ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要編集

山の中に棲む空を飛ぶ一つ目の化け物で、とても尖った嘴を持つ怪鳥であるともいわれる。


目の前にどんなに硬い樹木や岩があっても突き抜けて飛ぶことができ、その場には大穴が開くともいわれている。


元は創世神コタンコロカムイの失敗作である木の魔神カシカムイ(ドロノキ)で造った、いくらこすっても粉が出るだけで火が付かない発火棒(カッチ)が化けたものであるという。

なお対になる発火台(カルソ)のほうは、ケナシコルウナルペになったとされる。


民話によってはアイヌを埋葬する際に遺体をゴザで巻いて縄で縛ったものである「チシナオッ」に四本の足が生えたものであるとされることもある、謎多き妖怪である。

あ!やせいのイワエトゥンナイがとびだしてきた!


漫画『ゴールデンカムイ』のアイヌ語監修者である中川裕氏は、この妖怪の正体は本来はアイヌモシリにいないはずのイノシシではないかと考察している(本州から泳いで渡ることは可能であるという報告もある)。


この姿のものに白犬を連れたアイヌの少年が出会い、一頭のヒグマと三頭のオオカミの助力を得たのにもかかわらず、とても強くて適わなかったが、最後はミントゥチによって倒されたと伝わる。


別名はモシレチクチクイワエチクチクで、資料によってはイワエツゥンナイとも表記される。


関連タグ編集

アイヌ神話 北海道の妖怪 妖怪 怪鳥

単眼 貫通

関連記事

親記事

アイヌ神話 あいぬしんわ

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 2282

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました