概要
全長95cm。
肉食寄りの雑食で、草の葉、芽、種子、芽、昆虫、魚等色々食べる。
「カナダ」ヅルという名前だがカナダにしかいないわけではなく、北アメリカ、中央アメリカ、シベリア北東部に分布。繁殖地もシベリアと北アメリカ。
冬鳥として毎年やってくるナベヅルやマナヅルと異なり、カナダヅルは本来日本には来ない。
だが彼らの群れに紛れて来日するうっかりさんが数羽ほどおり、鹿児島県出水市の農耕地にて観測されることが多い。
本来であれば来ないはずなので一応迷鳥に含まれるものの、毎年ごく少数が観測されることから意見は分かれがち。
ちなみに同じツル科の迷鳥とされるのはアネハヅルやソデグロヅルだが、彼らはカナダヅルのようなうっかりさんがいないらしくまず来日する事はない(観測記録はある)。