概要
『かいけつゾロリ』シリーズのアニメ映画作品の一つ。ゾロリシリーズの映画としては通算3作目に当たる。
原作は第47作から第48作『かいけつゾロリのだ・だ・だ・だいぼうけん!』。
『映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!』のタイトルで2012年12月22日に公開された。
『かいけつゾロリ』のアニメ作品としては、テレビ朝日系列で放送されたテレビシリーズが2007年に終了して以来約5年ぶりであり、本作が初の単独上映となる。
上映時間は前作から大幅に伸び、現時点で最長の作品。
あらすじ
ガパール山にお宝が眠っているという情報を聞きつけたゾロリ達。その山のふもとにあるガパパ村を訪れると、子供達の間で原因不明の伝染病「しましま病」が大流行していた。
ゾロリ達は、「伝染病の薬の材料を探し出す」「お宝を手に入れる」「子供達の病気を治してアリウスと結婚する」という野望を抱き、アリウスと共にガパール山へと向かう。
お宝はトレジャーハンター「ゾロンド・ロン」に取られてしまったものの、何とか薬の材料を手に入れたゾロリ達。
だが、完成した薬は苦すぎて大人でさえも飲むことができない。そこでゾロリは、薬を甘くするためにブルルが社長を受け持つ「ブルル製菓」へと侵入を計画する。
主な登場人物(動物)
ゾロリ
ゾロンド・ロン
イシシ、ノシシ
アリウス
本作のヒロインであるウサギの女性。美人で、ガパパ村にある小学校の教師をしている。担当声優は林原めぐみ。
余談
イシシの声を務める声優の愛河里花子は、なぞのお宝大さくせんでは産休により欠勤となり出演できなかった(代役は野沢雅子)。映画でのイシシの声優としての活躍が本作が初めてである。
ノシシ役のくまいもとこも、テレビシリーズ末期に療養し(代役は小林沙苗)、そのまま復帰できずに終わってしまったが、本作で復帰を果たし、映画では初めてオリジナルキャスト2人が揃ったことになる。