概要
てんとう虫コミックス第38巻、藤子・F・不二雄大全集9収録「どっちがウソか!アワセール」に登場した銃型のアイテム。
ここから出てくる光線を相手に当てると、自分にとって好都合に合わせられる。
アニメ版については、大山版は1980年6月18日に、水田版は2006年7月28日と2022年7月2日にそれぞれ放送している。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- タイトルは「アワセール」。
- のび太が蝉取りをしようとしたのは昆虫標本を作ろうとしたから
- スネ夫が蝉の生態のことをママに聞きに行った時、彼女は庭で読書をしていた。
- 本編終了後のショートアニメは蝉が鳴いている木にドラえもんが飛んできて鳴くと蝉が気絶し落下するというもの。
2006年版
- 上手く蝉取りができなかったのび太は年下の子供たちにも笑われている。そして、「皆があんなにいっぱい取るから自分の分がなくなる」という思い込みで蝉の巣箱を作っている。
- 今回ドラえもんは皆にアワセールで猫を犬だと思い込ませた。
- スネ夫はママから蝉の話を聞いた後、外へ出てドラのびを見つけ「お前らの仕業だな!」と突っかかるが、逆に「最近は蝉をペットにするのが流行ってる」などと騙され、蝉の輪唱の指揮をする出木杉やセミ夫と名付けた蝉を散歩させる先生にも会っている。
- スネ夫が蝉の巣箱を設置せたのは空地の木で、蝉の生態は産卵の様子から描かれている。また、この時スネ夫は感動の涙を流しており、観察記録は昆虫学会に提出するつもりらしい。
2022年版
- のび太が蝉の巣箱を作った理由は2006年版と同じく「皆があんなにいっぱい取るから自分の分がなくなる」と思い込んだから
- 更に今回も2006年版同様、ドラえもんは皆にアワセールで猫を犬だと思い込ませ、スネ夫に疑われた際もドラのびは「最近は蝉をペットにするのが流行ってる」とスネ夫を騙している。そしてこの後、スネ夫は綱渡りや玉乗り、漫才をしている蝉やセミ吉と名付けられた先生の蝉を目の当たりにしている。