概要
『マリオストーリー』から登場した、寒冷地に完全適応したパックンフラワーの派生種。
ファイアパックンを筆頭に火属性のイメージが長らく定着していたパックンフラワーだが、その中では初めての氷属性パックンフラワーとして登場した(ちなみに寒冷地に登場するパックンフラワーとしては一応フーフーパックンなどの前例があるが、見た目や能力に氷属性要素はあまり無かった)。
いかにも冷たそうな寒色系の色合いをしており、ポイズンパックン同様、口から冷気や雪玉などを吐き出して攻撃する。直接噛み付くよりもこの冷気による攻撃がメインである場合が多い(『ペーパーマリオRPG』では、冷気による攻撃を全くしなくなった。その代わり、噛みつき攻撃で敵を凍らせるようになった。『スーパーペーパーマリオ』でまた元に戻った)。
攻撃を受けるとマリオが氷漬けになって行動できなくなる場合があるので警戒は必須。
やはりと言うべきか、基本的に火による攻撃には弱い。
英語表記はそれぞれ、
- Frost Piranha(ペーパーマリオシリーズ)
- Ice Piranha Plant(『NewスーパーマリオブラザーズU』)
ステータス
マリオストーリー
HP | ATK | DEF |
---|---|---|
10 | 4 | 0 |
ステージ7のサムイサムイ雪原やサムイサムイ山に登場。フィールドでは先制攻撃してくる事もある。
通常のパックンフラワーと比べて若干大型で、葉を足代わりにしてのそのそ歩くことができる(しかし地下に潜って移動する方が速い)。頭を横に向けているのでジャンプ攻撃が普通に通る。
ポイズンパックンより最大HPが2少ないものの、攻撃力は1高い。炎属性の攻撃に弱い。
冷気を吹きかけて攻撃することがあり、ダメージは無いものの防御しないと凍ってしまう。
ペーパーマリオRPG
HP | ATK | DEF |
---|---|---|
10 | 5 | 0 |
サイハテ村周辺や100階ダンジョン(B62~67F)に登場。通常のパックンフラワーと同じサイズで色違いのデザインに変更され、それに伴い口や牙が上を向いたことでそのままでは踏めなくなった。
本作では冷気を吐かず噛み付きしか使用しないが、ガードに失敗すると凍ってしまう事がある。
リメイク版では、前作『マリオストーリー』と同じく冷気を吐くようになったが、ポイズンパックンの毒のブレスと同じタイミングで防御出来るので、慣れてしまえばそこまでの驚異ではない。
スーパーペーパーマリオ
HP | ATK | DEF |
---|---|---|
7 | 3 | 0 |
アンダーランド(ステージ7-1)に登場。一部の土管を出入りする。
本作では噛み付いてこないし、ステータスも弱体化した。
冷気を吐いている間は普通に踏めるので、ノッテこーに乗ってから踏み付けたり、ルイージのスーパージャンプで土管をこすりつつ体当たりしてもいい。
因みにアンナのサーチを使うと、好きな食べ物はアイスキャンディー、嫌いなな食べ物は鍋焼きうどんだと判明する。
NewスーパーマリオブラザーズU/NewスーパールイージU/NewスーパーマリオブラザーズUデラックス
まさかのNewスーパーマリオブラザーズシリーズにも登場。
ペーパーマリオシリーズが初登場のキャラクターでありながら2Dアクションのメインシリーズにまで進出した珍しい存在。
ただしこちらでの色合いは普通のパックンフラワーで、性質はアイスボールを吐くファイアパックンとなっている。
アイスボールはヨッシーで食べたり吐く事が出来る。
ロックさんみゃく-1に3体がいるが、寒冷地であるフローズンだいちには何故か1体もいない。
『NewスーパールイージU』ではフローズンだいち-1に登場する。