始めた。事件後はデマやあいまいな情報が流布している状態であり、「自分という人間がどういう人間なのかみんなに知ってほしい」と考えてYouTuberデビューしたという。
ただし、第一回投稿で事件について謝罪しなかったことで初っ端から炎上している(AbemaTVでひろゆきと対談した際に視聴者に向けて謝罪したことで、謝罪の責任は果たしたと考えていたとのこと)。
なお、同年格闘イベント「BreakingDown」の第6.5回大会にてライト級ワンマッチ68kg以下に「おでんツンツン男」として出場、TikTokerのエイリアンニキと対戦し負けている。
関連項目
愛知県 常滑市 YouTuber スノーボード スノーボーダー
外部リンク
“おでんツンツン男”(33)が振り返る、逮捕されるまでの数日間「『お前今から殺しに行くからそこで待ってろ』と毎日殺害予告が…」