概要
藤子・F・不二雄大全集11巻に収録。
品物に対して保険をかけることのできる機械。身の回りの品物に対して1個10円の契約金をこの機械に支払っておくと、壊れたり盗まれたりするとその分のお金を払ってくれる。ただし自分から捨てたりした場合は無効。
外見は備え置き型の機械のようだが、ロボットのように言葉を話し、保険勧誘員のごとくあちこちを回って人々に保険への加入を勧めたりもする。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- 1983年8月26日放送。
- ママが壊してしまったのび太のプラモは赤いガンダムっぽいもので、のび太はママを責めた時「ママなんて僕のこと何にも考えてないんだ!」とも言い放っている。
- ドラえもんがしあわせ保険機を出した際「今は何の役にもたたない」と言ったため、怒ったのび太は「何だい!こんなもの!」とこの道具を蹴ったので、「何するんですか!」としあわせ保険機は口をきいた。
- しあわせ保険機は野比家から出て行った後、最初にジャイアンのところへ行って壊れたおもちゃやマンガを見つけるが、ジャイアンが昼寝から覚め襲い掛かってきたため、「何て乱暴な人だ。あんな人保険に入る資格はありません」と言って逃げ出した。
- その後、しあわせ保険機はしずかのところへ行き、おべっかを使って保険に入らせ、次にスネ夫のところへ行った際は、わざとかまをかけ保険に入らせた。
- のび太が保険に入れたおもちゃは全部で12点で、この時ドラえもんはおばQの漫画を読んでいた。また、のび太がドラえもんから借りた保険金は120円。
- のび太は保険にかけたおもちゃをわざわざジャイアンの家に持ってきている。
- ラスト、のび太はドラえもんから「来月のお小遣いから2倍にして返してもらうよ」と言われ、「もう保険は絶対にいやだ~!」と叫んでいる。