概要
CV:加藤沙織
大星海公司の陳国明の秘書兼ボディガードをしている女性……というのは表向きで実際には中国人民解放軍の中尉であり、非正規戦に従事する士官である。
スケアクロウが雇っていたPMC連中を素手格闘でねじ伏せており、その実力はかなりのものだが、バルメやチェキータといった面々と比べると劣る模様でバルメには劇中で一方的にやられてしまい、挙句「弱い、弱すぎる!」と酷評されている。(ヨルムンガンドの女性キャラは強さを表す指標が胸の大きさとされており、原作漫画で全裸のシーンが映るが彼女は小さめである。)
また感情的になりやすく、雪辱を果たすことを第一に考えたりミスを犯した部下を処刑したりと指揮官としては難がある人物であり、最終的には彼女以外の部隊の隊員は全滅している。
下記の通り誰かに仕える方が向いていると言える。
陳国明には心酔に近いレベルで惚れ込んでおり、部下を全滅させられ人民解放軍をクビにされた後も毎日彼の元に通い、かつての部下に虚仮にされようとも粘り強くもう一度働きたいと懇願していた。
陳国明がバルメによって殺害された後、彼女を追いかけて二発撃ちこむことに成功するが、自身もヨナによって一発撃たれて実質的な相打ちとなった。
その後はココの手配した病院にバルメと共に入院するも夜中の間に姿をくらまし、そのまま路頭に迷っていたところをDr.マイアミと再会して気に入られ、以降は彼女の3人目の秘書兼護衛となった。
これ以降、バルメとは時折再開して犬猿の仲となっていたが、いくらか憑き物が取れたような印象となり、大星海公司時代よりも表情が豊かになっている。
スカートをたくし上げたり、フルヌードが映るシャワーを浴びるシーンがあったり、Dr.マイアミと温泉に入ってる最中に盗撮されたりと原作漫画では割とサービスシーンが多いキャラである。
彼女の戦闘スタイルは二挺拳銃+銃剣という陳国明の流れを組むものでSIG GSRに銃剣を付けて使用し、マガジンは腰回りに装備したウエストポーチ風のマガジンポーチで行っている。
バルメに敗北した後はマガジンポーチが使い物にならなくなり、片方のピストルを胸部を刺された痛みで落としてしまった為かこの戦法は使用せず、純粋に一丁持ちでGSRを使用している。
原作漫画版ではこのSIG GSRのマガジン底部にクラリックガンのような近接戦闘用スパイクとグリップ下部に肉抜きが施されていたが、アニメ版では作画の簡略化に伴い省略されている。
なお、何故中国軍の軍人が92式手槍等を差し置いてアメリカ製のピストルを使用しているのかは不明。
原作漫画ではかなり鋭いツリ目で描かれていたが、アニメ版ではやや険しさがなくなった目つきになっている。
単行本の9巻のおまけ漫画であるムンムンガンド☆ザ・グレートでは給料が風前の灯火の状態でココ、Dr.マイアミ、チェキータの面々と賭け麻雀をしていたものの、ココのバルメのおっぱいの話に気を取られている隙にチェキータの乳牌倒しによる国士無双を決められ敗北し、財布がすっからかんになってしまった。(バルメの胸の感度が高いと聞いて頬を赤らめたり、はわわ。と言いながら「今月なにたべてくか……」と涙ぐむカレンはアニメ版では見られないため、カレンファンの方は必見である。)