声優:堀川りょう/2002年版:飛田展男※ビデオパッケージにはイヌダ署長と記載
概要
かいけつゾロリに登場する動物警察の警察官。本名はイヌダ・タクジ。
病状の父親に「もうすぐ結婚する」と嘘をついてしまい、困っていた時に「ゾロエ」(警官から逃れるために女装したゾロリ)に一目惚れした。ゾロエが「ゾロリに結婚を迫られて困っている(大嘘)」と聞き、警察官の独身寮で保護していたところ、ゾロエに自分の事情を話して窓越しでプロポーズをし、OKをもらった。実際はゾロリがイシシ&ノシシと携帯電話での会話がうまくかみ合っただけである。ゾロリはイヌタクの話などまるで聞こえておらず、不思議がっていた。
翌日はパトカーでゾロエと結婚式会場へ向かう。
「まずいことになった」とあせるゾロリだったが、式場は警官だらけでゾロリは逃げることもできなかった。
結婚式が進み、指輪の交換の時にイシシ&ノシシが現れる。ゾロエがさらわれたと思い込み、トラックで逃げるゾロリ達をパトカーで追いかけるが、谷底に落ちたトラックを見てゾロエはもう助からない…と滂沱の涙を流す。実際にはゾロリ達はトラックに詰め込んでいた結婚式で使う鳩によって逃亡していた。
ゾロエを失った悲しみを仕事に打ち込む事で紛らわせる日々だったが、2年後にモデルのシンディ・クロヒョードと運命的な出合いを果たし結婚した…と、おまけページの新聞記事で語られている。ゾロリはシンディ・クロヒョードが好きだったのでガッカリしていた。
父親(CV:永井一郎)は結婚式で元気になるが後に他界(アニメ版では生存)。
ネームモデルは「木村拓哉」。
また、後に妻になるシンディ・クロヒョードのネームモデルはアメリカのファッションモデル「シンディ・クロフォード」と思われる。
警察官としてはすごく真面目。ゾロリなどを逮捕しようと頑張っているが、「ゾロエ」(女装したゾロリ)とゾロリを別人だと思っているために「ゾロエ」が女装したゾロリであるということに未だ気づいていない。
64巻『ロボット大さくせん』内の「毎読新聞」では警部に就任し、同時に警視総監にダブルで任命されたトポルとチポリをサポートする立場になった。