データ
- 身長：57m
- 体重：4万4千t
- 別名：笛吹き怪獣
- 出身地：丘理山
- 年齢：100歳以上
概要
第16話「怪獣の笛がなる」に登場。
普段は丘理山地底に潜んでいるが、亜理人という少年(演：山田浩之)が持っているオカリナの音色につられて地上に出現した。自身も笛の音によく似ている鳴き声を出す。普段は地底から耳のアンテナ部分のみを出して地上の音を聞いている。
亜理人が持っているオカリナは、彼の祖父が丘理山で偶然発見した石を加工して作った「名人の笛」というものなのだが、実はその石はオカリヤンの抜けた歯であり、オカリヤンは亜理人のオカリナの音色を仲間の声と間違えて出てきたのである。
ユーモラスな外見に反して性格は非常に凶暴で、顔にできたたんこぶを爆弾にして投げ返したり、出っ歯で噛みついたりなどの攻撃方法を持っている。またテレポーテーションも可能。劇中披露することはなかったが、背中からは強力な溶解液を出して岩盤を溶かし地中を掘り進むらしい。
笛の音に引き寄せられて度々地上に現れては破壊活動を行っており、ウルトラマンタロウを苦戦させるほどの戦闘力を見せたが、タロウを援護するために駆けつけたZATに手錠をかけられた所にタロウの「セット光線」の反撃を受ける。最後は空中に投げ飛ばされ「ハンドビーム」を受け爆死した。
酩酊!怪獣酒場
第34話にモブ客として登場。
顔が隠れているが、エリマキの形で彼だという事がわかる。
余談
この回に登場した音楽の先生役は『帰ってきたウルトラマン』に登場したMATの丘ユリ子隊員役の桂木美加がゲスト出演している。ちなみに白鳥健一役の斉藤信也と桂木は『帰マン』第41話でも共演している。
着ぐるみは『ファイヤーマン』のドリゴラスの改造。尻尾の部分は『ジャンボーグA』のキングジャイグラスの流用らしいが、キングジャイグラスの着ぐるみはブラッカーに改造されており、その経緯に触れられていないので事実かどうかは不明。デザイン画は改造流用を前提としてないため、体格や尻尾が本編とは印象が異なる。
亜理人の母によると、亜理人の祖父は山奥でぺちゃんこになって死亡していたとのこと。おそらくオカリヤンの存在に気付いて人里から引き離そうとしたのかもしれない。
