解説
前半に登場。クラスはハイプリースト。
グランベル王国の六公爵家のひとつで、聖戦士ブラギを祖とするエッダ公爵家の当主。同じく大司祭ブラギが興したエッダ教団の神父も務めており、死者を蘇らせる聖杖バルキリーの継承者。ただし無制限ではなく、蘇生の可不可には対象のエーギル(クロードは生命力と説明しているが、設定資料集の解説では「運命力」で、恐らく命運や天命のほうが近い)が関わる。しかも杖は所在不明になっている。
グランベル王国での六公爵家間の対立に危機感を抱き、後にシグルドとバイロン卿がクルト王子を暗殺したという噂が広まったことで、事の真実を把握するためにブラギの塔へ向かった。
ブラギの塔でバルキリーの杖を取り戻すと共に神託を受け、シグルドの無実を知る。国に戻り国王に伝えようとするが、暗黒教団の陰謀により反乱軍の一員とみなされてしまう。シグルド軍に加わりシレジア王国へと逃亡し、その後もシグルドたちと運命を共にする。
ティルテュ、シルヴィア、エーディンと結ばれると会話が発生し、エーディンの場合は、神託でこの先のシグルド軍が迎える結末を知っていることを明かす。他の恋人との会話でもこの結末を知ったうえでシグルドに同行する決意を固めている様子が見て取れ、せめて妻と子供達だけは逃げるようにと気遣っている。
生き別れの妹がいるそうだが、自軍に妹と同年代かつブラギの血を引く少女がおり、本人たちはそのことを知らないため、プレイヤー次第では彼女と結ばれることもできる(一応明言はされていないものの、村で親同士の聖戦士の血統が近いとその聖戦士の血が強くなるが、きょうだいの結婚は禁忌であるという思わせぶりな発言まである。本筋の話を指している可能性も高いが)。
父親としては、スキルが一切ない上に継承するバルキリーの杖を使用可能な子供は二人だけだが、ブラギの血統でHP・魔力・運・魔防の成長率に補正がかかり、更に子供が杖使いだと杖の武器レベルが上がる。
余談
超戦術ガイドBOOKでは、スキルが無いという理由で「シルヴィア以外とならこれといって価値無し。シルヴィア以外とならくっつけない方がマシである。」と、痛烈に酷評されてしまっている。
しかし、上述の様にステータス補正は優秀で魔防補正と杖のレベルUPは極めて貴重である為、スキルが無い事に目を瞑れさえ出来ば、実際は優秀なユニットである。
尚、彼の長所を最大限に活かせる相手は、実はフュリーである。
外伝『トラキア776』では、ブラギの塔にてエッダ教徒のスルーフ神父が彼の声を聞き、「クロードの目」として活動している。
関連タグ
ティルテュ エーディン シルヴィア リーン コープル スルーフ