機体説明
頭頂高17.3m、重量134.5t。型式番号MSER-04。
『1st』の冒頭場面をはじめ全編に登場したMS。
人類革新連盟軍の主力機ティエレンの先代MS、ファントンの輸出・レンタル仕様で、その名はアラビア語で「鼻」を意味しており、胸部から鼻のように突出した頭部が特徴。
関節部に防塵処置が施されており砂漠における運用に適している。
武装は頭部下に搭載された対人用機銃と、腕部に搭載されているティエレンと同型の滑腔砲。
ティエレンに輪をかけて鈍重で、性能も遠く及ばない。
旧式の内燃機関を搭載しているため被弾すると容易く爆発してしまう(一部地域では燃料電池式に改修されたり、化学反応型燃料を使用するエンジンに換装されている)。
人革連では、比較的重要度の低い地域を中心に配備されている他、積極的に輸出しており、輸出先のオーダーによりカスタマイズされている。
アザディスタン王国などの貧困国を中心に主力MSとして普及しているが、ユニオン、AEU加盟国にも輸出されており、多くが武装を取り外した作業用MSとして普及している一方で、少数が標的機や安価な警備用MSとして採用されてる。
普及率の高さゆえに、作業用として購入した機体を戦闘用に改造する業者もおり、AEUのMSであるAEUヘリオンと同じくMSによるテロに使われるケースが多く、社会問題化している。セイロン島で人革連と敵対するシンハラ人勢力でも運用されている。
地球連邦樹立後も地球連邦軍では足回りの装甲を追加して頭部にバイザーを取り付けた暴徒鎮圧用の機体として運用されており、また反連邦組織であるカタロンでもユニオンリアルドなどの他の旧型機と共に運用されている。
第1話冒頭で刹那たちKPSA少年兵を攻撃した機体でもあり(その後、0ガンダムに撃破されたが)、回想シーンを含めるとかなり出番は多い。
スパロボには未登場だが、『Gジェネレーション』シリーズや『ロストヒーローズ』には登場している。しかしこれらでも弱い。
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