概要
2012年12月7日放送「恐怖のジャイアンピザ」に登場。
店の模型を模した道具。看板の部分に店の名前を書けばその通りの店になる。料理店にした場合は材料もあらかじめ用意されており、作り方もコンピューターが教えてくれる。
ストーリー
スネ夫は家にプロを呼んでドラえもん達に本場のピザをふるまう。ジャイアンは始めはピザをお好み焼き呼ばわりするなど文句を言っていたが、いざはじめて食べてみると、その味に感動して自分も作りたいと言い出す。そしてのび太の部屋に乗り込んできたジャイアンのためにドラえもんはしかたなく、この道具を取り出し「ジャイアンピザ」という店をオープン。
だが、心配になったのび太とドラえもんが様子を見に行くと、店の中はボロボロになっており、ジャイアンはモニターのシェフの言うことを全く聞かずに独自に持ち込んだ具材でピザを作っていた。悍ましい有り様のピザを恐れたドラえもんとのび太は逃げ出そうとするが、ジャイアンに見つかり食べさせられそうになるが、のび太が逃れるためとっさに「皆で食べるってのはどう?お店でジャイアンピザパーティーを開くんだ!」と提案したため、ジャイアンは名案だと張り切り始め、ドラえもんとのび太は客集めをすることに。
だが当然皆はジャイアンピザを恐れて集まってくれず、しびれを切らしたジャイアンは押し売りで配達をすることにし、スネ夫は最初の被害者になってしまい、ドラえもんとのび太は配達の手伝いをすることになってしまう。しかしこれも誰も受け取ってくれず、更に大量のピザを押し付けられ、「余ったら2人で残さず食えよ!」と念も押されてしまう。
そこでドラえもんはほしい人探知機を使い、アジア、ヨーロッパ、北半球まで範囲を広げジャイアンピザを欲しがっている人を探すが、反応は0で更に範囲を宇宙にまで広げると欲しがっている宇宙人を発見し、どこでもドアで配達すると大好評で宇宙船内に移設された店も満員御礼。これにはモニターも苦笑いしていた。のび太はこの光景を見てジャイアンがますます調子に乗ることを予想したが、その予感は的中しジャイアンは「俺様のピザは宇宙一だ!」と豪語するのだった。