概要
「冥界の剣」の異名を持つ仮面ライダーオーガの武器。型式番号SB-000S。金色のスパナのような形状。
通常形態である2本の刃を持つ「短剣モード」では斬撃武器としてだけではなく、エネルギー光弾を放つ射撃武器としても使える。
ミッションメモリーを装填することで刀身の大きく伸びた「長剣モード」へと移行。劇中では主にこちらを使い仮面ライダーファイズ ブラスターフォームと激戦を繰り広げた(なお、長剣モードの起動シーン自体は描写されたものの、刃が伸びる仕組みまでは描かれていない)。また、エクシードチャージをすることで使用者の意思に呼応してエネルギーの刃を形成できる。この刃の射程は理論上無限となっており、凄まじい威力の必殺技「オーガ・ストラッシュ」も放てるようになる。
柄の先にはオーガに埋め込まれているものと同じくフォトンブラッドを凝縮駐留させる役割を持つ「ブラッディオーヴ」が埋め込まれている。
なお、オーガの変身が解けた際には手元から消失し、瞬時にホルスターに戻っている。
活躍
実のところ、原作でのオーガは殆どを徒手空拳で戦っている。
変身の解けた巧にオーガストランザーを振おうとするも、ウルフオルフェノクにの高速戦闘に圧倒されてまともに振るう間もなく、逆に変身解除に追い込まれた。
以後は必殺技で2度使用したのみ。
エクシードチャージを発動せずにまともにチャンバラを行ったのは『仮面ライダーディケイド』が初であり、ディケイドのライドブッカーと斬り合った。
原作・ディケイドそのどちらにおいても短剣モードでの射撃は行われていない。