「地獄へ落ちるお前達に、せめてはなむけにと思ってね!」
「その通り!お前達のジャッカーコバックなど、怖かない!」
概要
『ジャッカー電撃隊』第23話「白い鳥人!ビッグワン」に登場。
ジャッカー電撃隊抹殺を使命とする電撃隊が初めて対決した侵略ロボット。体重300kg。
バイオリン型の機関銃や胸から出る触手、バイオリンを弾いて出す音色で相手を苦しめる『サイボーグノイズ』といった多彩な特殊能力を有しており、透明化して壁をすり抜けることも可能。
『ジャッカーコバック』にも動じない体を持ち、電撃隊を窮地に追い詰めた強敵である。
活躍
世界征服の邪魔になるジャッカーを始末するために彼等に挑戦状を叩きつけ、「はなむけ」と称してバイオリンを奏でながら登場。
クライマーをことごとく倒されるも、ジャッカーコバックが効かないことを利用して追い詰め、伸びる髪の毛のような触手で4人を捕えて処刑寸前まで追い詰めるが、ビッグワンの登場により失敗に終わった。
細田電子研究所所長に化け、東と大地の聞き込みに対して知らぬ存ぜぬを貫き通した。
東「この辺りにクライムのロボットが潜入した気配があるんですが、何か異常はありませんか?」
細田「さあ? 朝からずっとここにおりましたけど」※自身がその正体なので嘘はついていない。
ジャッカー本部の機密室から科学特捜隊の兵器基地の地図を盗み出し、科学特捜第一兵器部隊に発信器を仕掛けてからデビルシャークに襲撃させて重要な兵器部隊を次々に壊滅させる等の猛威を振るう。
また自身が研究所に逃げ込む姿を目撃した入院中の少年・良夫の口封じのために彼が入院する病院に看護師に化けて潜入するが、逆に彼に正体を見破られてしまい研究所の所長室に戻ると、椅子に座っていた番場壮吉に赤い薔薇を投げられて、正体を暴かれてしまう。
番場「いい加減お芝居はおやめになったらいかがですか?アトミック魔女さん」「美しい女性が、体重300kgもあったら…お化けだ」
電撃隊本部に向かおうとするも、そこへジャッカー4人が立ちはだかって戦闘になる。
サイボーグノイズとジャッカーコバック時間差攻撃も通用しない体で再び追い詰めるが、
ビッグワンの合図で4人が大砲を組み立て、彼が弾丸を装填して放つ新必殺技『ビッグボンバー』で体を貫かれて断末魔の悲鳴を上げながら空中で大爆発した。