概要
『ファイナルファンタジー4』序盤に訪れるカイポ北の地下水脈に棲むボスモンスター。
カイポの人々には八匹の水蛇と思われていたが、正体は尖った頭を持つヒョウモンダコの様なモンスターである。
もともと下水道に棲んでいた蛸が、捨てられた薬品による汚染で変異した魔物であるらしい。
天野喜孝によるデザイン画では全体像が描かれていたが、ゲーム内ではシリーズ初の複数の部位に分かれたボスモンスターであり、水面から現れた頭部と八本の触手は離れた場所に配置され、それぞれが別々に攻撃してくる。(攻撃部位は指定できず、攻撃回数で表現される)
本作から採用されたATBを活かした素早い攻撃で攻めてくるが、触手は攻撃を2回与えるたびに減っていくので、物理攻撃で攻めれば攻撃スピードが徐々に遅くなる。
セシル(暗黒騎士)、テラ(賢者)、リディア(召喚士)の3名が連携すれば勝機はある!
なおセシルの「暗黒剣」と、リディアとテラの「サンダー系」が弱点である。
DS版ではHPが1000増え、触手が減ってくると、攻撃ペースこそ落ちるが一発あたりの攻撃力が上がる設定に強化されており、油断は禁物。
続編『FF4TA』では地下水脈のボスとして、カイン編にオクトクラーケン、ポロム編の過去にクラーマンモスが登場した。
その後『メビウスファイナルファンタジー』にもデザインを変え登場している。(メイン画像)