「神聖なる光蓄えし翼煌めかせ」
「その輝きで敵を討て!」
「シンクロ召喚!いでよ、レベル8!」
「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン!」
概要
OCG第9期第8弾『シャイニング・ビクトリーズ』に収録されたレベル8・風属性・ドラゴン族のシンクロモンスターで、本パックのパッケージモンスターを務めている。
カードテキスト
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、このカード以外のモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。この効果でモンスターを破壊した場合、
このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(2):このカードがレベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
解説
まちがいなく『クリアウィング・シンクロ・ドラゴン』が進化したような姿をしている。
シンクロ素材がチューナーと、チューナー以外のシンクロモンスター1体以上であれば、どんなシンクロ素材でも良いと言うのが魅力的である。
1つ目の効果は、1ターンに1度だけどんなモンスターの効果も無効にして破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分だけこのカードの攻撃力に加えるクリアウィング・シンクロ・ドラゴンを強化したような効果。
これはレベルの制限がない為、エクシーズモンスターを含めたより多くのモンスターに対応できるのは魅力だろう。
クリアウィングでは対処できなかった「恐牙狼ダイヤウルフ」や「励輝士ヴェルズビュート」はもちろん、それらを展開するためのモンスター効果にも対応できる。
クリアウィング同様、自分の場のモンスターをワザとその効果を使わせて発動させるのもありである。
2つ目の効果は、レベル5以上のモンスターとの戦闘の時、ダメージ計算時にそのモンスターの攻撃力を加える効果など、条件付だが『オネスト』の効果をノーコストに発動したような効果を持つ。
特にエクシーズモンスターを余り使わず、シンクロ召喚を主体とするデッキでは手出しが難しく、「モンスター効果も無理、打点で超えるのも無理」と大きく動きが制限されることになる。
あのシューティング・クェーサー・ドラゴンや眠れる巨人ズシンですら正攻法では勝てない(攻撃力上昇効果の発動を無効にしようとしても、(1)の効果で破壊されてしまう)
この効果に対しては、2回攻撃を与える効果を持つカードとの相性は良く、『シンクロ・ヒーロー』の様なレベル4以下の相手モンスターのレベルをワザと挙げて攻撃するのもいける。
このモンスターの弱点は効果を使わずに高打点を出せるエクシーズモンスターとなる。
特に、(1)の効果でも発動を無効にできない『SNo.39希望皇ホープ・ザ・ライトニング』や素の打点が同じ3000の「No.30破滅のアシッド・ゴーレム」、変わったところでは同じシンクロモンスターの「ダイガスタ・スフィアード」は(2)の効果を逆利用される関係で天敵となる。
また、発動しない永続効果は無効化出来ない為「ナイト・ドラゴリッチ」や「クリアー・バイス・ドラゴン」も相性が悪い。
また、魔法・罠には対応していないので「禁じられた聖槍」や「神の通告」て対策しておきたい。墓地からの「ブレイクスルー・スキル」は対抗策としても非常に優秀。
ステータスの内、属性以外は青眼の白龍やレッド・デーモンズ・ドラゴン、
攻守以外はスターダスト・ドラゴンと同じとなっている。
レベルの関係上、アルティマヤ・ツィオルキンに対応している。
相性のいいカード
自己再生効果でS素材を用意できる。
アニメでの活躍
ユーゴが『クリアウィング・シンクロ・ドラゴン』と『SR赤目のダイス』をチューニングしてシンクロ召喚した新たなドラゴン。
セレナの月光舞獅子姫と戦闘を行い、その攻撃力を吸収して戦闘破壊してフィニッシュを決めた。
攻撃名は「烈風のクリスタロス・エッジ」。