プロフィール
概要
鳳凰星座の一輝が修行時代に出会った少女で、淡い恋心を寄せていたが、修行中の一輝を心配して見に行った時一輝の師匠・ギルティの流れ弾的拳を受けて死亡してしまい悲恋に終わった。この悲劇も一輝が一時グレる要因の1つになった。享年13歳。
一輝の弟アンドロメダ星座の瞬と顔立ちが瓜二つで、性別と髪(金髪)・目の色だけが違う(アニメでは瞳の色が同じ)。
彼女本人もそのことは一輝本人から聞いて認識していたが、「また私を弟さんと間違えましたね」で笑って済ましているある意味凄い娘。
原作
原作ではデスクイーン島近隣の「女児達は7歳を過ぎると他地域に皆(わずかな食べ物と引き換えに)奴隷として売られる。そうしないと親兄弟が生きてゆけない」という程の極貧地域である無名の小島出身で、彼女もまた地域の例に漏れず幼少時に小麦粉3袋でデスクイーン島の農家のオヤジに売られてきた。
彼女の主人は家畜より安いという理由で彼女をこき使いムチで叩きまくるなど家畜以下の存在として酷い扱いをしており、一度そんな仕打ちに怒った一輝が主人をボコってエスメラルダに実家に逃げ帰る様勧めたこともあったが、「帰ってもまたどこかに売られるのだから一輝の側に居たい」と自らの意思で帰らず、主人の目を盗んで彼の元に度々訪れ、修行で負傷した彼を介抱するなどしていた。
アニメ(無印)
さすがに地上波アニメで奴隷設定はアウトだったのか、アニメ版ではギルティの娘という設定になっている。
ギルティのことをパパと呼んでおり、彼女のセリフからして以前は父との関係は決して悪くはなかったようだが、一輝が来る少し前に聖域に呼び出されて以来すっかり人が変わってしまった父に心痛めていた。後は原作と同様に死亡してしまう。実は父は教皇によって洗脳されており、つまり彼女達を(間接的に)悲劇に追い込んだのは教皇ということになっている。
CVは中島千里。
アニメ(knightsofthezodiac)
ネットフリックスでのリメイク版でもアニメ版の設定を継承してギルティの娘として登場。
ネットフリックス版の瞬が女性に変更されているため、異なるのは髪の色のみとなっている。
アニメ同様、一輝の目の前で実の娘を殺した上に、一輝に憎悪の小宇宙を身に着けさせるためにギルティはあえてエスメラルダと一輝が親しくなるよう仕向けたと告げている。
こちらでのCVは下地紫野。
余談
プロフィールは身長が158cm、体重が43kg、誕生日が8月25日、血液型がA型となっている。
このうち誕生日と血液型は『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』に登場する天暴星ベヌウの輝火の弟「翠」と全く同じであり、体重と身長もエスメラルダから3つ数値を増やしたものとなっている(これら以外の要素は彼女に似ている瞬を彷彿とされるものとなっている)。
なお、エスメラルダの由来となったエメラルドを日本語に訳すと「翠玉」となる。