クリムゾンベイルバイスタンプ
くりむぞんべいるばいすたんぷ
『ブラックアウト!』
システム音声:津田健次郎
『仮面ライダーリバイス』に登場するバイスタンプ。
かつて狩崎真澄が開発したローリングバイスタンプを基に開発された発展型で、形状はそのままだがカラーリングが深紅になりベイルの顔の線画が描かれているのが特徴。
変身待機音はエレガントなバイオリン調だが、かつてベイルがシステムの中枢であったベイルドライバーのそれを彷彿とさせる旋律となっており、変身音の前にはベイルドライバーやデモンズドライバー同様の心音らしきSEが鳴る。
必殺待機音は厳かながら何処か怪しげなコーラス。
ベイルの封印、元太の体内への回帰後は闇市に売られてある人物の手に渡り、改造されて登場する。
尚、何故こんな危険なものが闇市に売られていたのか?という疑問に関しては「元関係者がどさくさに紛れて持ち出して売り飛ばした」等の可能性が考えられ、現実でも(危険なものはないが)払い下げ品として軍事物資やその余剰品が民間に売り渡されることがある他、過去作品でも似たような事例があるため、そこまでおかしなことではない。
悪魔強化液「クリムゾンゲル」をベイルに塗布させ、クリムゾンベイルへと変貌ないしは変身させる機能がメイン。
このクリムゾンゲルは消滅しかけで不安定な存在であるベイルに特殊な電磁フィールドの装甲を形成し、存在を保つ役割がある。
ローリングの発展型なためか「ペインティングフィニッシュ」の発動やローラーを回してのチャージ等、一部機能が共通している。
また、ローリングの「スタンプを押してバイスを収納する機能」を発展させたのかかつてのデモンズドライバーの如くベイルをスタンプに吸収し、元太に押印することで体内に注入・隔離する機能も搭載されていた。
プレミアムバンダイから発売。2022年7月4日予約開始、2022年11月発送予定。ローリング同様、相変わらず発光部分のLEDは一つだけ。
劇中の変身ギミック再現以外にもリバイスドライバーとの連動や劇中のベイルのボイスも収録。
が、本編のアフレコより早い時期に玩具の音声が収録された影響か、印象的な台詞の「俺は貴様を許さないぞ。永遠にな……」が新録の際にイントネーションが変わってしまい、ただの恨み節になってしまっているとファンからは嘆きの声が上がった。また上記のベイル封印音も収録されていない。
リバイスドライバーでの変身音は『深く 紅く クリムゾンベイル』。
リミックス変身音は『クリムゾンリミックス!必殺! 深く! 紅く! クリムゾンノヴァ!』
- 押印面はおそらくベイルの顔。どことなく肋骨や隈取りを思わせるが、かつて宿されていたシステムの基本形態の動物にも似ている。
- ベイルはこのスタンプを介して元太に吸収されたが、スタンプ自体は現存しているため今後仮面ライダーデストリームの武器として使われる事も期待されていた。
- しかし上記のファイナルステージでの経歴からその可能性は現状かなり低くなってしまった(全く無いわけではなく、事件解決後に再び元太の手に戻ったのなら十分あり得る話ではある)。