データ
別名 | 電磁魔獣 |
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身長 | 60m |
体重 | 5万6千t |
出身地 | 異次元 |
概要
第24話「ぬくもりの記憶」に登場。
交通事故に遭い昏睡状態となった事で幽体離脱のような状態に陥っている高杉純少年にだけ姿が見える悪魔のような姿の怪獣。他の惑星から来たといわれている。
その姿は電波の歪みとしか認識されておらず、神流市に潜んでアモルフォス波という電磁波を吸収して成長していた。このアモルフォス波を体に照射されると実体化する。
過去に悪事を働いたために封印されていたらしく、出現時に額から引っぺがしていた白い結晶体が苦手。
頭にある角で電磁波を吸収し、伸縮自在の両肩の触手から流れる電流、両手から発射する電撃弾、先端が鋭くなった尻尾「ソードテール」が主な戦力。
テックサンダー4号にアモルフォス波を浴びせられたため実体化。ウルトラマンコスモスを苦しめたが、テックサンダー3号が発射した弱点の結晶体入りの弾丸を飲み込んでしまって苦しみ、形勢逆転。
追い詰められると降参し宇宙へ帰るふりをして、コスモスが背を向けた瞬間に不意打ち攻撃を行った。しかしこれが原因でコスモスを怒らせてしまい、ブレージングウェーブを受け爆死した。
余談
着ぐるみはマハゲノムに改造された。
これまで、コスモスは侵略者の手先やカオス怪獣を除き、気性の荒い怪獣でも心を落ち着かせるなどの穏便な方法で解決する事が殆どだったが、グラガスは前者に該当しない怪獣でありながら、倒されるという珍しいパターンであった。
慈悲は与えるが、このような卑劣な相手には拳を握ることを躊躇わないというコスモスの人物像を端的に表した末路だったと言えよう。