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ウオッチンググラス

うおっちんぐぐらす

大山版『ドラえもん』に登場する、オリジナルのひみつ道具。及び、同名のエピソード。
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概要編集

1992年9月11日放送。


双眼鏡型の道具。探したい物の名前を入力しておくと、それが近くに存在するときに音で知らせてくれる。レンズを覗くと、探し物が左右のどちらにあるかを表示する。


ストーリー編集

スネ夫水族館イルカに乗ったビデオを自慢された上、バカにされたのび太はとっさに「クジラに乗って見せる!」と見栄を張ってしまい、出来なかったらグラウンドの球拾いや草むしりをすると約束してしまう。そして帰ってドラえもんに相談するが、やはりクジラに乗る道具はあるはずもなく、ドラえもんが説明してものび太は全く信用しようとしなかったので、ドラえもんはタケコプターを渡し本物を見て来るよう促した。


そしてのび太はカメラ三脚、ウオッチンググラスをドラえもんに借りて四畳島へクジラに乗りに行った。だが、現地の漁師からクジラは夏になると餌を求めて北の方へ移動すると聞き、北の海へ再度向かう。するとすぐにクジラを発見し、背中に乗ろうとするが上手く乗れず、冷えた体を温めに一度家に帰って風呂に入り、再度クジラを探しに向かう。


だが今度は空腹になったので、島に降りておにぎりを食べようとしたが、くしゃみをしたはずみでおにぎりを落としてしまい、追いかけていくと浜辺に乗り上げてしまった子クジラを発見する。そこでのび太は子クジラを海に戻してあげようとするが、重すぎてびくともせず、小屋で見つけたバケツで海水を汲み、子クジラにかけ続けたが、すぐに乾いてしまい断念。


しかしすぐ近くの海で親クジラがいるのを見つけ、今度は砂を掘って子クジラを海まで転がす作戦に出るが、重すぎで上手くいかず、これも断念しかけるが、浜辺に打ち上げられた流木を見つけてこの原理で子クジラを動かそうとするが、流木が折れてしまい失敗。


だがそこにドラえもんが様子を見ると共に忘れてきたウオッチンググラスを届けに来てくれたので、モグラ手ぶくろを使って子クジラを無事海に帰すことに成功した。結局のび太は約束を守ることができず、グラウンドの草むしりをすることになったが、ドラえもんと共に草むしりをしながら子クジラが親と一緒に海で泳いでいる光景を想像し、充実した気持ちになるのだった。


関連タグ編集

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