概要
浅垣灯悟がブラック絆創甲をキズナブレスにセットして変身した戦士。セットした際の音声は「ベッDOWN!!」。
癒えない傷口を塞ぐかのように、体の各部位が何枚の絆創膏で何重にも巻き付いており、頭部のレーダーホーンが鬼の角のようになっている。名乗りの口上は「焼き尽くす深き執着の戦士」。
魔王軍幹部を2体同時に戦っても圧倒する力を備えているが、装着中は絆への強い執着とそれを奪う者への憎しみに囚われ、周りが見えなくなるくらい暴走してしまう。ウラギリスことツギハギ博士は、「執着から生み出される無限の絆エネルギーによって翻弄されて暴走している」と推測している。
よって、これを使うのは最後の手段であり、使う際に暴走した後の事を考えてロゥジーに「殺してでも止めてくれ」と頼んでいる。
後にイドラによって暴走しそうになったら強制的にブラック絆創甲を弾く魔法を施され、バーニングブラッド覚醒によりブラック絆創甲はバーニングブラッド絆創甲に変化した。
絆創拘束を巨大なトゲや巨大な拳のような形に束ねて武器にすることができ、無数の杭打ち機型にして相手に叩き込む「パイル・カットバンカー」の他、必殺技として巨大な杭打ち機を生成して業火の杭を相手に叩き込む「バーニング・パイル・カットバンカー」を繰り出す(技名の由来は、絆創膏の商品名、または東北地方での絆創膏の呼び名「カットバン」から)。
なお、アブダビとの初戦闘で、キズナレッドの状態で黒い炎の力を使っている。
並行世界では暴走形態ではない普通の戦士として登場しており、イドラなどの別の人が変身している(要するに本家における戦隊ブラック)。
ちなみに本家スーパー戦隊でも戦隊ヒーローの闇堕ち・暴走フォームは度々存在する(戦隊レッドが闇堕ちすることはもちろん、戦隊レッドが黒い戦士になるのも前例がある)。
暴走フォームは別の特撮ヒーローの方がイメージが強いものの、力の使い方を誤る、または使いこなせなくて暴走した例は存在する。