この項目には、『仮面ライダーリバイス ファイナルステージ』のネタバレが含まれます
ジョージ・狩崎「若林優次郎……!?」
「私は若林優一郎。」
ジョージ・狩崎「優一郎……」
「優次郎の双子の兄だ。そして、私の後ろにいる者たちは……戦いで散ったフェニックス隊員の遺族だ。」
『ブラックアウト』
ジョージ・狩崎「What……!?」
「時は来た。フェニックスに復讐する時がなぁ…!!」
演:田邊和也(優次郎と共通)
概要
本編にてカメレオン・デッドマンに殺された、若林優次郎の双子の兄。
兄弟で瓜二つの容姿をしており、初めて彼と出会った狩崎も驚いたほど。かつて戦場で活躍する兵士(傭兵、自衛隊、義勇兵あたりのような立ち位置なのだろうか)として活躍していたが、弟が殺された時に何もできなかった無念と、結果的に弟を死に追いやったフェニックスに恨みを募らせ、弟の敵を討つべくその残党的な立ち位置であるブルーバードへの復讐を企てる。
そもそも弟を殺したのはカメレオン・デッドマンであるため、一見すると見当違いの逆恨みに思えるが、現在のブルーバードにはかつてデッドマンズの一員であった花や玉置がいる上、フェニックスも裏でギフと繋がっていたため彼等に対する復讐と考えれえば強ち逆恨みとも断じ切れない、複雑さも秘めている。いずれにせよ不毛な復讐である実態には変わりない為、一輝からも「こんなことをしても司令官は戻ってこない」と諭されているが、それに対して「そんなことは解っている!!」と返している(≒逆説的に一輝に優次郎を守れなかった事実を突き付けている)ところを察するに、自らでも踏みとどまり方がわからなくなってしまっていたのかも知れない。
活躍
弟を失った悲しみから生まれた悪魔・ベイドと融合し闇市で手に入れたクリムゾンベイルバイスタンプをブラッドベイドバイスタンプに改造した後、上記の台詞の発言した後にブラッドベイドへ変身。バイスを取り戻す実験中だったジョージを襲撃した。
遺族が変身したオクトパス・デッドマン、タートル・デッドマンとギフジュニアと共に他の仮面ライダー達を追い詰めるが、精神世界から帰ってきた一輝が一同に合流し、仮面ライダーリバイス・真に変身したことで形勢が逆転され、最終的にリバイス・真に倒された。(悪魔であるベイドが消滅したかは不明)
最後は亡き弟に語りかけながら敗北し、ブルーバードに拘束された。
「優次郎……私が間違っていたとでも……いうのか……」