ウキウキ輪
うきうきわ
2014年8月29日放送「うきうきするウキワ」に登場。
青と白の浮き輪のようなアイテム。
体にはめると「ウキウキ輪〜!」と必ず発したあと気分がウキウキになり、外傷や心の痛みを感じなくなりどんな状況でも楽観的になることができる。ただし破れると不快な気分になってしまう。
ドラえもんが上機嫌でミーちゃんとのデートの準備をしている一方でのび太は暗い顔をしていた。話を聞いてみると先生に怒られる、しずかに冷たくされる、ジャイアンとスネ夫にいじめられる、0点でママに叱られると言ったことがここ数日続いて、おまけに今日はテストだが全く勉強していないとのことだった。
ドラえもんは最後のは自己責任だと思いつつのび太を慰めるが、急にどら焼きが食べられなくなったり、ミーちゃんにフラれたりしても元気でいられるのかと返されてしまった。そしてとうとうのび太が自暴自棄になってしまったため、仕方なく「ウキウキ輪」を取り出しかぶせると、とたんに元気になったが、三角定規により穴が開いたことで再び元気を託してしまった。
そこでまた新しく膨らませ、予備の分も渡してのび太は登校して行った。これによりのび太はテストの日にも拘らず全く勉強していないことをママに怒鳴られたり、遅刻して先生から廊下に立つよう言われても全く気にしていなかった。その後体育の時間にマラソンをすることになると、皆がうんざりしている中のび太だけはやる気に満ちていて、もう10週増やそうとまで言い出したので、スネ夫はこっそりのび太を転ばせにかかった。
これによって浮き輪に穴が開き、のび太はとたんにやる気をなくしてしまい、教室に予備の分を取りに行くと、付けて来たジャイアンとスネ夫が自分達にも分けるよう言って来たが、のび太は気前よく分け始めた。そして最終的にはクラス全員の他、先生もこれを付けたことでテストのことはどうでもよくなり、早くに今日の授業はやめ下校することとなった。
これにより皆本来やるべきことをそっちのけにして遊び始め、降雨や稲光にも気にしないまでになってしまった。そしてドラえもんは、これを身に付けた先生を見かけたことでのび太の元に急ぎ、経緯を聞いた後ハサミでのび太の浮き輪を割り、危ないことをしようとしている皆の浮き輪も同様に割ろうとしたが、中々抑え込めなかった。
そんな中ジャイアンが歌い始め、ドラえもんはこの隙に割ろうとしたが、今割ると皆のメンタルがもたないと判断し歌い終わるまで待つことになった。そして自分達も浮き輪を付けた耐え続けたが、だんだんと頭がクラクラ仕出し、ついにはジャイアンの歌の力で浮き輪が割れ危険は回避できたが、ジャイアン以外は元気をなくし倒れてしまった。