「それはいつかくる兆しの星、希望の地、楽園の跡。誰に呼ばれるまでもなく、貴方は星をかざすでしょう。運命は誰のために――『きみをいだく希望の星(アラウンド・カリバーン)』!!」
概説
ランク | A |
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種別 | 対軍宝具 |
レンジ | 0〜50人 |
最大補足 | 100人 |
アルトリア・キャスターの所持する『選定の杖』によって開放される、アルトリアの心象世界。
共に戦う者たちを守り、強化する、楽園より響く鐘の音。
その名前の由来を、たとえ本人は知らずとも。
発動と共に楽園の花園にも似た、百花繚乱の丘が広がる。
花園の中心に立つ『選定の杖』にアルトリアが触れることで、「対粛正防御」結界が展開され、自陣営に加護を与える。
なお彼女が有する『選定の杖』は、彼女の師であるマーリンと異世界のマーリン二者の杖を複合化したような形状をしている。
対粛正防御
対粛正防御とは、英雄王の「エヌマ・エリシュ」のようなワールドエンド級の攻撃も防ぐことが出来るTYPE-MOON世界最上級の防御。
今のところ使えるキャラクターはゲーム内で発揮されるアルトリア・キャスターとククルカン及び蒼崎青子を除けば、設定上セイヴァー、オジマンディアスが持つとされているのみ。
その力は、汎人類史側の彼女が持つ聖剣の鞘に酷似する。
なおゲームでは自身を含めた全員に効果を及ぼしているが、実際の設定においてはアルトリア本人にはバフはかからない。
ゲーム内では事実上アルトリア・キャスターの固有アビリティとして、この防御性能が遺憾無く発揮され、彼女が現状最優のサポートサーヴァントの名声をほしいままにする所以となる。
この宝具でのみ付与される対粛正防御、その効果は、
「無敵貫通を無視して、攻撃によるダメージを0にする」
即ち、無敵の上位互換。
今まで、無敵が防御系バフでは最上位だったのだが、そこには無敵貫通という対処法が存在しており、敵が弱体無効と無敵貫通を強制的に付与してそのまま宝具を打つというケースには事実上ガッツ以外に対処法が存在しなかった。
しかし、対粛正防御はそれすらも防いでしまう。
開幕「人理装填」によるゲーティアの『誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの』やキリシュタリアの『冠位指定/人理保障天球』、アルジュナ・オルタが「断罪の刃」から発動する無敵貫通付き『帰滅を裁定せし廻剣』と言った全体無敵貫通宝具も無傷で防いでしまうのである。
しかも宝具チャージが多いほど対粛正防御の回数は増え、最大5回まで増える。
切れた際に連続で発動すれば耐久も可能となる。
弱点となるのは「強化解除」、そして現状月の王のみが持つ「対粛正防御貫通」の存在。
対粛正防御も無論、強化に入るため「強化解除」や「防御強化解除」の宝具を撃たれればたちまち無力と化す。
こういうような相手は、これまた所有者が限られる「強化解除耐性アップ」をあわせなければならない。
対粛正防御貫通は無敵も貫通してしまうが、当たらなければどうということはないということか、回避で対処が可能となっている。
関連タグ
固有結界:似て非なるもの。