概要
刀身が螺旋状になった金色の刃と、ナックルガードが組み込まれた柄を持つ剣。
斬りつけた相手を眠りにいざなうことができるほか、魔法石が埋め込まれているため、戦闘中に道具として使用すると睡眠呪文を発動できる。
一言でいえば「デカいばね」である。
そのあまりに奇怪な形状を攻略本で初めて見て驚いたプレイヤーも多いだろう。4コマ漫画劇場などでもネタにされていた。
さすがに3Dのモーションで表現するのは難しいと判断されたのか、近年では持ち手のみが螺旋状になっており、刀身は普通の直剣となっている。
兄弟武器に「まどろみのこん」があり、そちらも金色で、先端がとぐろを巻いている。
作品別の解説
ドラゴンクエストⅣ
初登場作品。「攻撃力+60」の能力値を持っていて、武器屋で販売されている。
FC版は、眠り耐性を持つモンスターや眠るはずがないボス級モンスターであっても睡眠へいざなうことができる高性能武器として活躍していた。が、さすがにPS版、DS版では修正が入った。
ドラゴンクエストⅤ
「攻撃力+55」の能力値を持っていて、斬りつけた相手を眠らせることができるがその確率は四分の一となっている。 また相手モンスターの眠り耐性に左右されるため、相手が完全耐性を持っている場合は効果が表れなくなってしまった
ドラゴンクエストⅥ
「攻撃力+65」の能力値を持っていて、武器屋で販売されている。装備可能キャラが多いのが特徴
ドラゴンクエストⅦ
デザインが変更されたのは本作から。「攻撃力+65」の能力値を持つ武器として登場。装備可能キャラが少ないのが欠点
ドラゴンクエストⅧ
「攻撃力+43」の能力値を持つ武器として登場。装備可能者(一部は、ある程度能力値が必要となる)が多く、道具として使用するとラリホーが発動できる。
鞘も専用の物が用意されている。
書籍での登場
小説版『ドラゴンクエストⅤ』では、リュカの仲間モンスター「スミス」の愛刀として活躍する。
その独特な形状ゆえ鞘を作ることができず、鞘が無いために刃もついていない。そのため使用するには並外れた怪力が必要とされている。