概要
藤子・F・不二雄原作の漫画作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。別名「ふえるかがみ」。初登場エピソードは藤子・F・不二雄大全集3巻収録「まほうのかがみ」。
手鏡型の道具で、この鏡に物を映すと、その物のコピーを出現させることが出来る。コピーは無限に出現させることが可能。
鏡に映されたコピーは左右反転状態になることはなく、本物と同じ向きで出現する。更に、機械を増やした場合は本物と同じ性能になる。
また、この道具は人間をコピーすることも可能。コピーされた人間は本人(使用者)の指示に従ってくれる為、用事を引き受けてもらうことが出来る。
関連道具
この液体をかけた物は、5分ごとに2倍に増える。詳しくは項目を参照。
- タイムコピー
時間を設定すると画面にその場所の当時の映像が映し出され、映像内の物に画面の照準を合わせてボタンを押すと、その物と全く同じコピーをその場に生み出すことが出来る。ドラえもん曰く「タイムテレビと立体コピーを組み合わせた道具」とのこと。
こちらもコピーした物は本物と全く同じ性能になる。また、時間さえズラせば無限にコピーを生み出すことが出来るが、上記の道具とは違い生物を増やしても独りでに動き出すことは無い(作中では誤って立ちション中のジャイアンをコピーしてしまったが、コピージャイアンは一切動かず小便を永遠に出し続ける人形のような状態になっていた)。
- 実物カメラ
「まほうのかがみ」及び「タイムコピー」のカメラ版と言える道具で、このカメラで物体を撮影すると、被写体になった物体のコピーを写真から取り出すことが出来る。