概要
、栃木県育ち。身長163cm。
本来の芸名は「橋本甜歌(はしもと てんか)」であるが、現在は「てんちむ」名義での活動がよく知られている。アルファベット表記は「TENCHIM」。
なお、もともと「甜歌」は本名であったが、日本に帰化した際に「甜」の字が使えなかったので改名したことを明かしている(改名後の本名は非公開)。「甜歌」には「甘い歌声でみんなを幸せにできる子（みんなに優しい子）」という意味が込められている。
父が日本人で母が中華人民共和国出身のハーフである。
子役時代はホリプロ・インプルーブメント・アカデミー所属。モデル時代はツインプラネットエンターテイメントに所属していた。現在はフリーで、ショーダンサーとしてはオフィスキュー（ROKUSANANGEL。旧バーレスク東京）所属。
経歴
小学校1年生から子役として芸能活動を開始する。
2004年4月、小学校5年生のときNHK教育『天才てれびくんMAX』にてれび戦士としてレギュラー出演が決まり、以後3年間「てんかりん」として出演。人気を集めた。
これと並行してジュニアアイドル、ジュニアモデルとして活動。ファッション雑誌『ピチレモン』(学研プラス)の専属モデルも務めた。
2007年3月に『天才てれびくん』を卒業。同年夏放送の『こどもの事情』で主演を務める。
しかし、この頃から撮影期間中に髪を染めるなど素行不良が目立つようになり、ついには自身の携帯用ブログ(現在は閉鎖)でプライベート写真が流出し、ネット上で炎上する騒ぎとなった。
この騒動を受け、2008年に当時所属していた芸能事務所を退所。芸能界を引退した。
その後、2009年から趣味で個人ブログを開設。このブログがギャルを中心に若年層の人気を集め、月の収益が100万円程になった事もある。
2010年にはファッション誌『Nicky』(セブン&アイ出版)のメインモデルに抜擢され、ギャル系モデルとして「てんちむ」を名乗り活動を再開する。
同年10月には、12歳から14歳までの日記を書籍化した自叙伝『中学生失格』を発表しヒット作となった。
その後はモデルに加えタレント・女優として活動を続ける。
2014年には映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』で映画デビュー。ヒロインの神前美月を演じた。
2016年にYouTubeチャンネルを開設し、YouTuberとして活動を始める。以降はYouTubeでの活動が中心となっている。
2023年になって、自身がADHD・躁鬱（双極性障害）であると公表。また同時にHSS型HSPであるとも発言したが、こちらに関しては医学的に正式な診断名ではないため詳細は不明。
2023年9月末より活動休止。2024年4月に復帰し、休止期間中に出産していたこと、子どもの父親となる男性とは入籍しておらず、シングルマザーとして子育てに臨んでいることを報告した。
入籍を行わなかった理由については「自分が恋愛した相手の子どもが欲しいというわけではなく、自分が尊敬できて、子どもにとっても誇りになるような存在を『父親』としたいと思ったから」という趣旨の発言を行っており、また相手はYouTuberや仕事の裏方など関係者、過去に交際していた人物ではないとしている。
YouTuberとしての活動
メインチャンネルは「てんちむch/tenchim」。2021年4月時点でチャンネル登録者数は160万人を突破している。
かつてはゲームチャンネル「すーぱーてんちむ/むち子」内のゲーム実況が人気を博したが、諸事情により2018年10月1日に公開した動画内でゲーム実況を辞める事を宣言した。
2020年9月、自身が宣伝・紹介していたバストアップ・バストケア商品の広告において「努力でバストアップした」と発言していたのが、実際には整形手術による豊胸であったこと、これまで販売した商品の返金にも応じると発表した。また、これに加え、かつて海外で十分な認識なく大麻を利用してしまったことも明らかにしている。
これらの騒動には兼ねてから親友であると公言していたかねこあやとの確執もあるようで、この前後にある動画配信者の配信にお互いの暴露話を寄せ合っている。のちに二人は絶縁状態となっている。
その後、バストアップ商品の購入者に対する返金対応や損害賠償について、「損害賠償金を支払えるお金が今、残っていません」と金銭事情を明かし、2020年11月16日から月〜金曜日は銀座のクラブ「銀座クラブNanae」（オーナー・唐沢菜々江）で「愛 天華」の源氏名で勤務、土日は六本木のショークラブ・バーレスク東京でポールダンスをはじめとするダンスショーに出演するダンサーとして勤務することを公表した。
2021年4月30日には、「ほぼ返金完済している」と自身のTwitterで発表している。
2022年1月末を以てクラブNanaeとバーレスク東京を卒業した。
