概要
”アナゴさん”とは、『鎌倉殿の13人』第37話に登場したアレである。
近臣3人を集めて鎌倉で起きている権力争いを観察する後鳥羽上皇。
畠山一族が執権・北条時政に敗れて滅ぼされたことを知った上皇は、幕府の外交を所管する平賀朝雅、幕府に仕える十三人の評定衆の一人であった中原親能、政治顧問の慈円僧正を集めて執権・北条時政の人となりを検討しており、そのさなかにあって時政の肖像を描き進めていた。
上皇「時政に髭はあったか?」
との問いに朝雅と親能は「あった」と答え、3人は上皇手製による時政の肖像を誉めそやした。
上皇はさらに乳母・藤原兼子の肖像を、彼女に与えたが、
そこには必要以上に鼻を大きく描かれた兼子が描かれており、兼子は本来ならば家の名誉となる上皇御製による肖像を怒りのあまり破り捨ててしまった。
上皇「与えた絵を兼子は怒って破ってしまった。なぜだろう・・?」
破られたワケもわからず、上皇は新たな肖像を近臣の1人に与えた。
そこには必要以上に鼻が大きいだけでなく唇までの距離が異様に長い人物が描かれていた。
上皇「慈円僧正」
受け取った慈円は何もしゃべらずに上皇の目の前で与えられた肖像を破った。
それらのいきさつを見た視聴者は、後鳥羽上皇が知るはずがない800年未来の某国民的アニメの某キャラクターを思い出し、腹筋を崩壊させた。